ワーグナーの生誕祭によせて『タンホイザー』最終幕から「巡礼の合唱」を、アドラー社の大型リードオルガンで
今日(5/22)は、ワーグナー(1813-1883)の誕生日ですよ〜(・o・ゞ
ワーグナーの楽劇『タンホイザー』の最終幕から『巡礼の合唱/PILGERCHOR』を、1916年ニューヨークのアドラー/Adler社による、6オクターヴの音域を誇る堂々たるリードオルガンで弾きました。
足踏み式オルガンはマトモな楽器として理解されるには全く至っておらず、その表現力が実は非常に豊かであることもほとんど知られておりません。それと同時に、19世紀から20世紀に時代が変わる頃の作曲家たちのほとんどがオルガンを弾いていたことも忘れられています。現代はオルガン音楽に触れる機会がなかなか少ないですが、それにしてもオルガンはあまりにも不当に無視されている・・・と言っても過言ではないでしょう (´・ω・`)ショボーン
亜米利加はリードオルガン大国でこの動画にあるような「豪華装飾棚付」の大型リードオルガンが珍しくなく、さすがに住宅事情が根本的に違うんですよね〜。豪華装飾棚付のおかげで背が高く見えますが、実は棚にはオルガンのパイプは入っていない単なる装飾です(!)ので、基本構造は背の低い普通のリードオルガンと変わりありません。
このリードオルガンは、おなじみ、才気堂の 渡邉 祐治 氏の修復による楽器です。修復の渡邉祐治氏は単なるピアノ調律師の枠をはるかに飛び越えた大変な才人、底知れぬ発想は止まるところを知らず(・o・ゞ
・調律師「才気堂」:http://saikido.blog.jp/
・渡邉祐治氏YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC6wktpotX7LAsEq-4diaaIA
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