ロワイエ『クラヴサン組曲』から『Tambourin/タンブーラン』を、フレンチクラヴサンで
高円寺北口から10分程度の閑静な住宅地のど真ん中にある「ソフィアザール高円寺バロック」所蔵のフレンチクラヴサンを使って、ロワイエ(1705?-1755)の「クラヴサン曲集」から『Tamburin/タンブーラン』を弾きました。7月27日にはココでチェンバロ演奏会:バロック方面より風来たる ACT.1 ですよ〜。
このクラヴサンは多彩極まりない才人の 永野光太郎氏 が2018年末に納入した楽器でようやく半年経ったばかりですが、音響振動に対する反応が抜群に良く、いわゆるエージングが進むわ進むわでいつも仰天させられています。
・永野光太郎オフィシャルサイト:https://oratokoratok.jimdo.com
「Tambourin/タンブーラン」とはプロヴァンス地方に伝わる胴長の太鼓のこと。この太鼓を腰の位置に提げて片手に持ったばちでリズムを取りつつもう片方の手で笛を吹く、という演奏スタイルで、有名なビゼーの「アルルの女」の『ファランドール』はな〜んと実はこのオリジナルの旋律そのまんまを使っているんですね〜。この良く鳴り響くチェンバロではいささかエゲつないほどの鳴りが民族色を濃厚にしてくれている感あり、まことに愉しいです (`・ω・´)
ロワイエの「クラヴサン曲集」の出版は1746年・・・ということはJ.S.バッハの亡くなる4年前であると同時に、W.A.モーツァルトが生まれるたった10年前だったりします。おふらんすなバロック音楽が爛熟していた時代のクラヴサン音楽です。どうぞお楽しみくださいませ〜! ヽ( ̄▽ ̄)ノ
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