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カテゴリー「音楽>作曲家>Brambach」の3件の記事

2024年6月21日 (金)

遠州楽器制作株式会社 ENSCHU E150 新品で、ブラムバッハ『カンツォネッタ, op.69-3』を

遠州楽器制作株式会社は、日本の新しいピアノメーカーです。かつて日本では浜松を中心として百社以上のピアノメーカーがありましたが、現在は最大手以外はほとんど全滅して日本のピアノ制作の伝統が途絶えてしまったかに見えますが、ぎりぎりのところで踏みとどまったのが何よりも嬉しいことと思います。MADE IN HAMAMATSU の誇りを持って、安かろう悪かろうでなく「柔らかく美しい音色のピアノ」を作り続けようというその意気や良し!

・遠州楽器制作株式会社:
https://enschu-gakki.co.jp/

Carl Joseph Brambach(1833−1902)はドイツのボン近郊に生まれケルンの音楽院で学び、生涯をほぼボンでの作曲と音楽生活に専念しました。例によってほぼ完っ全に忘れられていますが適度に複雑で飽きずに聴きやすく美しい曲を多数生み出しておりますよ〜。土砂降りの雨音が盛大に入ってしまっていて御免w(・o・ゞ

2023年8月26日 (土)

YAMAHA G2B 小池岩太郎モデル 1964年製 で、ブラムバッハの「8つの演奏会用作品, op.69」から、第7曲『ロマンス』を

1964年製の YAMAHA G2B 小池岩太郎モデル で、ブラムバッハの「8つの演奏会用作品, op.69」から、第7曲『ロマンス』を弾きました。

このデザインはYAMAHAからレーモンドのデザインとしてアナウンスされたことがないにも関わらず長年根拠なくレーモンドによるデザインと憶測されていましたが、最近YAMAHAが特許庁の意匠登録データなどを精査し直した結果、代表デザイナーを示す「意匠考案者」が工業デザインの重鎮の東京芸大名誉教授の小池岩太郎氏(1913-1992)であったことが再発見されました。なお「意匠考案者」がレーモンドだった機種は、アップライトの一機種だけだった由(*´-`)

・毎日新聞 2023/3/19
https://mainichi.jp/articles/20230315/k00/00m/040/317000c?fbclid=IwAR2ie2YkxgX8M8xaYgGD6qQrPO5cw7kpsfi47OYWQocs7joepzTgvbSzyUo

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

ブラムバッハはドイツのボン近郊に生まれケルンの音楽院で学び、生涯をほぼボンでの作曲と音楽生活に専念しました。例によってほぼ完っ全に忘れられていますが適度に複雑で飽きずに聴きやすく美しい曲を多数生み出しており、この『ロマンス』はその白眉とも言えそうな曲ですよ〜(・o・ゞ

2023年5月10日 (水)

BELTONのアップライトピアノFU33W(1976年製)で、ブラムバッハ「Acht Vortragsstücke, Op.69」の第7曲め『Romanze/ロマンス』を

Carl Joseph Brambach(1833-1902)による「Acht Vortragsstücke, Op.69」の第7曲め『Romanze/ロマンス』を、昭和51年(=1976年)納入調律という調律カードが入ったBELTONのアップライトピアノFU33W(Serial No. 303xx)で弾きました。なお、BELTONという綴りから「ベルトン」と表記されることも少なくないですが、最後期の従業員から直接「ベルトーンだった」という証言が得られていますぜ。

このピアノ、形式が「FU33」でウォルナット仕上げなので「W」が付けられているんだろうなぁと推測。この個体は某教会の所有で、調律カードによると2002年までは数年おきに手を加えられていたようですがそれから20年近く放置されていた由。そのワリには状態がまともで調律しただけでそれなりに豊かな響きが蘇ったのが僥倖で、2023年4月1日にごく小規模で行ったミニコンサートの実況録画でございます(*´-`)

BELTONは古き佳き時代の国産ピアノ、日本のピアノ製作のメッカであった浜松の冨士楽器/ベルトーンピアノ研究所で作られています。このベルトーンという名称は芸大教授でピアニストであったレオニード・クロイツァー/Leonid Kreutzer(1884-1953)氏によるもので、このピアノの鋳物フレームには誇らしげに<"BELTON" NAMED BY PROF. LEONID KREUTZER>と鋳込んであります。また、古い時代のBELTONの鋳物フレームで<MANUFACTURED SINCE 1937>と鋳込んである写真がネット上には複数転がっております。BELTONは「国産ピアノの中でとりわけ音色が良い」という定評はあるようですが、かたや「修復にエラく手がかかる」という評価もあるようで、まぁありがちなバラつきなんだろなぁというのがワタクシ個人の見怪でございます。とりわけ、楽器とはもともとの質よりもナニよりも「履歴の個体差」の方が圧倒的にモノを言いますからね〜。

作曲のBrambach/ブラムバッハ(1833-1902)はボンの近郊に生まれてケルン音楽院で学び、生涯の大部分をボンで過ごした音楽家です。例によって作品のほぼ全てが忘れ去られており、な〜んとYouTube上にもほとんど作品が見当たりません。作品番号はどうやら117まで、この動画の「Acht Vortragsstücke, Op.69」は1888年にライプツィヒの F.E.C. Leuckart社から第1集4曲第2集4曲のセットで出版され、この『Romanze』は第2集の3番めですので7曲めという計算になります。

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