Lee Conklin Reed Organ Museum の Estey 社のリードオルガン「Church Model」で、Sydney H. Gambrell(around 1900) 作曲『The King’s March』を
2年前の2019年10月中旬に Reed Organ Society gathering が行われた、ミシガン州の小さな村:ハノーヴァーにある Lee Conklin Reed Organ Museum の動画シリーズ(ちょうど2年前の今日10/20の午前中に一気に10本ちょい録りました(^^)v)継続ちぅ〜。ココには100台ものリードオルガンが展示されており(公開は日曜午後の4時間のみ;;;)、遠く遠くの日本からはるばる訪ねたよしみで(?)まとめて録画する時間を取らせてもらえたのでした (*´-`)
ウォルター・ヘンリー・ルイスの『休日の鍵盤愛好家のための曲集 〜あらゆる機会のために〜』(1914年)には小品が36曲おさめられておりますが、実は玉石混淆で弾き手の理解力が問われるのはココだけのハナシw。その中から第6番、Sydney H. Gambrell 作曲という表記の『The King’s March』を、有名な Estey 社で作られたリードオルガン「Church Model」で弾きました。このころは世界中に厄介な疫病がはびこるなんて夢にも思わずに、 渡邉 祐治 さんと北京&メキシコシティ経由で遊び倒してたんでしたっけw
Estey 社はいわば「リードオルガン界のスタインウェイ」的な存在でして、がっしりした躯体をバッチリ鳴らす楽器がとりわけモノ凄いです。この楽器もいかにも頑丈で周りの楽器よりガタイが一回り大きく、大迫力の鳴りを誇っています。とゆ〜ことは空気も大量に消費して足踏みペダルも重く、懸命に踏んでいるとワタクシの貧弱な身体ではマジで少し浮くんですよ〜w。それが証拠にこの動画では椅子が後ろに後ろにジリジリ下がっているのが観察できますので、どうぞお愉しみくださいませwww
作曲とされている Sydney H. Gambrell は1900年前後に作品番号100を超える楽譜を出版(!)しており、大変にウレた作曲家であったことがうかがえます。問題は人物についての資料が全く検索に引っかかってくれなかったところで、これが本名なのかペンネームなのかさえわからなかったりします。オリジナルは1901年にバーミンガムで出版された『Miniature Recireations, Six Pieces for the Pianoforte No.6, The King’s March』として出版されたピアノ曲で、A-B-A-C-A の A-B-A の部分が採用されています。
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