いたいけなw高校生のころ北海道の国鉄ローカル線撮影にかまけていたワタクシ、2年生の夏に念願の初北海道ひとり旅、当然すべて車中泊で・・・
1日め午後:室蘭本線 礼文駅(れぶん)
2日め午前:名寄本線 沙留駅(さる、町の名前は「さるる」)
2日め午後:興浜南線 沢木駅(さわき)
3日め :宗谷本線 抜海駅(ばっかい)
4日め午前:ガラにもなくw札幌市内見物
という、いかにも初心者の詰め込み過ぎな行程。まぁ今見てもなかなか上手に詰め込んでいて、当時の自分をホメてやりたい気もしますけどネw
数年後1987年の国鉄民営化を控えて廃止がせまった路線の中でオホーツク沿いの興浜南線(こうひんなんせん)に目をつけて1/50000地形図で撮影地として目をつけたのが、興部(おこっぺ)ー沢木(さわき)の御西川(おにしがわ)河口部、オニシ沼をまたぐ鉄橋(`・ω・´)
そもそも興浜南線は1日5往復ぐらいしか走っていない路線ですから撮影できたのは1本だったか2本だったか。しかも初めて雄大極まりないオホーツク海岸のまっっっただ中に一人で乗り込んだのですからマトモな判断が全くできなかったようで、絵にならない写真(ん?)しか撮れなかったのでした。東京に戻ってフィルムを現像に出して仕上がりを見て、ホントにガッカリしましたよ〜w
・・・まぁこのリベンジは廃止直前の3月に果たせたのですが。その記事はこちらから(^^)
30数年ぶりに再訪すべくクルマを牧草地の中に転がしてもらって、歩きまわって来ましたよ〜。厳しいオホーツクの姿にときおり陽射しが降り注ぐという絶好のシチュエーション、そう簡単にお目にかかれないディープ北海道を満喫できました(*´-`)
泊めてもらった友人宅は遠軽。ワリと近くの不気味な鴻ノ舞(こうのまい)金山跡を横目に抜けて、相当に草むしたクチャンナイ林道を必死で突破、かなりディープに道内を巡っているこの友人イチオシの中立(なかたて)神社へ。中立牛(なかたてうし)神社だと思ったら、鳥居に「中立神社」でビックリでした。
氏の説明ではココは草むしたボロボロな廃神社のはずだったのに、きっちり草刈りしてあってクルマが何台も止まっていて一驚。なんと、これから年に一度の社日祭がちょうど始まるところでかなりの年配な方々が10人ほど、部外者なのに一緒に土の神さまを拝むことに。そこで伺ったのは、消防署とか公民館とかのところに同じ碑で馬頭観音が刻まれたものがあって、そこに建立時期が刻んであるとのこと。
少し離れた下立牛(しもたてうし)地区でかつて公民館だったらしき建物をなんとか見つけたのですが、活用されなくなって久しい様子。すぐ目の前にかなり新しい農場だったか牧場だったかがあって、昔からの伝統とは全く切り離されている印象を受けざるを得ませんでした。
ココにも確かに同じ形態の五角柱状の碑があってな〜んと「昭和11年9月23日 下立牛青年団」と。しかもすぐ隣の立牛小学校跡の碑には「開校 明治43年6月15日」とあり、この地区の入植がかなり古いことが判明してなかなかの感動でございました。
午前中だけでお腹いっぱいですが、まだまだ続きますぞ〜(`・ω・´)
美利別滝(ピリベツの滝)で気を良くした我々、帯広の北の上士幌(かみしほろ)へ抜ける町道常呂川(ところがわ)本流線の勝北峠(しょうほくとうげ)を狙ったのですが、留辺蘂(るべしべ)からおけと湖、芽登(めとう)温泉へ抜けて本別(ほんべつ)までの道道88号線がバッチリ整備されて拡幅工事もどんどん進んでおり、ひょっとしたら勝北峠(しょうほくとうげ)は用済みとなってしまったのかもしれません。
途中の景色はおよそどこからでもヒグマが出て来そうな怖い北の森でしたが、出会ったのは幸いにも鹿ばかりでした (*´-`)。最近は自分で好き勝手に遊ぶときでさえ上げ膳据膳でないと目もくれない傾向が強くなっているようで、こんな道に分け入ってあるかどうか確証のない景色を探すなんてぇのは酔狂の極みなのでしょうが、こんな素敵な景色に出会えましたよ〜。
この一角だけ水が溜まっていて白樺が群生しているという、まぁ地形や水の流れの妙などがもたらした偶然の産物にすぎないのでしょうが、まさに厳しい北の大地の片隅にひそむ小さな輝きでした (`・ω・´)
この先、抜けられるかなぁと期待したのもつかの間、無情にも通行止めと相成りました。残念無念っ。
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