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カテゴリー「音楽>ピアノ工房ピアピット」の84件の記事

2024年7月19日 (金)

1950年ごろ製造 ALEXANDER HERRMANN/アレキサンダー ヘルマンで、カリンニコフの『悲しき歌』を

戦後おそらく1950年前後と思われる アレキサンダー ヘルマン(福山ピアノ社、Material Made in Germany)で、カリンニコフの『悲しき歌』を弾きました。

ALEXANDER HERRMANN/アレキサンダー ヘルマンは20世紀初頭創業のドイツは Sangerhausen(ザンガーハウゼン、旧東ドイツ地域)のメーカーですが、この個体は銘板に「Material Made in Germany」と明記されていまして、実は日本の福山ピアノ社がドイツの本家から部品を輸入して日本で製作していたブランドのようです。まぁこの銘板そのものは英語表記でかつ動詞の「made」まで大文字始まりの「Made」になっているので、日本の職人お得意のコピー技術で本家をマネた可能性大と思いますけどね〜w

フツーに考えればこれはいわゆる「ニセモノ」とか「パチモン」とかで終わってしまいそうなシロモノですが、ちょ〜っと待っていただきたい。少なくともこの個体は曲を弾いた際の余韻がおよそ日本のピアノ製作伝統からかけ離れているとさえ思わせられるような繊細さを持ち合わせていてビックリ、福山ピアノ社が直接指導を受けたうえでその通り真面目に製作していた可能性すら想像できそうな素晴らしさでした😳

動画内に載せた福山ピアノ社カタログの ALEXANDER HERRMANN の項に<独逸最堅牢アレキサンダーヘルマンスケールにより製作せる最高級品><独逸ローイスレンナー会社へ特別注文せる世界的内部弊社直輸入製作品>という表現があり、また福山ピアノ社は1946年に国際水準到達を目標に10年計画を立ててブリュートナーの徹底的な研究・分析に着手したとのことで、あながち伊達や酔狂による誇大広告でもなさそうに思えます(同時に誇大広告華やかなりし時代でもあるので、ナンとも判断しづらいのもホンネw)

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

参考:三浦啓市『日本のピアノメーカーとブランド』
https://www.ankasha.com/books/books2

Vasily Kalinnikov(1866−1901)はロシアの薄命の作曲家です。モスクワ音楽院に入学するも学費が払えず退学、さらにチャイコフスキーに認められるも結核のため南部への転地療養を余儀なくさせられて35歳を目前にして亡くなる・・・というのはなかなかに悲劇的な人生であります。この『悲しき歌』はいかにもロシア民謡な雰囲気を濃厚に備えた佳作ですぞ✨

2024年7月15日 (月)

1932年製のSCHILLER/シラー Style H, Hepplewhite Design で、リスト『La lugubre gondola I/悲しみのゴンドラ第1』を

SCHILLER/シラー Style H, Hepplewhite Design 1932年製 で、リスト(1811-1886)が最晩年(1882年)に作曲した『La lugubre gondola I/悲しみのゴンドラ第1』を弾きました。

例によっての渡辺順一さんのピアピットによる徹底的なオーバーホール品です。ボロボロガタガタだったのをとにかく新品当時に戻すべく、徹底的に観察してガッツリ手を加えてのオーバーホールでじっくりと一年、寸法資料はおろか SCHILLER/シラー社が求めていた楽器としての方向性もナニもかも誰も知らないワケで、無数の部品をイイ感じで機能させるための詳細な観察そしてバランス調整は想像を絶する世界だなぁと思わされました。いやはや、どんな分野でも、多面的重層的に理解している技術者たちってば凄まじい存在ですね〜😳

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

最晩年のリストのピアノ小品は調性を逸脱させようという実験的な試みがなされている・・・というような記述がそれこそそこら中にコピペされてそれで「以上、終了」な印象wを受けますが、ちょ〜っと待っていただきたい。かのワーグナー(1813-1883)が古典的機能和声の崩壊の端緒となったとされる『トリスタンとイゾルデ』を作曲したのは四半世紀も昔の1857年から1859年にかけてですし、リストはワーグナーの作品をさんざんピアノソロ編曲して熟知(我々凡人が想像すらできないレベルで「熟知」していたのも当然ですネ)していたに決まってますし、いまさらナニが「調性を逸脱させようという実験的な試み」だと思うわけで。とは言え、最晩年のピアノ曲はリストの曲としてよく知られている響きとは全く異なる響きに満ちているのもまた確かですけどね〜(・x・ゞ

SCHILLER/シラーは米国イリノイ州はオレゴンのメーカー、1890年頃から1936年まで独立経営でその後 Cable Company と合併し、SCHILLERブランドはそのラインナップの中で最高級品とされてさまざまなスタイルによる「アートケース・ピアノ」を数多く生産していました。なお小さな機種ばかりということもあり、SCHILLERブランドはあくまでも家庭用の最高級品という位置づけであったようです。ネット上で合併前1929年のカタログが発見でき、細部は異なりますが奥行5フィート2インチ(=158cm弱)のStyle H, Hepplewhite Design であろうと判断しました。

この1929年のカタログでは「音響業界がラジオや蓄音機のおかげで著しく発展しているのにピアノ業界は旧態依然としており、唯一、Schiller社だけが例外的に最先端の知見を援用している」という主張をしています。

 <最新のラジオや蓄音機の開発でこのような顕著な発展をもたらしたものと同じ原理が Schiller Super Grand の発音部分にも援用されています。
  他社のグランドピアノとは異なり、シラー社のグランドピアノの響板の振動部分はケースから独立しています。 (ラジオのスピーカーユニットの振動板にも同じアイデアが見られます。)
  その結果、信じられないほどの深みと歌唱力を備えた音色が生まれました。響板がケースとの接触から解放されて振動することで、わずかなタッチに瞬時に反応すると同時に持続的な共鳴が得られています。>(Schiller社カタログ、1929年)

2024年7月12日 (金)

1981年製 DIAPASON 183E-1 グランドピアノ で、ボルトキエヴィチ『10の前奏曲, op.33』から、第3曲 ニ長調を

DIAPASON(ディアパソン)の1981年製 183E-1 グランドピアノで、ボルトキエヴィチ『10の前奏曲, op.33』から、第3曲 ニ長調を弾きました。例によってのピアピットによる再調整品ですぜ(*´-`)

DIAPASON(ディアパソン)はよく知られた国産ピアノで、天才技術者の誉れ高い大橋幡岩氏の高い志を実現すべく製造されたのが始まりです。この動画の楽器は1981年製ですので浜楽商事が販売していた時代の製品、この個体の「ピアノ保証書」に「ディアパソンピアノ」ではなく「デアパソンピアノ」と印刷されていて、この時代の呼称は実は「デアパソン」だったのかいな? とノケぞりました💦

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
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Sergei Bortkiewicz(1877-1952)は主にウィーンなどドイツ語圏で活躍したウクライナ生まれの作曲家で、10数年ほど前からようやく再評価されるようになってきました。二度の世界大戦そしてロシア革命に翻弄された激動の人生はすさまじいものですが、その音楽は実にロマンティックかつ濃厚な歌心に満ちています。

2024年7月 5日 (金)

1979年製の KAWAI BL-51 で、フォルクマン「さすらいのスケッチ, op.23」から、第1曲『愉しきさすらい』を

1979年製 KAWAI BL-51 で、フォルクマン「さすらいのスケッチ, op.23」から、第1曲『愉しきさすらい』を弾きました。

KAWAIのBL-51は高さ126cmというアップライトピアノ、ごくスタンダードな型式です。この個体は内部フレームの「BL-51」というロゴの横に「SPECIAL」と印刷されており、前パネルに装飾があってかつチューニングピンが鍍金でピカピカ、というなるほど特別仕様。KAWAIは百貨店販売にも力を入れており、百貨店販売仕様としてこのように「SPECIAL」と差別化していたのでした〜👌

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
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Volkmann/フォルクマンは現ドイツのザクセン州の教会音楽家のもとに生まれ、主にブダペストで作曲家として活躍していました。晩年にはリストが院長であったブダペスト王立音楽アカデミーで、和声法と対位法の教授を務めていました

さてこの作品、原題は「Wanderskizzen」で直訳すると「旅の素描」てな感じになりますが、1850年ごろのドイツ語圏で「Wandern」はロマン主義の影響で自然を愛してその中で心の安らぎや啓示を求めるような、単なる移動を超えた精神的な活動とみなされることがあり、やはり「旅」ではなく「さすらい」を採用して「さすらいのスケッチ」ですね〜。そして、この第1曲『Gemüthliches Wandern』で「Gemüthlich」は「心地よい」「のんびりとした」ですから、『愉しきさすらい』でしょう😉

2024年6月28日 (金)

1990年製 KAWAI CX-5 で、キール「若き日々の点描, op.1」から第4曲『歌』を

1990年製 KAWAI CX-5 で、キール「若き日々の点描, op.1」から第4曲『歌』を弾きました。

KAWAIのCX-5は高さわずか105cmという超小型アップライトピアノです(左奥の普通のアップライトとの高さの差が歴然ですね〜)。小さなアップライトピアノはデザイン重視で音は二の次と思われがちですが、さすがの1990年当時の大手国産メーカーの製品で基本構造がしっかりしていたためか、経年による熟成のためか案外と木の箱の響きが豊かになっていてびっくりでした。例によってのピアピットの再調整品、激安らしいw

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
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作曲のFriedrich Kiel(1821−1885)はシューマンの11歳年下でブラームスの12歳年上です。例のごとくで多くの作品を出版しており、主に器楽曲の作曲家として名を馳せました。資料上ナゼか「op.1」が2作品あってノケぞりましたが、まぁ昔のこと、いろんなことが起こっても不思議はないのかなぁ・・・とかなんとか。土砂降りの雨音が盛大に入ってしまっていて御免w(・o・ゞ

2024年6月21日 (金)

遠州楽器制作株式会社 ENSCHU E150 新品で、ブラムバッハ『カンツォネッタ, op.69-3』を

遠州楽器制作株式会社は、日本の新しいピアノメーカーです。かつて日本では浜松を中心として百社以上のピアノメーカーがありましたが、現在は最大手以外はほとんど全滅して日本のピアノ制作の伝統が途絶えてしまったかに見えますが、ぎりぎりのところで踏みとどまったのが何よりも嬉しいことと思います。MADE IN HAMAMATSU の誇りを持って、安かろう悪かろうでなく「柔らかく美しい音色のピアノ」を作り続けようというその意気や良し!

・遠州楽器制作株式会社:
https://enschu-gakki.co.jp/

Carl Joseph Brambach(1833−1902)はドイツのボン近郊に生まれケルンの音楽院で学び、生涯をほぼボンでの作曲と音楽生活に専念しました。例によってほぼ完っ全に忘れられていますが適度に複雑で飽きずに聴きやすく美しい曲を多数生み出しておりますよ〜。土砂降りの雨音が盛大に入ってしまっていて御免w(・o・ゞ

2024年6月19日 (水)

戦後1950(昭和25)年製 YAMAHA No.20(170cm)で、ドビュッシーの『Rêverie/夢』を

戦後1950(昭和25)年製、名品として名高く今となってはなかなかお目にかかれなくなった YAMAHA No.20, 170cmがいつものピアピットに入庫、調律がさほど乱れていなかったので修復前の状態を記録しておきました。非常に魅力たっぷりの音色を備えていますがしばらく放置されていたためさすがにアクションの動きはか〜なり重ったるく低音ももっさり😅、それでも1時間ちょいの音出しで低音のもっさり感がまぁそこそこ解消できてホッ。

1950(昭和25)年はYAMAHAが戦後初のフルコンサートグランドFC型を完成させた年で、この No.20 はその少し前の製造番号がつけられています。まだ連合軍による占領は続いておりましたが朝鮮戦争による特需もあって戦後復興にはずみがついたタイミングでもあり、YAMAHAは翌1951(昭和26)年末にレーモンドのデザインによるYAMAHA銀座店を完成させています。なお、鍵盤蓋のYAMAHAのロゴ含め外装の飾り塗装は特注ではなく、持ち主が購入後地元の職人に依頼して行ったらしい、とのことでした😉

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

『Rêverie/夢』は、Claude Debussy(1862-1918)の初期の名品とされて演奏される機会も非常に多いですね〜。ただこの曲は比較的単純な音の重ね方で夢見心地な雰囲気を出さねばならんので、実はテンポ設定がか〜なり難しいんですわ。まぁ曲の最初に「Andantino sans lenteur」と記されていますから、少なくともモタモタする印象を受けるような弾き方は得策でないだろうなぁ・・・とかなんとか💦

2024年6月14日 (金)

戦前1938(昭和13)年製 YAMAHA 平台3號(=No.3, 209cm)で、デュボワの『Rêverie-prélude/夢想的前奏曲, op.12』を

戦前1938(昭和13)年製、名品として名高く貴重な YAMAHA 平台3號(=No.3, 209cm)で、デュボワの『Rêverie-prélude/夢想的前奏曲, op.12』です。例によってのピアピット 入庫品、調律があまり乱れていなかったので修復前の状態を記録しておきました。オリジナルでは象牙だった鍵盤が貼り替えられているなど、一度どこかでオーバーホールされた形跡はありますが、ものの30分ほどの音出しで戦前のベヒシュタインがごとき鳴りそして気品がよみがえってきてウナらされましたぞ。決して高くないお値段ですぜ。急げ〜😎

YAMAHAは1921(大正10)年からベヒシュタインと提携、1926(大正15)年にベヒシュタインから技師シュレーゲルを招聘しており、1938(昭和13)年製のこの個体がベヒシュタイン系統の方向性であるのは必然と思います。昭和14年のYAMAHAのカタログに載っている平台3號はこの個体と全く同じ6本脚、脚のつけ根の浮き彫りまで全く一緒ですので、特注品のセンは極めて薄いと思われます。なお、外装の飾り塗装は持ち主がおそらく戦後に地元の職人に依頼したもの、とのことでした(*´-`)

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
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作曲のThéodore Dubois(1837−1924)は1896年からパリ音楽院院長を務めておりオルガンと作曲の世界ではそれなりの知名度はありますが、その他の世界ではほぼ顧みられない存在となってしまいました。『Rêverie-prélude』の邦題を柔かくしゃれてみるのも一興ですが、今回はカチッと『夢想的前奏曲』としました。ベヒシュタインの技術が存分に活かされていた時代の透徹で見通しの良い響きがイイですよ〜✨

2024年6月11日 (火)

戦後1950(昭和25)年製 YAMAHA No.20(170cm)で、デュボワの『Rêverie-prélude/夢想的前奏曲, op.12』を

戦後1950(昭和25)年製、名品として名高く今となってはなかなかお目にかかれなくなった YAMAHA No.20, 170cm で、デュボワの『Rêverie-prélude/夢想的前奏曲, op.12』を弾きました。例によってのピアピット入庫品、調律がさほど乱れていなかったので修復前の状態を記録、アクションの動きはかなり重ったるく低音ももっさりしていましたが😅、1時間ちょいの音出しで低音のもっさり感がまぁそこそこ解消できてホッ。決して高くないお値段ですぜ。急げ〜😎

1950(昭和25)年はYAMAHAが戦後初のフルコンサートグランドFC型を完成させた年で、この No.20 はその少し前の製造です。翌1951(昭和26)年末にレーモンドのデザインによるYAMAHA銀座店を完成させています。なお、鍵盤蓋のYAMAHAのロゴ含め外装の飾り塗装は特注ではなく、持ち主が購入後地元の職人に依頼した、とのことでした😉

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html



作曲の Théodore Dubois(1837−1924)は1896年からパリ音楽院院長を務めておりオルガンと作曲の世界ではそれなりの知名度はありますが、その他の世界ではほぼ顧みられない存在となってしまいました。『Rêverie-prélude』の邦題を柔かくしゃれてみるのも一興ですが、今回はカチッと『夢想的前奏曲』としました。

2024年6月 1日 (土)

戦前ベルリン製の HAGSPIEL 145cm で、シューマンの「ユーゲントアルバム, op.68」から、第13曲『5月、親愛なる5月よ ー もうすぐ君がまた来てくれる!』を

戦前ベルリン製の HAGSPIEL 145cm で、シューマンの「ユーゲントアルバム, op.68」から、第13曲『5月、親愛なる5月よ ー もうすぐ君がまた来てくれる!』を弾きました。

この個体の奥行きはとっても小さい145cmで鍵盤数は85鍵、鍵盤蓋に「HAGSPIEL / Berlin」という表記がありますが、HAGSPIELを調べてみてもベルリンではなくドレスデンのHagspiel & Comp.がいくつか出てくるのみで、ベルリンの情報は全く存在せず。ケース内側に「Supplied by Harrods Ltd. London No.H66259」というプレートがあったためロンドンのHarrodsにも問い合わせましたが、残念ながら情報は皆無。6本脚デザインを併せて考えると戦前1930年前後の逸品ではなかろうかと推定できますが、残念ながら全く確証はございませんです。そこら中が動かずでホコリだらけな状態でしたが、例によってのピアピットがバッチリ手を加えた結果、1ヶ月ちょいで素晴らしい音色がよみがえりましたぞ✨

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

実は唯一、中国のHAGSPIELのサイト(2015年以降更新なし)が検索に引っかかり、Brand Story として英語サイトに「初代は1845年からイタリアで修行して1851年にベルリンで創業、ピアニストや音楽愛好家とのコミュニケーションを通じて飛躍を遂げ、質的に厳格であるために生産量を年間1000台に制限、第二次大戦を避けるためにフロリダにわたり・・・」とかなんとかまことしやかにしかもエラく詳〜細に書かれていてぶっ飛んだんですよ〜。

1980年代に多くのドイツ名門ピアノブランドが中国資本に買い漁られてしまったという現実もございまして、もしやコレがベルリンのHAGSPIELの成れの果てか? とも一瞬思って色めき立ちましたが、考え直しました。1845年当時ピアノ製作の最先端はパリ(プレイエルやエラールがゴリゴリに頑張っていた時代ですぞ)で、イタリアには修行できるような目ぼしいメーカーはございません。ドイツ語サイトに載っている歴史写真の数々が他メーカーの盗用なことも判明し、まぁスタインウェイの2年前の1851年を創業としたのは頑張ったなwwwとも思いましたが、この中国HAGSPIELの歴史資料はまぁ捏造とみなすのが賢明でしょうね〜🫢

シューマン/Robert Schumann(1810−1856)の「ユーゲントアルバム, op.68」は、子どものためのアルバムを標榜しつつも案外と容赦ない内容がぶっ込まれていたりします。この第13曲『5月、親愛なる5月よ ー もうすぐ君がまた来てくれる!』は「ユーゲントアルバム」の中でも飛び抜けて充実していて、子供のためのアルバムのレベルを圧倒的に超えため〜っちゃオトナな曲です。しかもな〜んと、ちょうど良く曲の後半で鳥がさえずってくれているんですよ〜👌

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