EASTEIN/イースタイン No.150 1968年製 で、イリインスキーの「幼き女の子の一日, op.19」から第2曲『ワルツ』を
1968年製の EASTEIN/イースタイン No.150 で、イリインスキー「幼き女の子の一日, op.19」から第2曲『ワルツ』を弾きました。
EASTEIN/イースタインは宇都宮の工場で生産したピアノを東京銀座に本社を置く『東京ピアノ工業』が販売していたブランドで、戦後の関東ピアノ工業会の一大勢力でありました。玉石混淆な日本のメーカーの中で「木工加工から部品製造、組立までを自社で」という方針のもと、こだわり抜いた独特な音色の美しさに定評があるメーカーでした。この150型は《限度を1坪》として間口147cm×奥行158cmで設計され、1959(昭和34)年の発表以来、大変に売れていたようです。
なお、イースタインの150型について徹底的に調べた方がいらっしゃり、FUKUYAMA & SONS との関連についても触れられています。
https://niga2.sytes.net/wordpress/?p=419
*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html
参考文献:三浦啓市『日本のピアノメーカーとブランド』
https://www.ankasha.com/books/books2
イリインスキー/Alexander Ilyinsky(1859-1920) はロシアの作曲家で、20歳でベルリンに留学して専門教育を受けています。『幼き女の子の一日, op.19』は24曲からなる比較的平易な小品集で、小じゃれた佳品の数々がなかなか魅力的ですよ〜(・o・ゞ
FUKUYAMA & SONS に OEM 提供していた同型の動画もどうぞ😉
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