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カテゴリー「音楽>メーカー>KAWAI」の7件の記事

2023年8月 5日 (土)

KAWAI BL-82 1978年製 で、ギルマンの「6つの小品」から『子供のうた』を

1978年製 KAWAI BL-82 で、ギルマン「6つの小品」から、第1曲『子供のうた』を弾きました。

KAWAIのBL-82は高さ132cmという大型アップライトピアノ、さすがの大手国産メーカーの製品で基本構造がしっかりしておりますが、45年も経った個体ですからさすがにオーバーホールは必須ですよ〜☝️

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

Guilmant/ギルマン(1837-1911)はオルガンのヴィルトゥオーソでパリ音楽院のオルガン科の教授も務め、ヨーロッパ各地で演奏するのみならずアメリカでも演奏会を行った大人物です。オルガンの世界以外では知られているとは言えませんが、親しみやすい小品は探せば転がっているモンですよ〜(・o・ゞ

2023年5月21日 (日)

1986年製のKAWAI KL-70W で、カルク=エーレルトの「簸言集/Aphorismen, op.51」から、第11曲を

1986年製 KAWAI KL-70W で、カルク=エーレルト『簸言集/Aphorismen, op.51』から、第11曲を弾きました。

KL-70Wは高さ132cmという大型の木目調高級アップライトピアノ、さすがの大手国産メーカーの製品でしっかりと作られていて、豊かな鳴りがよみがえって充分に楽しめそうな楽器になりました。幅広い譜面台が魅力の一つですが、iPad楽譜だといささか微妙かもですね〜😅

Karg-Elert/カルク=エーレルト(エラート)はドイツの中堅作曲家です。西洋音楽の潮流が激変していた時代の真っただ中で皆が模索していた時代に、楽器の音色の色彩感や半音階的な和声進行にこだわりを持っていたフシがあります。この曲集は1905年の出版、副題として「ピアノのための17のスケッチ集」とあり、なかなかユニークな小品集。この曲は3/4+2/4の5/4拍子なんですよ〜(・o・ゞ

2023年5月 2日 (火)

1960年製 K.KAWAI No.480 で、グリーグの「抒情小品集」から『アリエッタ op.12-1』を

1960年製の古い K.KAWAI No.480 で、グリーグの「抒情小品集」から『アリエッタ op.12-1』を弾きました。

KAWAIのかなり古いアップライトピアノNo.480ですが、外装に高価なメイプル(=楓)を贅沢すぎるほどにw使い倒してしかも通常のNo.480と違う形に作り替えたという、正真正銘の世界に一台のみのぶっ飛んだ逸品です。ピアピット のオーバーホールですから内部機構も万全、柔らかく豊かな鳴りが心地良いですよ〜(*´-`)

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

グリーグの「抒情小品集」は比較的手軽な小品集としてよく知られておりますが、手軽さにはともすれば単調さやら退屈さやらがくっついてきたりして、侮れない曲集でもあったりします。重心が低めなこの個体でこの曲を弾くと、低音の音色と高音の音色との対比が魅力的だなぁと。



*ぴあの屋ドットコムchで、ピアピットの渡邉さんが紹介してますぜ

2023年2月 7日 (火)

KAWAIの上位モデルUS-50(1985年製)で、スクリャービン『前奏曲 op.13-3』を

KAWAIの上位モデル1985年製のUS-50で、スクリャービンの前奏曲 op.13-3 を弾きました。

見慣れない姿ですが、おなじみピアピットお得意の再塗装そして気合いイレすぎなバランスまで再調整するオーバーホールで、世間一般のカワイのアップライトピアノのイメージとは圧倒〜的にかけ離れたw美しい姿そして響きの楽器に仕上がってますよ〜😉

 *ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
 ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
 https://www.piapit.com/repair.html

スクリャービンの前奏曲 op.13-3 ですが、コレ、初期のスクリャービンの中でもとりわけ素直な心地よさに満ちた曲で、響きも姿も生まれ変わったこの個体の心地よさを存分に感じていただけようかと👌

2022年11月18日 (金)

K.KAWAI の1952年製500号グランドピアノで、ショパン『マズルカ op.67-4 イ短調(遺作)』を

ショパンのマズルカ op.67-4 イ短調(遺作)を、小淵沢の「スタヂオぴーの」所蔵、おそらく1952年製 K.KAWAI の500号グランドピアノで弾きました。

「スタヂオぴーの」は小淵沢から車で少〜し北の数十人がゆったりくつろげるスペースで、他にYAMAHAの5号リードオルガンやLPレコード再生装置などもあって、ま〜なんとも心地よくくつろげる場所なんですわ。歩いて数分のところにバブル期に建てられた豪華保養施設(ちょっと昭和風味なのがまた佳しw)もあり、いかにもな観光地めぐりに飽きた方にとってはもってこいの場所ですよ〜(*´-`)

この K.KAWAI の500号はカワイが戦後最初に製品化したモデルで、創業者河合小市晩年の逸品。カワイのHPにも500号グランドピアノの前に座っている河井小市の写真が掲載されています。この500号はフレーム形状が少なくとも2種類確認できますが、この動画の個体は古い方のようです。古い国産ピアノの例に漏れずこの個体もかなり痛んだ状態でしたが、気合い入ったオーバーホールそして再調整のおかげで大化けしており、失礼ながら仰天させられました。

「古い楽器は単なるモノではございませんぜ」というのがワタクシの持論ですが、技術力のみならず愛情を持って丁寧に作業すると楽器ってちゃぁんと応えてくれるんだなぁ・・・と改めて感じさせられました。


2022年11月 4日 (金)

群馬県みどり市(旧勢多郡東村)「童謡ふるさと館」の KAWAI EX で、グリーグ「抒情小品集」から『アリエッタ, op.12-1』を

昨日11/3のリードオルガンコンサート終了後。そういえば 童謡ふるさと館 のKAWAIのフルコンサートグランドピアノEXを録ってないなぁと気がついて、急遽サクッと。グリーグの「抒情小品集」の第1曲『アリエッタ』を弾きました。

ココ、群馬県みどり市(旧勢多郡東村)の「童謡ふるさと館」には、「うさぎとかめ」「はなさかじじい」「金太郎」「大黒様」など数多くの童謡を作詞した同市花輪出身の石原和三郎氏の写真や略歴、自筆原稿等の資料のほか、童謡のパネル展示があります。この「童謡ふるさと館」のファミリーホール所蔵のフルコンサートグランドピアノ、KAWAI EX は平成元年の開館時に納入、事前に予約すれば1時間650円で2時間まで自由に使えるようになっています。
*群馬県みどり市 童謡ふるさと館
https://www.city.midori.gunma.jp/www/contents/1000000000192/index.html

KAWAIが初めてショパンコンクールの公式楽器として採用されたのは1985年の第11回ですが、ある意味最も昇り調子で気合が入っていた時代のKAWAIのフルコンサートグランドピアノがこのEXです。フルコンですから物理的には非常に有利なワケで、素直な高音の伸びやかさがなかなか心地よい楽器でした(*´-`)

2020年8月 1日 (土)

KAWAIのアップライトピアノBL-31(1976年製、PIAPIT修復)で、マクダウェルの「ニューイングランド牧歌集 op.62」から、第4曲『甘いラベンダーの花を持って/With Sweet Lavender』を

先日襲撃した印西市のピアピット/PIAPITから、さっそくお仕事が舞い込みました (*´-`)

カワイとヤマハが互いにしのぎを削っていた時代、おなじみの中型機種の BL-31(1976年製)の紹介動画の撮影です。このピアノ、駒割れのため駒をきっちり作り直すところからの気合い入った修理、弦圧測定してバランスを再調整したためか、ひょっとしたらオリジナルより「良く」なっている気にさえさせられる心地よい楽器に仕上がりましたよ〜。つ〜か、マジで音イイんですけど (`・ω・´)

マクダウェル(1860-1908)作曲
「ニューイングランド牧歌集 op.62」から、第4曲『甘いラベンダーの花を持って/With Sweet Lavender』

  *ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)のチャンネルです
   ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
   http://www.piapit.com/repair.html

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