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カテゴリー「音楽>メーカー>KAWAI」の12件の記事

2024年7月 5日 (金)

1979年製の KAWAI BL-51 で、フォルクマン「さすらいのスケッチ, op.23」から、第1曲『愉しきさすらい』を

1979年製 KAWAI BL-51 で、フォルクマン「さすらいのスケッチ, op.23」から、第1曲『愉しきさすらい』を弾きました。

KAWAIのBL-51は高さ126cmというアップライトピアノ、ごくスタンダードな型式です。この個体は内部フレームの「BL-51」というロゴの横に「SPECIAL」と印刷されており、前パネルに装飾があってかつチューニングピンが鍍金でピカピカ、というなるほど特別仕様。KAWAIは百貨店販売にも力を入れており、百貨店販売仕様としてこのように「SPECIAL」と差別化していたのでした〜👌

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

Volkmann/フォルクマンは現ドイツのザクセン州の教会音楽家のもとに生まれ、主にブダペストで作曲家として活躍していました。晩年にはリストが院長であったブダペスト王立音楽アカデミーで、和声法と対位法の教授を務めていました

さてこの作品、原題は「Wanderskizzen」で直訳すると「旅の素描」てな感じになりますが、1850年ごろのドイツ語圏で「Wandern」はロマン主義の影響で自然を愛してその中で心の安らぎや啓示を求めるような、単なる移動を超えた精神的な活動とみなされることがあり、やはり「旅」ではなく「さすらい」を採用して「さすらいのスケッチ」ですね〜。そして、この第1曲『Gemüthliches Wandern』で「Gemüthlich」は「心地よい」「のんびりとした」ですから、『愉しきさすらい』でしょう😉

2024年6月28日 (金)

1990年製 KAWAI CX-5 で、キール「若き日々の点描, op.1」から第4曲『歌』を

1990年製 KAWAI CX-5 で、キール「若き日々の点描, op.1」から第4曲『歌』を弾きました。

KAWAIのCX-5は高さわずか105cmという超小型アップライトピアノです(左奥の普通のアップライトとの高さの差が歴然ですね〜)。小さなアップライトピアノはデザイン重視で音は二の次と思われがちですが、さすがの1990年当時の大手国産メーカーの製品で基本構造がしっかりしていたためか、経年による熟成のためか案外と木の箱の響きが豊かになっていてびっくりでした。例によってのピアピットの再調整品、激安らしいw

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

作曲のFriedrich Kiel(1821−1885)はシューマンの11歳年下でブラームスの12歳年上です。例のごとくで多くの作品を出版しており、主に器楽曲の作曲家として名を馳せました。資料上ナゼか「op.1」が2作品あってノケぞりましたが、まぁ昔のこと、いろんなことが起こっても不思議はないのかなぁ・・・とかなんとか。土砂降りの雨音が盛大に入ってしまっていて御免w(・o・ゞ

2024年5月16日 (木)

1979年製の KAWAI BL-82 で、クサヴァー・シャルヴェンカ「子どものためのアルバム, op.62」から、第4曲『舟歌』を

1979年製 KAWAI BL-82 で、クサヴァー・シャルヴェンカ「子どものためのアルバム, op.62」から、第4曲『舟歌』を弾きました。

KAWAIのBL-82は高さ132cmという大型アップライトピアノ、これはローズウッド仕上げなのでBL-82Rという型式なようです。さすがの大手国産メーカーの製品で基本構造がしっかりしておりますが、45年も経った個体ですからある程度きちんと手を入れることは必須、例によってのピアピットが頑張ってくれましたですよ〜👌

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
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Xaver Scharwenka/クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924)はポーランド系ドイツ人で、フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917)の弟です。兄弟ともに大変な才能に恵まれ、作曲家そして教育者として活躍していました(・o・ゞ

2023年11月14日 (火)

1963年製のKAWAI No.350 で、カルク=エーレルトの「簸言集/Aphorismen, op.51」から、第5曲を

1963年製 KAWAI No.350(350号)で、カルク=エーレルト『簸言集/Aphorismen, op.51』から、第5曲を弾きました。

KAWAI No.350(350号)の販売開始は1962年7月、高度経済成長期のど真ん中で日本全体が絶好調だった時代です。この個体はその1年後くらいに出荷されたようです。ちょうど還暦での例によっての #ピアピット の気合い入れたオーバーホールそして黒のヘアライン仕上げの再塗装、イイ感じに枯れているであろうボディと健康な部品とのマッチングで素敵な個体としてよみがえりました(・o・ゞ

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
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Karg-Elert(1877-1933)/カルク=エーレルト(エラート)はドイツの中堅作曲家です。西洋音楽の潮流が激変していた時代の真っただ中で皆が模索していた時代に、楽器の音色の色彩感や半音階的な和声進行にこだわりを持っていたフシがあります。この曲集は1905年の出版、副題として「ピアノのための17のスケッチ集」とあり、なかなかユニークな小品集なんですよ〜(・o・ゞ

2023年10月 7日 (土)

KAWAI US-60 1983年製 で、フィビヒの『気分、印象、そして追憶』から、op.47-134 Andante を

1983年製 KAWAI US-60 で、フィビヒ『気分、印象、そして追憶』から、op.47-134 Andante を弾きました。

KAWAIのUS-60は高さ132cmという大型アップライトピアノ、生産拠点が海外へ移る前の純国産モデルで完成度が高いとされています。例によっての ピアピット の修理でして、オーバーホールまでは行わず再調整にとどめ譜面台だけ軽く茶色の木目調ラインを入れていますが、この動画では茶色のラインはほとんどわからないですね〜😅

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
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フィビヒ(最近はフィビフとも)/Fibich(1850-1900) はチェコの中堅作曲家で、最近ようやく名前を耳にするようになってきました。376曲もの一大小品集『気分、印象、そして追憶』の中から、比較的聴きやすい曲を選んでみました。

2023年8月 5日 (土)

KAWAI BL-82 1978年製 で、ギルマンの「6つの小品」から『子供のうた』を

1978年製 KAWAI BL-82 で、ギルマン「6つの小品」から、第1曲『子供のうた』を弾きました。

KAWAIのBL-82は高さ132cmという大型アップライトピアノ、さすがの大手国産メーカーの製品で基本構造がしっかりしておりますが、45年も経った個体ですからさすがにオーバーホールは必須ですよ〜☝️

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
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Guilmant/ギルマン(1837-1911)はオルガンのヴィルトゥオーソでパリ音楽院のオルガン科の教授も務め、ヨーロッパ各地で演奏するのみならずアメリカでも演奏会を行った大人物です。オルガンの世界以外では知られているとは言えませんが、親しみやすい小品は探せば転がっているモンですよ〜(・o・ゞ

2023年5月21日 (日)

1986年製のKAWAI KL-70W で、カルク=エーレルトの「簸言集/Aphorismen, op.51」から、第11曲を

1986年製 KAWAI KL-70W で、カルク=エーレルト『簸言集/Aphorismen, op.51』から、第11曲を弾きました。

KL-70Wは高さ132cmという大型の木目調高級アップライトピアノ、さすがの大手国産メーカーの製品でしっかりと作られていて、豊かな鳴りがよみがえって充分に楽しめそうな楽器になりました。幅広い譜面台が魅力の一つですが、iPad楽譜だといささか微妙かもですね〜😅

Karg-Elert/カルク=エーレルト(エラート)はドイツの中堅作曲家です。西洋音楽の潮流が激変していた時代の真っただ中で皆が模索していた時代に、楽器の音色の色彩感や半音階的な和声進行にこだわりを持っていたフシがあります。この曲集は1905年の出版、副題として「ピアノのための17のスケッチ集」とあり、なかなかユニークな小品集。この曲は3/4+2/4の5/4拍子なんですよ〜(・o・ゞ

2023年5月 2日 (火)

1960年製 K.KAWAI No.480 で、グリーグの「抒情小品集」から『アリエッタ op.12-1』を

1960年製の古い K.KAWAI No.480 で、グリーグの「抒情小品集」から『アリエッタ op.12-1』を弾きました。

KAWAIのかなり古いアップライトピアノNo.480ですが、外装に高価なメイプル(=楓)を贅沢すぎるほどにw使い倒してしかも通常のNo.480と違う形に作り替えたという、正真正銘の世界に一台のみのぶっ飛んだ逸品です。ピアピット のオーバーホールですから内部機構も万全、柔らかく豊かな鳴りが心地良いですよ〜(*´-`)

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

グリーグの「抒情小品集」は比較的手軽な小品集としてよく知られておりますが、手軽さにはともすれば単調さやら退屈さやらがくっついてきたりして、侮れない曲集でもあったりします。重心が低めなこの個体でこの曲を弾くと、低音の音色と高音の音色との対比が魅力的だなぁと。



*ぴあの屋ドットコムchで、ピアピットの渡邉さんが紹介してますぜ

2023年2月 7日 (火)

KAWAIの上位モデルUS-50(1985年製)で、スクリャービン『前奏曲 op.13-3』を

KAWAIの上位モデル1985年製のUS-50で、スクリャービンの前奏曲 op.13-3 を弾きました。

見慣れない姿ですが、おなじみピアピットお得意の再塗装そして気合いイレすぎなバランスまで再調整するオーバーホールで、世間一般のカワイのアップライトピアノのイメージとは圧倒〜的にかけ離れたw美しい姿そして響きの楽器に仕上がってますよ〜😉

 *ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
 ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
 https://www.piapit.com/repair.html

スクリャービンの前奏曲 op.13-3 ですが、コレ、初期のスクリャービンの中でもとりわけ素直な心地よさに満ちた曲で、響きも姿も生まれ変わったこの個体の心地よさを存分に感じていただけようかと👌

2022年11月18日 (金)

K.KAWAI の1952年製500号グランドピアノで、ショパン『マズルカ op.67-4 イ短調(遺作)』を

ショパンのマズルカ op.67-4 イ短調(遺作)を、小淵沢の「スタヂオぴーの」所蔵、おそらく1952年製 K.KAWAI の500号グランドピアノで弾きました。

「スタヂオぴーの」は小淵沢から車で少〜し北の数十人がゆったりくつろげるスペースで、他にYAMAHAの5号リードオルガンやLPレコード再生装置などもあって、ま〜なんとも心地よくくつろげる場所なんですわ。歩いて数分のところにバブル期に建てられた豪華保養施設(ちょっと昭和風味なのがまた佳しw)もあり、いかにもな観光地めぐりに飽きた方にとってはもってこいの場所ですよ〜(*´-`)

この K.KAWAI の500号はカワイが戦後最初に製品化したモデルで、創業者河合小市晩年の逸品。カワイのHPにも500号グランドピアノの前に座っている河井小市の写真が掲載されています。この500号はフレーム形状が少なくとも2種類確認できますが、この動画の個体は古い方のようです。古い国産ピアノの例に漏れずこの個体もかなり痛んだ状態でしたが、気合い入ったオーバーホールそして再調整のおかげで大化けしており、失礼ながら仰天させられました。

「古い楽器は単なるモノではございませんぜ」というのがワタクシの持論ですが、技術力のみならず愛情を持って丁寧に作業すると楽器ってちゃぁんと応えてくれるんだなぁ・・・と改めて感じさせられました。


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