本日の不善(*´-`)
ワリと佳境に入っているような暖房車マヌ34ですが、白眉とも言える両端部デッキの手すりの製作でございます(`・ω・´)
本当なら0.4mm径の真鍮線でスッキリさせたいトコですが、ココは強度と目立とう精神wを重視して0.5mm径の真鍮線を使いました。実寸だと径7.5cmの手すりなのでか〜なりつかみづらいでしょね〜。
床板が網目板なので精密に孔を開けるのは至難の業ですが、位置合わせを珍しくも慎重〜にやってみたら悪くない出来でビックリ。図に乗って80Wのハンダごてで瞬間急速加熱での点づけを試みてみたら、極少量のハンダが決まる決まる。位置決めがヘタなので時間はやたらとwかかりましたが、よ〜やっと昔のウデが戻ってきたような感触アリです。このへんでヤメなきゃな気もしますけどσ^_^;
本日も不善(*´-`)
あ〜も変わらずチマチマと暖房車マヌ34のディテール工作、エラく面倒ですが丁寧を心がければ心がけただけの結果(自己満足ともいうw)がついてくる、手スリというかステップの取付でございます。
Nゲージは1/150なので3cmがたったの0.2mm、イヤ確かにそうするとスッキリと決まるのですが、それを扱うのは1/1の人間ですから強度も必要なので径0.3mmのステンレス線を使用。・・・ですが、ステンレスは模型に使うにはチト頑丈すぎで、0.5mm厚の真鍮板で冶具を作りましたが0.7mm幅でカッチリ直角に折り曲げるのは無理でしたσ^_^;
ハンダ固定用にステンレス用のフラックスを買っておいたのですが、細いコテ先を用意しておらずに頓挫。こんなコトでイキオイが削がれるとまた30年放置することになりそうwなので、えぇいままよでセメダインスーパーXをブチ込んで固めました。エポキシ接着剤を使ったほうがヨかったかもなぁ(´-`).。oO
本日の不善(*´-`)
だらだらグダグダですが、暖房車なマヌ34の床下機器の取付。床下機器を全部作るのはさすがに難儀すぎるのでヤフオクで首尾よく旧型客車用の床下機器をゲット、ですが空気タンクの配置と蓄電池箱の形状が違〜うσ^_^;
空気タンクは大小セットでモールドされているのを切り離せば無問題、蓄電池箱は・・・1mm厚の真鍮角材を4枚重ねて0.2mm厚0.5mm幅の帯板を貼って作りましたよ〜。せっかくまぁまぁウマくまとめられたのに、床板にハンダづけするときに熱がまわって帯板がズレちまいましたわい(´-`).。oO
その他の床下機器はABS樹脂なので、真鍮の床板に接着剤でつけるのは相〜当に不安。チト面倒ですが、径0.8mmの孔を開けて真鍮線を刺したうえでエポキシ接着剤で固定。それっぽくまとまった模様です(*´-`)
本日の不善(*´-`)
暖房車マヌ34には連結面に二段のステップがございまして、この表現がキモの一つなんですね〜。
ステップは階段ですからパーツの大きさも形も揃えねば階段にはならないワケで、そのためには真鍮板を4枚重ねてハンダで留めたうえで切断してハンダを外せばよろしい。
糸ノコの刃の厚みが0.3mm弱なのが幸いで、床板をまっすぐ切り込むだけでキレイに差し込めたのには助かりましたぞ。
ステップの踏板は網目板なのでハンダで留めると網目が埋まってしまうので、一つ一つ糸ノコで切り出し。当然ながら網目側はギザギザしていて照準が狂いやすいので、平らな裏側から切り込むのがポイント(`・ω・´)
ステップ中段のハンダ付け冶具は割り箸の先を細くしたものでOK。上段を付けるにはひっくり返して作業台に押しつければヨろしい。
接合部の両面をハンダの融点以上に加熱した上でごくごく少量のハンダを流すのが最っ高〜に難儀なところで、まだまだよちよち歩きでございま〜す。まぁなんとか形になったとは思いますσ^_^;
本日の不善(*´-`)
暖房車マヌ34初期型原型の総金属全自作、模型というヤツはだいたいの形になってからこそが時間をかける価値wのあるところでございまして、それさえできれば完成なんぞしなくてもイイのでありま〜す。イヤ、その、お高いパーツをそもそも買えないというのがゲンジツなのですがσ^_^;
老眼がさらに進んだらどうしようかなんぞ考えずに、煙突は0.3mm厚真鍮板を直径3mmに丸め、灰箱(石炭焚きますからね)も0.3mm真鍮板の折り曲げ、安全弁(高圧蒸気を焚きますからね)は0.3mm径真鍮線に0.3mm厚0.5mm幅の真鍮帯板を巻いて二個(`・ω・´)
ハンダづけは部品どうしの固定方法がなによりも経験がモノを言うトコなので、ほぼ腕前が滅んでしまったワタクシにはか〜なりツラいです。まぁ時間はいくらでも使えますが・・・ハゲそうσ^_^;
本日の不善(*´-`)
いかにNゲージ1/150模型製作といえども、少し厚い真鍮板もハンダづけせねばなので家探し怪始。ものの30分で30年ぶりに80Wハンダごてが出土したのは夢か幻か。銅製の太いコテ先が真っ黒に焼けていて、そういえばコテ先が焼けすぎてロクにハンダがノらなかったようなかすかな記憶。そのためにスライダック(なんとコレ、東芝の商標なんだそうで)などの電圧可変装置をかませてコテ先の過熱を防ぐのですが、決して安くないしここで安く済ませるためにはやはり電子工作キット。ありましたありました、秋月電子のロングセラー「トライアック万能調光器キット(20Aタイプ)」600円ナ〜リ (`・ω・´)
検索をかけてみると、あるわあるわいくらでも製作記事がヒット。やはりキットだけではちゃんとはでき上がらないとのことで、ナニを買い足すか慎っ重〜に検討。ケースと電源ケーブルは100均で充分、放熱器やらスイッチやらヒューズやらで結局+1000円もかからなかったのがナニよりも嬉しいことでございました。
例のヤヤこしいヤツらのせいで秋月電子の実店舗は当分の間休業、通信販売が混んでいるので数日遅れるとありましたがナンのこともなく翌日に発送でホッ。部品の点数は少ないのに配線をど〜するかでモタモタしてしまうワタクシですが、な〜に時間は存分に使えるワケで。それでも半日で形になったのはちょっと慣れたのかなぁと。AC100Vを扱うので最初に電源をイレるときにはちょっと怖かったのですが、ヒューズが飛ぶコトもなく難なく完成〜。30年ぶりの模型製作なので腕前がニブったなんてぇナマやさしいハナシではないので、環境整備に心を使うのは非常〜に大切なのでありま〜す (*´-`)
本日の不善(*´-`)
その昔、電化そしてディーゼル化が少しずつ進められていた時代に「暖房車」ちぅ存在がございまして。暖房熱源としての蒸気を各戸に供給するセントラルヒーティングシステムは古くから使われており、鉄道でも蒸気機関車から捨てられるだけの豊富な高圧蒸気を客車の暖房用に使えばエエやん、という発想はごくごく自然なことだったのでしょうね。ですが、時代が進んで客車を引っ張る機関車が一部の区間で電気orディーゼル機関車に変えられると、さぁ困った。暖房用蒸気の発生源がなくなりますから、機関車に蒸気発生装置を積むか、機関車のすぐ後ろに蒸気発生装置を積んだ車両を連結するかの二択を迫られるワケです。
後者のための車輛が「暖房車」と言われるシロモノで、暖房用の高圧蒸気を発生させるだけのために乗務員が重労働を強いられたという、電気暖房が当たり前になった今となってはおよそ想像もできぬ存在だったんですね〜。形式を示す称号は、ヌクい/ヌクめるヤツ ってことで「ヌ」でした(たぶんね)。マヌ34とは、重さが「マ:42.5t以上~47.5t未満」の「ヌ」クいヤツの「3:一般型客車(3〜5)」「4:2軸ボギー車(0〜7)」ちぅ意味になりま〜す。
(1958(昭和33)年5月1日米原のマヌ34たち、wikiから拝借)
昭和24年6月1日に東海道本線浜松電化、同年9月15日のダイヤ改正で戦争で中断されていた特急運転が再開され、そのときの特急『へいわ』の先頭に立ったのが暖房装置未搭載のEF55です。この時期にはEF57も牽引機として使われていた可能性あり、EF57は一応は重油式の蒸気暖房装置を積んでいましたが、重油不足やら故障やらで暖房車のお世話になったことも少なくなかったそうで。マヌ34は同じ年の昭和24年12月中旬に一気に前期型(1〜7)ができているので時代がピッタリ(というかめっちゃピンポイントw)、復活特急『へいわ』の浜松までの冬姿を編成で揃えようと思った若気の至りが30年ちょい昔でございました。特急『へいわ』は決して良くはない状況での国鉄の矜持たる特急列車の復活運行だったようで客車は一般型の寄せ集め、東京ー大阪の所要時間は戦前の超特急『燕』の8時間より1時間多く9時間かかっていました。
(『時刻表』1949(昭和24)年9月)
この時代の初期型原型マヌ34を、あろうことかNゲージの金属製全自作で挑戦怪始、上回りの形だけがどうやらできたところで力尽きて長い長〜い眠りにつかされてしまったかわいそうな我がモデルよ。まぁ、暖房車なしでイイから特急『へいわ』の編成をとりあえず揃えようとは考えなかったワケは、実は『へいわ』は3ヶ月半ときわめて短命な特急で翌1950年1月1日から公募により特急『つばめ』と改称されてしまったので日和ったという。なぁ、なんつ〜か、それなりの分別はあったのかなぁとも思います(^x^;
昔の客車列車で冬に周りから蒸気が出ていたのをなんとなく覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。その蒸気が暖房用の蒸気で、機関車から床下の暖房管を通って車内に導かれていたんですね〜。電気機関車なのにこんな感じで蒸気を吹いていたのは、暖房用の蒸気を焚いていたからだったのでした。
京都駅 1979.3.31.
Camera: FUJICA ST-701 Lens: FUJINON 55mm F1.8
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