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カテゴリー「音楽>メーカー>DIAPASON」の5件の記事

2023年5月12日 (金)

1969年製のDIAPASON No.170 で、ライネッケの「家庭の音楽 Hausmusik, op.77」から、第8曲『ロマンス/Romanze』を

1969年製のDIAPASON No.170 の音、例によっての ピアピット のオーバーホール&カスタム塗装です。

DIAPASON(ディアパソン)はよく知られた国産ピアノで、天才技術者の誉れ高い大橋幡岩氏の高い志を実現すべく製造されたのが始まりです。この動画の楽器は1969年製ですので製造の浜松楽器工業がカワイの子会社になって10年あまりのころの逸品です。ピアピット得意のカスタム塗装、今回はシックなツートンです。

曲は、Carl Reinecke(1824−1910)の「家庭の音楽 Hausmusik, op.77」から、第8曲『ロマンス/Romanze』です。ライネッケは19世紀末から20世紀初頭にかけてそれこそ星の数ほど輩出された作曲家の一翼を担う中堅作曲家で、作品番号にして300に及ぶ作品を出版しており、『さまざまな作曲家のピアノ協奏曲のためのカデンツァ集, op.87』と『フルート協奏曲, op.283』そして『フルートソナタ, op.167』がそこそこ有名かと思います。『家庭の音楽 Hausmusik, op.77』は、この時代にさまざまな作曲家がこぞって作曲した親しみやすい佳曲集の一つです。

2023年1月 4日 (水)

DIAPASONのD-171BG グランドピアノで、ゴダール「20の小品, op.58」から、第19曲『アルバムの一葉』を

早くも今年の1/100が過ぎ去ってしまいましたがw、DIAPASON(ディアパソン)の1997年製 D-171BG グランドピアノでゴダール「20の小品, op.58」から、第19曲『アルバムの一葉』を弾きました。例によってのピアピットの気合いイレ過ぎなオーバーホールですぜ(*´-`)

 *ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
 ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
 http://www.piapit.com/repair.html

DIAPASON(ディアパソン)はよく知られた国産ピアノで、天才技術者の誉れ高い大橋幡岩氏の高い志を実現すべく製造されたのが始まりです。この動画の楽器は1997年製ですのでディアパソンがカワイの子会社になって久しく、しかも独自の製造ラインでなくカワイの製造ラインで作られていた頃の楽器ですが、やはり血筋の良さが随所にあらわれていますね〜。
(オーバーホール直後で調律がアサッテ逝ってて御免💦💦💦)

ゴダールは多作家の天才として鳴らし、かつては『ジョスランの子守唄』という誰もが知る通俗名曲の作曲者として知られていましたが、今ではほぼ忘れられた作曲家ではないでしょうか。『20の小品, op.58』は1881年の作曲、よくある手ごろな小品集ではありますが粒揃いで素敵な魅力に溢れていますよ〜。

2022年11月 8日 (火)

DIAPASONのアップライトピアノNo.132 (1964年)で、リヒナー『勿忘草/Vergissmeinnicht, op.160-6』を

1964年製の DIAPASON No.132 で、リヒナー『勿忘草/Vergissmeinnicht, op.160-6』を弾きました。

DIAPASON の歴史はいささか複雑ですが、この No.132 は2本ペダルなので相当に古いのは間違いなく、製造番号表によればこの個体は1964年製と判断できました。いつもの ピアピット お得意の再塗装で上品なスノーホワイトに、オーバーホールまでしなくても丁寧に調整しただけで充分に楽しめそうな楽器になりました。

リヒナーの『勿忘草』はいわゆるピアノ名曲集の中でも特に有名(=手ごろw)で、かつてはピアノの発表会でさかんに取り上げられていました。リヒナーは教育的なピアノ曲を数多く作曲しており、いかにも「わたしを忘れないで」な寂しさを単純な「型」に端正に織り込んでいます。このような曲は仰々しく弾くと滑稽になり、かと言って表現を抑えようとすると退屈になりやすく、意外と難物なんですよ〜(^^;;

2015年2月12日 (木)

音楽と写真でつづる ヨーロッパ冬紀行(2月8日)』ライヴ録画

先日2015年2月7〜8日、和歌山県古座川市の「ダーチャやまんば」にて行った『音楽と写真でつづる ヨーロッパ冬紀行』演奏会(2/8)のライヴ録画で〜す(・o・ゞ
ピアノ演奏も写真撮影も自分でという、ワタクシの節操ない趣向が十全に活かせる企画をくださった、ダーチャやまんばの滝尻京子さんには感謝の申し上げようもありません。本当にありがとうございました!m(._.)m

チェコ(モラビア)の作曲家、ヤナーチェク (1854-1928) の珠玉の小品集『草かげの小径にて 第一集』より、第3曲「一緒においで」です。

滝尻さんが若かりしころ(ずいぶん前のことネ)入手したオーハシデザインのディアパソン 183-E 型の音色、現代人にとってはもはや馴染みのない古風な音色、という受け止め方になろうかもしれませんが、そもそもクラシック音楽というものは古風なものでありますしかもこの楽器、さすがに少々くたびれてはいますが、数時間丁寧に音出しをしただけで別の楽器であるかのように豊かな箱鳴りが蘇りました。しかも1日めと2日めとでも鳴り方や響きが異なり、さんざん体験しているとは言え、生の楽器とはやはり生き物なのでありま〜す。

・・・一昔前、誇りを持った職人たちが丁寧に作り上げた<楽器>は単なるモノではありません。この事務的画一的機械的でせわしない現代、こと<楽器>の世界では普通の概念(まぁ経済性や標準化などですかねぃ)のみで云々することがいかに愚かであるか、なるべく多くの方々に感じて欲しいと思っています。願わくば、自分の音楽から我々が血の通った生き物である人間である、ということを再確認できれば存外の喜びです(^^)Oh!!

2013年8月20日 (火)

オーケストラ部合宿始まり〜

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筑波大附属高校オーケストラ部の合宿、始まり始まり〜o(^▽^)o
なんと、名器の誉れ高いオーハシデザインによるDIAPASONの白いグランドピアノが!タッチは昔ながらの重ったるいタッチですが、象牙鍵盤で音色自体のポテンシャルと箱の中の残響はなかなかなモノでありま〜す( ´ ▽ ` )ノ

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