Fischer の『アリアドネムジカ/Ariadne Musica』から「プレリュードとフーガ 第1 ハ長調」を、超低音16フィート付のジャーマンチェンバロで
いわき市の「いわきアリオス」所蔵、16フィート弦という超低音弦を搭載した珍しいチェンバロ(製作:Matthias KRAMER)動画シリーズ(というほどでもナイw)第二弾〜(*´-`)
J.S.バッハが学習した作曲の手本のなかでもかなり大切な位置を占めていると思われる、J.C.F.フィッシャー(1656-1746)の作品、組曲集『アリアドネムジカ/Ariadne Musica』は20曲の前奏曲とフーガおよび5曲のリチェルカーレからなるオルガン曲集で、バッハのいわゆる『平均律クラヴィア曲集』の先駆とも言える作品集です。その口開けの第1、ハ長調のプレリュード(Praeludium)とフーガ(Fuga)を弾きました。
16フィート弦つきのチェンバロに取り組んだ経験がある人物は、古楽器界でマニアックな方面でもいまだにごくごく少数派。パイプオルガンの足鍵盤がごとき重低音の支えがある豪壮なチェンバロってなかなか魅力的なのですが、ともすれば軽快なチェンバロ曲が鈍重になってしまうおそれもあり、どう使うかが演奏者の感覚そして理怪力の発露でありま〜す (`・ω・´)
この『アリアドネムジカ』の第1曲には足鍵盤の指定があってどうあがいても両手では弾けないwのですが、1オクターヴ下の音を重ねることで意外とそれっぽくなるもんでしたヽ( ̄▽ ̄)ノ
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