フォト

カテゴリー

カテゴリー「音楽>作曲家>Burgmüller」の6件の記事

2022年12月19日 (月)

APOLLOの A350 アップライトピアノで、ブルクミュラー「やさしく段階的な25の練習曲, op.100」から第14曲『スティリアの女/La Styrienne』を

1975年製の APOLLO A350 アップライトピアノでブルクミュラー「やさしく段階的な25の練習曲, op.100」から第14曲『スティリアの女/La Styrienne』を弾きました。

例によっての ピアピット のピアノですが、ほぼほぼ手を加えていない状態でヒビが入った塗装をどうするかも決めていないという、昭和50年当時の日本の元気そのままの状態とも申しましょうかwww

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

ブルクミュラーは1806年生まれで1832年以降パリに居住しておりました・・・ということは、実はショパンやリストより数歳年上であって同じ時期にパリで活動していたという事実。そしてこの練習曲が「op.100」ということはこの作品の前に少なくとも99曲を出版しているワケでして、初歩の練習曲の作曲家だけでないブルクミュラーにも興味を持ってほしいなぁと思います(・o・ゞ

2021年4月 5日 (月)

ブルクミュラー『25の練習曲, op.100』から第7曲「清い小川/La courant limpide』を、1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

F.ブルクミュラー(1806−1874)の有名な『25の練習曲, op.100』から第7曲「清い小川/La courant limpide」を、いつもの1894年ベーゼンドルファー製ウィーンアクションのピアノで弾きました。

標題ってそれに縛られ過ぎると自分程度の狭い経験の範囲の内側に固まりがちになっていかがかとは思いますが、教育者にしても学習者にしてもその表題のイメージを「表現を考えるためにウマく使っている」ことがどれほどあるかが大いに疑問でしてな。この曲は「清い小川」ですからイメージはしやすいでしょうけれどそれをピアノ演奏でどのように「落とし込むか」って案外とやっかいで、しかもそのやっかいさが認識されているとは言い難い状況なのがオジさん歯がゆいですw

まずこの曲は Allegro vivace ですから、あくまでもさらさらと流れる動的なイメージが大前提。とゆ〜コトは、さらさらと流れる4/4拍子が左手でできることが大前提なワケです。そしてこの曲はA-B-Aの二部形式で、Aの部分の左手とBの部分の左手の音型がまことに教育的に変えられているところもポイント。音符にかじりつかずにちょっと離れて「楽譜の景色」を眺めて、Aの部分とBの部分とで「なんか雰囲気が違うなぁ→どうしてかなぁ?」と思えるようになることも基本として大切なところですぞ。とりあえずこの基本を明確に認識せずにどんなに高尚な思想wをこねくりまわしたってナンの音楽表現にもならないこと、もちっと理怪してほしいモンです (ノ-_-)ノ~┻━┻

2021年4月 3日 (土)

ブルクミュラー『25の練習曲, op.100』から第3曲「牧歌/La pastorale』を、1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

F.ブルクミュラー(1806−1874)の有名な『25の練習曲, op.100』から第3曲「牧歌/La pastorale」を、いつもの1894年ベーゼンドルファー製ウィーンアクションのピアノ(85鍵)で弾きました。

ブルクミュラーは1806年生まれで1832年以降パリに居住していたということは、ショパンやリストより数歳年上であって同じ時期にパリで活動していたのでありました。この1894年ウィーン製のピアノでブルクミュラーを弾くというコトに対しての文献学的必然性は皆無ですが、うっせぇわw、鍵盤楽器って妄想力次第で案外と「交換可能」ですからやってみりゃイイんですよ〜 (*´-`)

2021年4月 1日 (木)

ブルクミュラー『25の練習曲, op.100』から第1曲「素直な心/La candeur』を、モーツァルトの旅行用クラヴィコード(1763, J.A.Stein)の複製(2002年)で

F.ブルクミューラー(1806−1874)の有名な『25の練習曲, op.100』から第1曲「素直な心/La candeur」を、かの神童モーツァルトが7歳のとき(1763年)に買ってもらったJ.A.シュタイン製の旅行用クラヴィコードの複製で弾きました。考えてみたら、せっかくこのクラヴィコードを持っていながら最近は中島みゆきばかりを弾いていたワケで、な〜にやってんだか(^◇^;;;;;

ブルクミュラーは1806年生まれで1832年以降パリに居住していたということは、ショパンやリストより数歳年上であって同じ時期にパリで活動していたのでありました。この時代でもクラヴィコードは個人的な音楽の友としてワリと普通に使われていたフシがありまして、現代ピアノ以外でブルクミュラーを体験するのはなかなか興味深かろうと思います。当然ながら文献学的必然性は皆無ですが、鍵盤楽器って妄想力次第で案外と「交換可能」ですからやってみりゃイイんですね〜 (*´-`)

2016年2月23日 (火)

ブルクミュラー/25の練習曲 op.100 から、第4曲「Le petite réunion/小さな集まり」:プレイエル1843年製スクエアピアノ

ピアノを習っていた方はかなりの割合で弾いていたであろう、ブルクミュラーの有名な『25の練習曲 op.100』を、ブルクミュラーそしてショパンが生きていた1843年にパリのプレイエルで作られたスクエアピアノでどうぞ!

『25の練習曲 op.100』の出版は1852年でこのスクエアピアノの製造年よりも10年ほど後ですが、この時代のスクエアピアノで音楽性を考えることを念頭に置いた練習曲を弾くところに意味がございます。ブルクミュラーは1806年レーゲンスブルク生まれで1832年以降パリに居住、すなはちショパンやリストより数歳年上で、同じ時期にパリで活動していたのでありました。

ブルクミュラー
 『25の練習曲 op.100』から、第4曲「Le petite réunion/小さな集まり」
 プレイエル1843年製スクエアピアノ(個人蔵)
 修復:ピアノバルロン・ジャパン 和田明子
 演奏:筒井一貴

Burgmüller(1806-1874)
25 Études faciles et progressives op.100-4(1852), "Le petite réunion"
on an original PLEYEL square piano (1843)

2016年2月10日 (水)

ブルクミュラー/25の練習曲 op.100 から、第1曲「La candeur/素直な心」:プレイエル1843年製スクエアピアノ

ピアノを習っていた方はかなりの割合で弾いていたであろう、ブルクミュラーの有名な『25の練習曲 op.100』を、ブルクミュラーそしてショパンが生きていた1843年にパリのプレイエルで作られたスクエアピアノでどうぞ!

『25の練習曲 op.100』の出版は1852年でこのスクエアピアノの製造年よりも10年ほど後ですが、この時代のスクエアピアノで音楽性を考えることを念頭に置いた練習曲を弾くところに意味がございます。ブルクミュラーは1806年レーゲンスブルク生まれで1832年以降パリに居住、すなはちショパンやリストより数歳年上で、同じ時期にパリで活動していたのでありました。

ブルクミュラー 『25の練習曲 op.100』から、第1曲「La candeur/素直な心」
 プレイエル1843年製スクエアピアノ(個人蔵)
 修復:ピアノバルロン・ジャパン 和田明子
 演奏:筒井一貴

Burgmüller(1806-1874)
25 Études faciles et progressives op.100-1(1852), "La candeur"
on an original PLEYEL square piano (1843)

その他のカテゴリー

イベント・演奏会 グルメ・クッキング ファッション・アクセサリ レッスン 写真>Instagram 写真>昔のレンズ/カメラ 学問・資格 彫金 文化・芸術 旅行>アジア>フィリピン 旅行>アジア>中国 旅行>アジア>台湾 旅行>アジア>韓国 旅行>アジア>香港 旅行>ヨーロッパ 旅行>中南米 旅行>北米 旅行>北米>アメリカ 旅行>日本>中国地方 旅行>日本>中部地方 旅行>日本>九州地方 旅行>日本>北海道 旅行>日本>北陸地方 旅行>日本>四国 旅行>日本>山陰 旅行>日本>東北地方 旅行>日本>甲信越 旅行>日本>近畿地方 旅行>日本>関東地方 旅行・地域 日記・コラム・つぶやき 書籍・雑誌 萬年筆 鉄道 鉄道>写真 鉄道>模型 鉄道>模型>マヌ34 音楽 音楽>Soundcloud 音楽>YouTube 音楽>アンドレ・ギャニオン 音楽>オーディオ 音楽>クリストフォリピアノ 音楽>ピアノなど鍵盤楽器の歴史 音楽>ピアノ工房ピアピット 音楽>メーカー>ADLER Organ 音楽>メーカー>BECHSTEIN 音楽>メーカー>BELL Organ 音楽>メーカー>BELTON 音楽>メーカー>Blüthner 音楽>メーカー>Broadwood 音楽>メーカー>Bösendorfer 音楽>メーカー>Chicago Cottage Organ 音楽>メーカー>DIAPASON 音楽>メーカー>EHRBAR 音楽>メーカー>ENSCHU 音楽>メーカー>Farrand & Votey Organ 音楽>メーカー>FAZIOLI 音楽>メーカー>Grotrian 音楽>メーカー>Gröber 音楽>メーカー>HORUGEL 音楽>メーカー>KAWAI 音楽>メーカー>MATSUMOTO 音楽>メーカー>NISHIKAWA Organ 音楽>メーカー>Packard Organ 音楽>メーカー>PETROF 音楽>メーカー>Pleyel 音楽>メーカー>Steinway & Sons 音楽>メーカー>Streicher 音楽>メーカー>YAMAHA 音楽>中島みゆき 音楽>作曲家>Alberti 音楽>作曲家>Alkan 音楽>作曲家>Bach 音楽>作曲家>Battmann 音楽>作曲家>Beethoven 音楽>作曲家>Boëllmann 音楽>作曲家>Boëly 音楽>作曲家>Brahms 音楽>作曲家>Brambach 音楽>作曲家>Bruckner 音楽>作曲家>Burgmüller 音楽>作曲家>Buxtehude 音楽>作曲家>Böhm 音楽>作曲家>Cabezón 音楽>作曲家>Cage(1912-1992) 音楽>作曲家>Caplet 音楽>作曲家>Chaminade 音楽>作曲家>Chopin 音楽>作曲家>Clark 音楽>作曲家>Clementi 音楽>作曲家>Couperin 音楽>作曲家>Czerny 音楽>作曲家>Debussy 音楽>作曲家>Dubery(1948- ) 音楽>作曲家>Dvořák 音楽>作曲家>Fauré 音楽>作曲家>Fibich 音楽>作曲家>Field 音楽>作曲家>Fischer 音楽>作曲家>Flor Peeters(1903-1986) 音楽>作曲家>Franck 音楽>作曲家>Frescobaldi 音楽>作曲家>Froberger 音楽>作曲家>Gael 音楽>作曲家>Galuppi 音楽>作曲家>Giustini 音楽>作曲家>Godard 音楽>作曲家>Granados 音楽>作曲家>Grieg 音楽>作曲家>Hahn 音楽>作曲家>Haydn 音楽>作曲家>Hindemith 音楽>作曲家>Händel 音楽>作曲家>Janáček 音楽>作曲家>Lefébure-Wély 音楽>作曲家>Liszt 音楽>作曲家>MacDowell 音楽>作曲家>Marcello 音楽>作曲家>Massenet 音楽>作曲家>Mendelssohn 音楽>作曲家>Merikanto 音楽>作曲家>Moir 音楽>作曲家>Mompou 音楽>作曲家>Monti 音楽>作曲家>Mozart 音楽>作曲家>Pachelbel 音楽>作曲家>Ponce 音楽>作曲家>Reinecke 音楽>作曲家>Rinck 音楽>作曲家>Royer 音楽>作曲家>Rubinstein 音楽>作曲家>Satie 音楽>作曲家>Scarlatti 音楽>作曲家>Schubert 音楽>作曲家>Schumann 音楽>作曲家>Scriabin 音楽>作曲家>Sibelius 音楽>作曲家>Suk 音楽>作曲家>Séverac 音楽>作曲家>Tchaikovsky 音楽>作曲家>Wagner 音楽>作曲家>三島元樹 音楽>作曲家>中国人作曲家 音楽>作曲家>吉松隆 音楽>作曲家>大中寅二 音楽>作曲家>鷲見五郎 音楽>楽器>アップライトピアノ 音楽>楽器>クラヴィコード 音楽>楽器>スクエアピアノ 音楽>楽器>チェンバロ 音楽>楽器>フォルテピアノ 音楽>楽器>リードオルガン 音楽>楽器>特殊管楽器 音楽>楽器>鍵盤ハーモニカ 音楽>楽譜作成(lilypond) 音楽>蓄音器 音楽>高橋靖志ハープシコード&クラヴィコード 音楽に思うこと

2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のコメント

無料ブログはココログ