フィールドの生誕祭によせて『ノクターン イ長調』を、1843年プレイエル製スクエアピアノで
今日(7/26)は、アイルランド生まれで主にロシアで活躍した作曲家、フィールド(1782-1837)の誕生日ですよ〜。
フィールドが亡くなった後、そしてショパンは生きていた1843年プレイエル製のスクエアピアノで、一般的には第4番とされている『ノクターン イ長調』をどうぞ(・o・ゞ
フィールドは現代では「ノクターンの創始者」としてしか知られていない・・・と言っても過言ではなさそうな存在ですが、ピアノ協奏曲は7曲を数え、一大ヴィルティオーゾとしても名を馳せていました。またこの当時は、ショパンの先進性に耳が追いつかずフィールドを最良とみなすスジモノも少なくなく、公明な評論家:レルシュタープによる<手短に言えば、もしショパンの作品が入用なら、あらゆる微妙な仕草を粗暴な振舞いに変じて映す歪んだ鏡の前に、フィールドのうっとりするようなロマンスを置けば、それで一丁上がりということだ。(後略)(1833.8.2.)> という極端な論調にまで及んでいたりします。
・・・まぁ、当のショパンの方はフィールドのノクターンを愛奏していた、という高弟ミクリによる証言が残っているのですがw<ショパンは格別の愛着をこめて、フィールドのノクターンを弾いていた。(中略)弾きながら思いつくままに装飾音を加え、妙なる調べの魅力を存分に発揮させたのである。>
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