フランソワ・クープラン《クラヴサン曲集第3巻》所収「第13オルドル」から『Les Lis naissans/百合の花ひらく』を、フレンチクラヴサンで
2019年7月27日に高円寺北口から10分程度の閑静な住宅地のど真ん中にある「ソフィアザール高円寺バロック」所蔵のフレンチクラヴサンを使って行った演奏会実況録画、フランソワ・クープラン(1668-1733)の《クラヴサン曲集第3巻》(1722年)所収「第13オルドル」から『Les Lis naissans/百合の花ひらく』です。
このクラヴサンは多彩極まりない才人の 永野光太郎氏 が2018年末に納入した楽器でようやく半年経ったばかりですが、音響振動に対する反応が抜群に良く、いわゆるエージングが進むわ進むわでいつも仰天させられています。本番にむけてわりと頻繁に鳴らし込みをさせてもらえたのですが、とにかく音が良〜く伸びるようになり、それとともに音が減衰する過程もまっこと上品にふわっと消える感じに。これぞエージングの醍醐味ですね〜 (`・ω・´)
・永野光太郎オフィシャルサイト:https://oratokoratok.jimdo.com
音楽は派手なだけでは成り立ちません。『Les Lis naissans/百合の花ひらく』はきわめて単純な曲ですが、少〜しずつ空気が変わって行く雰囲気は慎ましやかで上品なクラヴサン音楽の真骨頂の一つと思います。どうぞお楽しみくださいませ〜! ヽ( ̄▽ ̄)ノ
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