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カテゴリー「音楽>作曲家>Sibelius」の6件の記事

2024年5月24日 (金)

1968年製の YAMAHA U3E 木地ナチュラル仕上で、シベリウス「6つのバガテル, op.97」から第5曲『即興曲』を

1968年製の YAMAHA U3E で、シベリウスの「6つのバガテル, op.97」から第5曲『即興曲』を弾きました。例によってのピアピットによる品物です(*´-`)

1968年は昭和43年ですからピアノ業界に限らず日本全体が活気に満ちていた時代、合板を積極的に使う前の時代で、この個体も黒塗装の下に見事な美しい木目が隠れていました。そこで茶色くカスタム塗装仕上げの予定を変更、クリア塗装をかけて木地ナチュラル仕上としたとのこと✨

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

シベリウスが若い頃に打ち込んだのはヴァイオリンで、かなり遅くまでピアノ自体を持っていませんでした(アップライトは持っていたと思いたいのですが定かではなし)。しかも「ピアノ曲はお金のために作曲したんだよね〜」とかいう自身のつぶやきwが記録されており、それが全てではないにしても興味深い事実。それにしてもシベリウスという人類の歴史に残る名作曲家がピアノという楽器からどうやって音色や雰囲気を引き出そうかと熟考して世に出した作品の数々ですからどれも小洒落ていまして、この曲はなるほどシベリウスだと納得の佳曲ですよ〜(・o・ゞ

2023年11月30日 (木)

1960年代前半の HORUGEL/ホルーゲル 128cmで、シベリウス/『Elegiaco, op.76-10』を

1960年代前半と推定できる HORUGEL/ホルーゲル 128cm で、シベリウスの Elegiaco, op.76-10 を弾きました。例によっての #ピアピット による外装以外オーバーホールです(*´-`)

ホルーゲルを製造していたのは小野ピアノ製作所で戦前からの老舗、もともと東京は蒲田東六郷に工場がありましたが戦中の1941年に神奈川の湯河原に強制疎開、戦後1961年に廃業するまで湯河原で生産していたと推定できます。ただネット上には1961年より後に納品されている個体も散見されますので小野ピアノ製作所の廃業後にどこかが引き継いで生産していた可能性も高く、どうにかして詳細な調査をしなきゃですね〜😅 #ピアノ工房 #ピアピット #再調整

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

シベリウスが若い頃に打ち込んだのはヴァイオリンで、かなり遅くまでピアノ自体を持っていませんでした(アップライトは持っていたと思いたいのですが定かではなし)。しかも「ピアノ曲はお金のために作曲したんだよね〜」とかいう自身のつぶやきwが記録されており、それが全てではないにしても興味深い事実。それにしてもシベリウスという人類の歴史に残る名作曲家がピアノという楽器からどうやって音色や雰囲気を引き出そうかと熟考して世に出した作品の数々ですからどれも小洒落ていまして、この曲はとりわけ素敵なひらめきに満ちた佳曲ですよ〜(・o・ゞ

2023年7月17日 (月)

Hauptmann Jr./ハープトマンジュニアーで、シベリウス「10のバガテル, op.34」から第10曲『Souvenir/思い出』を

この Hauptmann Jr.(ハープトマン・ジュニアー)なるピアノはなんと戦前の日本製、松本楽器から経営権を取得した(乗っ取ったという解釈にも説得力アリ💦)銀座の山野楽器が日本楽器製造株式会社(現:ヤマハ)の横浜工場に生産を委託して販売していたピアノです。そしてさらにヤヤこしいことに、この横浜工場は日本楽器生え抜きの工場ではなく西川楽器を吸収した結果の工場ですので、西川の職人が西川の技術で日本楽器(ヤマハ)という名前がついた工場で作っていた山野楽器のハープトマン・ジュニアーピアノ・・・と判断するのが適切である気がします☝️

Hauptmann は獨逸弁では本来「ハウプトマン」という発音ですが、山野楽器のカタログには「ハープトマン」と記載されており、ネット上にまさにこの「ハープトマン・ジュニアー」の宣伝用マッチ箱の資料も転がっていてノケぞりました(売価550円也)従って、歴史資料という観点では「ハープトマン・ジュニアー」というカタカナ書きが正しくなってしまうという、まぁ、ナンつ〜か、ムツカシござる。いやはや、世間はホントに広い😳

*ハープトマン・ジュニアーピアノ(blog:マッチのけむり)
https://tokyomatchbox.blogspot.com/2022/04/blog-post_05.html

この個体は例によってのピアノ修理工房ピアピットのオーバーホール&再塗装で美しくよみがえっていますが、さすがに90歳くらいのお年寄りですから強いタッチでがっつり鳴らすのは無理っぽそうです。いかにも戦前の楽器という感じで重く豊かな鳴りが個性的で、お年寄りに対する礼儀作法をわきまえた上で落ち着いて音楽と向き合うためにはおもしろそうなピアノですよ〜。

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

曲は、シベリウス(1865-1957)の「10のバガテル, op.34」から第10曲『Souvenir/思い出』です。北欧の音楽はなんでもかんでも「澄んで冷たげな空気感を伴った楽曲」だと思ってはなりませぬ。シベリウスはさまざまなスタイルのピアノの小品を書いており、これはいかにもシャレオツなサロン風味な曲ですね〜。

2017年12月23日 (土)

シベリウスの『樅の木 op.75-5』を、ウィーン式アクションの1894年製ベーゼンドルファーで

クリスマスシーズンにはチト遅れをとった模様ですが・・・シベリウスのピアノ小品集 op.75より、第5曲『もみの木』です。この op.75 は北欧のピアノ曲を多数紹介してきた舘野泉氏の校訂による全音版につけられた「樹の組曲」という愛称で知られていますが、念のため、これはシベリウスがつけた名称ではなくあくまでも舘野氏による提案にすぎない、ということが楽譜に明記されています。

シベリウスは1865年に生まれて1957年に亡くなっているという大変に長命な作曲家・・・ということは、著作権が死後70年の国ではまだ切れていないという驚きが。シベリウスはピアノよりもむしろヴァイオリンが良く弾ける作曲家で、50歳にしてようやくスタインウェイのピアノを新品でプレゼントされたとのこと。この動画の op.75 は1914年の作曲ですから、実はこの1年前のことだったのでした。

この動画では1894年製のベーゼンドルファーを使っています。シベリウスが有名な交響詩『フィンランディア』を書いた5年前、50歳以前の(以後でもw)シベリウスがどのようなイメージをピアノに持っていたかは憶測する以外に手だてがありません(手だてと云うのか?www)が、論より証拠で一つの方向性が聴こえるかもしれませんよ〜。50歳以前の(以後でもw)シベリウスがどのようなイメージをピアノに持っていたかは憶測する以外に手だてがありませんが、論より証拠で一つの方向性が聴こえるかもしれませんよ〜。シベリウスが1889年にベルリンに留学し、さらにウィーンでも学んでいる・・・ということは、心に留めておいても悪くなさそうな(・o・ゞ

2016年12月 8日 (木)

シベリウスの生誕祭によせて『樅の木 op.75-5』を、ベーゼンドルファーで

今日(12/8)はフィンランドの英雄的作曲家シベリウス(1865-1957)の誕生日ですよ〜(・o・ゞ

あまりにも(その筋ではw)有名な、5つの小品 op.75 より第五曲『樅の木』を、ベーゼンドルファー225シュトラウスモデルを使って弾きました。なお、この op.75 は「樹の組曲」と言われることが多く、ワタクシも普通に良い名称とも思ってはおりますが、コレはシベリウス本人によるものではございませぬ。

えてして、ピアノ弾きは難しい曲ばかり弾いている自分に疑問を感じたり飽きたりすると比較的簡単な曲に走る傾向wにありますが、コレがな〜かなかどうして「サマにならない」んですね〜。

音が多い曲はとにかくブルドーザーがごとくが〜〜〜〜っっっと押しまくればそれなりにサマになって聞こえたりもしますが、音が少ない曲はそうは行きませぬ。音をどのようにつなげるか、重ねるか、余韻をどのようにコントロールするか・・・などなどが全てそれなり以上に決まらないと一発でバレるという恐ろしさ。

2016年9月20日 (火)

シベリウスの命日によせて、『抒情的瞑想, op.40』から第5曲「子守唄」を、プレイエル1843年製スクエアピアノで

今日(9/20)は、フィンランドの国民的大英雄な作曲家、シベリウス(1865-1957)の命日ですよ〜。
このところコレしか申し上げておらずマンネリで申し訳ございませんが、音楽には乱暴に分けて二つの方向があるなぁ・・・と思っておりまして。それは、ヴィルティオーゾ的な大向こうを唸らせるような方向と、親しみやすくしみじみと心安らぐような方向なのですが(・o・ゞ

大衆娯楽の必然として大演奏会でのヴィルティオーゾ的な演奏の方向ばかりが求められてしまうのは無理もないですが、世の中が強い刺激や変わった刺激ばかりになってしまうと、ただでさえそこら中で神経をすり減らさざるを得ない現代人はいったいどこでしみじみと心安らぐ時間を過ごすことができるのでしょう。

シベリウスがピアノ曲を確固たる理想をもって書き続けたようには思えぬwことは白状せねばなりませんが、このようなちょっとした曲にも珠玉ともいうべき作品が見つかります。「いいなぁ」と思う曲が時と場合で違ってくるのもまた楽しかったり。

Pensées Lyriques/抒情的瞑想, op.40』と名づけられた小品集から、第5曲「Berceuse/子守唄」を、プレイエル社1843年製のスクエアピアノを使って弾いてみました。

この楽器はシベリウスが生まれる四半世紀近く昔、ショパンが生きていた当時の楽器ですが、このころの楽器は圧倒的に「にんげん」に近いお道具でして、親しみやすくしみじみと心安らぐような方向を奏でるためにとってもよろしいのは論をまちません。
・・・いわば「人肌」の温もりを感じてくださると嬉しいです。

Sibelius - "Pensées Lyriques/抒情的瞑想, op.40" - No.5 'Berceuse' on a PLEYEL Square piano 1843

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