1968年製の YAMAHA U3E 木地ナチュラル仕上で、シベリウス「6つのバガテル, op.97」から第5曲『即興曲』を
1968年製の YAMAHA U3E で、シベリウスの「6つのバガテル, op.97」から第5曲『即興曲』を弾きました。例によってのピアピットによる品物です(*´-`)
1968年は昭和43年ですからピアノ業界に限らず日本全体が活気に満ちていた時代、合板を積極的に使う前の時代で、この個体も黒塗装の下に見事な美しい木目が隠れていました。そこで茶色くカスタム塗装仕上げの予定を変更、クリア塗装をかけて木地ナチュラル仕上としたとのこと✨
*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html
シベリウスが若い頃に打ち込んだのはヴァイオリンで、かなり遅くまでピアノ自体を持っていませんでした(アップライトは持っていたと思いたいのですが定かではなし)。しかも「ピアノ曲はお金のために作曲したんだよね〜」とかいう自身のつぶやきwが記録されており、それが全てではないにしても興味深い事実。それにしてもシベリウスという人類の歴史に残る名作曲家がピアノという楽器からどうやって音色や雰囲気を引き出そうかと熟考して世に出した作品の数々ですからどれも小洒落ていまして、この曲はなるほどシベリウスだと納得の佳曲ですよ〜(・o・ゞ
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