42年間放置のヤマハアップライトピアノでチェルニー30番を
さぁ七草もとっくに明けました。既に今年の1/40が過ぎてしまったコトに戦々恐々としておりますが、まぁ初笑い(遅いw)でもど〜ぞ。ネットの世界はまぢめなばかりでは楽しくないのですが、環境と運に恵まれないと、な〜かなか「ネタ」には巡り会えないモノでございます。
このたび、才気堂の渡邉祐治さんのご好意(?)により、前回の調律が1974(昭和49)年4月25日、なぁんと42年間まったく調律されていないアップライトピアノでチェルニー30番の第1,3曲を弾いてみましたよ〜。名づけて『狂律ピアノ』(・o・ゞ
世の中のピアノはこんな状態のピアノが少なからず、このように狂った音で学習者たちが稽古を重ねていることもまた少なからず。音楽の素敵な魅力が調律の狂いだけで完全に奪われてしまうとまでは申しませんしそんなハズもございませんが、魅力的な響きが出せないピアノで音楽の楽しみが十全に伝えられるかというと、それも大いに疑問でありま〜す。ま〜、12年間ウチのピアノを調律していなかったワタクシが言える立場でないと言われりゃその通りですがネ (・∀・)ニヤニヤ
サテ問題は、ピアノの先生らしき方々がアップされている動画や録音にもこのような状態のピアノが少なくないことです。それが「味」につながるような状態/弾き方ならばむしろ推奨したいのがワタクシの立ち位置ですが、このような先生方のピアノの狂い方はたいてい高音部の数音が派手に狂っていて「味」もへったくれもナイことが多かったりします。まぁそれは弦を切った後の狂いなので仕方ないと思う自分もおりますが、そのようなピアノでレッスン代をせしめられるのってウラヤマしいなぁ(いや詐欺でしょw)・・・とかなんとか(・x・ゞ
このように突っ込んだあとでアタマのネジをぐいっとユルめてみると、このピアノ、古いYAMAHAということもあって意外とマトモな箇所もあり、コレはコレで「味がある」ような気もしないでもなく。このピアノは調律されてしまったので、もはやこの狂い方は体験できません。惜しいこと・・・なのかしらん?ヽ( ̄▽ ̄)ノ
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