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カテゴリー「イベント・演奏会」の273件の記事

2025年7月 9日 (水)

7月1日/秘曲探索の愉しみ 壱、ライヴ動画2

7月1日の「秘曲探索の愉しみ 壱」のライヴ動画その2です🤗

知られていない作曲家の作品は、推しなべてごく普通の紋切り型で何曲か聴けば飽きてしまうようなものが圧倒的多数ですが、今回のシュレーター/Johann Samuel Schröter(1753-1788) の「6つのソナタ Op.1」は適度に芸風が散らばっていてかつ紋切り型に陥らないような工夫がちゃぁんと功を奏していてビックリでした。

その中から第5番の第1楽章を、当日のライヴ録画でお楽しみくださいませ〜

2025年7月 6日 (日)

7月1日/秘曲探索の愉しみ 壱@池袋、自由学園明日館、盛会御礼

チトお礼が遅くなりましたが、7月1日の「秘曲探索の愉しみ 壱」は、なんとまさかの満席という盛況でございました。皆さま、ほんと〜にありがとうございました!

知られていない作曲家の作品は、推しなべてごく普通の紋切り型で何曲か聴けば飽きてしまうようなものが圧倒的多数ですが、今回のシュレーター/Johann Samuel Schröter(1753-1788) の「6つのソナタ Op.1」は適度に芸風が散らばっていてかつ紋切り型に陥らないような工夫がちゃぁんと功を奏していてビックリでした。

その中から第1番の第2楽章を、当日のライヴ録画でお楽しみくださいませ〜🤗

2025年6月24日 (火)

シュレーター(1753-1788) の「6つのソナタ Op.1」の第2番第1楽章を、1790年ごろルイ・デュルケン作のフォルテピアノの複製楽器で

イギリスでフォルテピアノが広まり始めた時代にロンドンで活躍していた、Johann Samuel Schröter(1753-1788) の「6つのソナタ Op.1」の第2番、第1楽章です。生没年が W. A. Mozart のちょうど3年ずつ早いところにご注目!

この動画で使っているフォルテピアノは、1790年頃 Louis Dulcken(1761-1835) 作の個体の複製楽器です。フォルテピアノの複製としては比較的早い時期である 1979年頃(もう45年経つのか!)、アメリカの Thomas & Barbara WOLF による意欲的な作品で、ウィーン式アクションの開祖 J. A. Stein が生涯こだわった木製カプセルをオリジナル通りに採用しながらも楽器構造としては亜米利加らしく頑強堅牢に作られている、というね。

2025年7月1日(火)に池袋の重要文化財の洋館<自由学園 明日館(みょうにちかん)>の教室でこのソナタ6曲全部をこのフォルテピアノを使って弾くこともあり、そのごく一部のご紹介です。題して<秘曲探索の愉しみ 壱>ですぞ〜🤗
*演奏会詳細はこちらです
https://bergheil.air-nifty.com/blog/2025/05/post-1a7189.html

2025年5月21日 (水)

7月1日/秘曲探索の愉しみ 壱@池袋、自由学園明日館

7月1日(火)19時開演@池袋、ひっっっさびさに池袋の洋館でフォルテピアノの演奏会を行いますぞ (`・ω・´)

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚

目白古楽ネットワーク明日館シリーズ 復活第1弾!
秘曲探索の愉しみ 壱
ヨハン・ザムエル・シュレーター(1753-1788)


百年以上の時を経て残っている作品にはそれなりの理由があり、
知られなくなった作品にもちゃぁんと理由があるのは確かですが、
それでも「知られざる佳曲」を再発見したいのは人情であります。
美しさのさまざまな姿をその時代のフォルテピアノの音色で、
フランク・ロイド・ライトによる重要文化財建築の美しさとともに!


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2025年7月1日(火)19時開演
(18時半開場・20時半終演予定)
池袋、自由学園明日館(みょうにちかん)Room1925
3000円(当日精算/要予約25名)
主催:梅岡楽器サービス
http://umeoka-gakki.music.coocan.jp/99_blank022.html

使用楽器
Louis Dulcken 1790年モデル ウィーン式5オクターヴ
Thomas & Barbara WOLF 製作

プログラム
ヨハン・ザムエル・シュレーター (1753-1788)
6つのソナタ op.1 ほか

Handregister

2025年5月 1日 (木)

柏木真樹Vn教室、春の大発表会に向けて

今年の 柏木真樹Vn教室の大発表会は今年は5/4が すみだトリフォニーホール小ホール、5/6が豊洲シビックセンターホールの2日がかり、ワタクシは5/4に8人、5/6に2人伴奏でござるぞ💪

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本日は連日の合わせ稽古の狭間でひさびさのピアピットに出撃するもiPadを忘れて=楽譜がないので動画が録れず、常備菜の発表会用楽譜の束をスタインウェイのフルコンで個人的猛稽古、ナニげにすっごく助かったでした🤗

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看板猫のもずくを亜米利加の8mmムービー用 Cine Raptar 13mm F1.9 開放で(別の日だけどw)

f1.9 1/50sec. (ISO400) 2025.4.15.
 Camera: PENTAX Q
 Lens: WOLLENSAK Cine Raptar 13mm F1.9(D)
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WOLLENSAK Cine Raptar 13mm F1.9 & PENTAX Q
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2025年3月30日 (日)

スペースクリストーフォリ堺、特別コンサート

世界的にも希少なオリジナルピアノの集積地の「スペースクリストーフォリ堺」、今回は92歳の矍鑠たるレジェンド小林道夫先生とド中堅の大変な実力者の上野真氏によるデュオでございました。

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上野真氏の教え子たちが多数ご来場、おそらく初めての世界に興味津々でも遊び方がわからなかったようで、ワタクシちょっとだけおせっかいしてきました😛

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2025年1月19日 (日)

季節労働、つつがなしw

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アズール弦楽合奏団演奏会@豊洲シビックホール、チラシでは1330開場なのに紙のプログラムでは1345開場って、そりゃお客さん入るよね〜🤣

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ワタクシの出番は前プロなので、いつもの豪華おべんとはあとでゆっくりいただきましょうぞ。

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2024年11月10日 (日)

1726年製クリストーフォリピアノ&1763年製モーツァルトの旅行用クラヴィコード演奏会

2024年11月10日、大阪は堺の『スペースクリストーフォリ堺』主催公演の大役を仰せつかりましてな💪

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現代的な合理化を一切廃して多少の弾きづらさなどなどは意に関せず、といういさぎよ過ぎるほどの完全オリジナル主義な修復方針にこだわり抜く山本宣夫氏の本拠が『スペースクリストーフォリ堺』、山本宣夫氏はココで25年前の1999年に1726年製クリストーフォリピアノの奇跡的な完全複製楽器を作り上げたのでした(なお、浜松市楽器博物館の有名なのとは別の個体です👌)。この奇跡の一部がこの記事↓です。

*山本宣夫氏のインタビュー
 ホンモノの熱意というのは神がかりのように運を引き寄せるのだと納得させられます。運も実力のうち!
https://phoenixhall.jp/interview/2004/06/01/747/

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20年前まではこの山本宣夫氏の1726年製クリストーフォリピアノでの活動をワリと頑張っていたワタクシ、昨年2023年豊中市での「とよなかクリエイティブ・ガーデン」でのひさびさの再会を機に加齢なw復活、月並みな表現ですが、過ぎ去りし青春時代に一瞬でタイムスリップしましたよ〜😭

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「最初のピアノはチェンバロの躯体に弦を叩く機構を取り付けただけの不完全なシロモノだった」と憶測するだけなら知識があろうがなかろうが容易ですが、いまだにピアノの専門家な方々ですら案外とこの程度の認識でとどまっているコトが少なからずなようで歯がゆいです。例によってと言うべきかw史実は全く異なっており、Cristofori のピアノはチェンバロよりはるかに複雑強靭に組まれていて、しかもこの1726年製の個体の打弦機構(アクション)はウナるしかないほどに洗練されています。

*打弦機構の動画をどうぞ〜✨✨✨


そして、これまた特殊な「ダブル・ベントサイド構造」のために複雑強靭な躯体を持ちながら響板は雑な表現を許してもらえれば柔らかく「浮いた」ように仕組まれており、Cristofori のピアノで弾く柔らかいピアニシモは特筆すべき美しさなのです。そのためCristofori のピアノとクラヴィコードとの親和性が極めて高く、比較的小規模な会場でこの2台を演奏するというのは我がスタイルとして確立できたような気がいたします✌️

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この山本宣夫氏による複製楽器は「未完成かつ不完全なシロモノ」という根拠のない憶測を吹っ飛ばすに足る驚くべき出来栄えで、やはりピアノという楽器は Cristofori という「真の天才による偉大な発明」だったのだろうなぁと思わされます。願わくば、この動画でその魔力のごく一部でも伝われば幸いです。

2024年10月 6日 (日)

墨東押上発 スタインウェイ・サロン ACT. 1 盛会御礼

10月5日(土)の『墨東押上発 スタインウェイ・サロン ACT. 1』はおかげさまで大盛況、皆さまありがとうございました!

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押上文庫の1959年製ハンブルク・スタインウェイはいささかお疲れでしたが適切な修繕で見事に復活、昔の楽器にしばしば宿る魔力のみならず、清潔感や透明感をも兼ね備えた素晴らしい楽器となりました。

またやってねの声も多く、年に数回できればイイかなぁと思っております。どうぞご期待くださいませ〜👌

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2024年9月29日 (日)

ハンブルク・スタインウェイ O-180 1959年製で、スクリャービンの『プレリュード, op.11-21』を

1959年製のおなじみ Steinway & Sons O-180 で、スクリャービン(1872-1915)初期の『プレリュード, op.11-21』を弾きました。この明るく繊細に澄み切った世界もまた、スクリャービンの大切な一面だと思いますね〜🧐

この個体は、スタインウェイは日本国外にこそ良いものがある、という信念の一流調律師による選定品です。スカイツリーの下、下町押上の「押上文庫」のオーナー氏の所有でして、氏は歌やピアノの仕事から日本酒と器の仕事への華麗なる転職を果たし、和洋問わずさまざまな文化に通じる大変な文化人。その広く深いこだわりの果てにw入手した恐ろしくポテンシャルの高いこのスタインウェイ、古い楽器の奥深い不思議さを伝えるのにふさわしい名器です。

*押上文庫:https://oshiagebunco.jimdosite.com

このたびワタクシが 2024年10月5日 にここ押上文庫でサロンコンサート『墨東押上発スタインウェイ・サロン』をすることになり、しばらく手を加えておらずにいささかくたびれていたこの個体ですが、古い楽器を良〜く知るベテラン辣腕調律師にみっっっちりと手を入れてもらえました。どんな仕事もそうですが、簡単に一発で改善できるような「必殺技」なんぞ存在するハズもなく、正常な位置・動きを取り戻させるべくただひたすら愚直に丁寧に精度を高め続ける大ベテランの作業にはただただ敬服感服尊敬の一言(一言じゃないナw)しかございません。

果たしてその結果は素晴らしく、往年の銘機が復活した感触ありです。その一端をどうぞお楽しみくださいませ。

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