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カテゴリー「イベント・演奏会」の267件の記事

2025年1月19日 (日)

季節労働、つつがなしw

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アズール弦楽合奏団演奏会@豊洲シビックホール、チラシでは1330開場なのに紙のプログラムでは1345開場って、そりゃお客さん入るよね〜🤣

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ワタクシの出番は前プロなので、いつもの豪華おべんとはあとでゆっくりいただきましょうぞ。

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2024年11月10日 (日)

1726年製クリストーフォリピアノ&1763年製モーツァルトの旅行用クラヴィコード演奏会

2024年11月10日、大阪は堺の『スペースクリストーフォリ堺』主催公演の大役を仰せつかりましてな💪

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現代的な合理化を一切廃して多少の弾きづらさなどなどは意に関せず、といういさぎよ過ぎるほどの完全オリジナル主義な修復方針にこだわり抜く山本宣夫氏の本拠が『スペースクリストーフォリ堺』、山本宣夫氏はココで25年前の1999年に1726年製クリストーフォリピアノの奇跡的な完全複製楽器を作り上げたのでした(なお、浜松市楽器博物館の有名なのとは別の個体です👌)。この奇跡の一部がこの記事↓です。

*山本宣夫氏のインタビュー
 ホンモノの熱意というのは神がかりのように運を引き寄せるのだと納得させられます。運も実力のうち!
https://phoenixhall.jp/interview/2004/06/01/747/

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20年前まではこの山本宣夫氏の1726年製クリストーフォリピアノでの活動をワリと頑張っていたワタクシ、昨年2023年豊中市での「とよなかクリエイティブ・ガーデン」でのひさびさの再会を機に加齢なw復活、月並みな表現ですが、過ぎ去りし青春時代に一瞬でタイムスリップしましたよ〜😭

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「最初のピアノはチェンバロの躯体に弦を叩く機構を取り付けただけの不完全なシロモノだった」と憶測するだけなら知識があろうがなかろうが容易ですが、いまだにピアノの専門家な方々ですら案外とこの程度の認識でとどまっているコトが少なからずなようで歯がゆいです。例によってと言うべきかw史実は全く異なっており、Cristofori のピアノはチェンバロよりはるかに複雑強靭に組まれていて、しかもこの1726年製の個体の打弦機構(アクション)はウナるしかないほどに洗練されています。

*打弦機構の動画をどうぞ〜✨✨✨


そして、これまた特殊な「ダブル・ベントサイド構造」のために複雑強靭な躯体を持ちながら響板は雑な表現を許してもらえれば柔らかく「浮いた」ように仕組まれており、Cristofori のピアノで弾く柔らかいピアニシモは特筆すべき美しさなのです。そのためCristofori のピアノとクラヴィコードとの親和性が極めて高く、比較的小規模な会場でこの2台を演奏するというのは我がスタイルとして確立できたような気がいたします✌️

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この山本宣夫氏による複製楽器は「未完成かつ不完全なシロモノ」という根拠のない憶測を吹っ飛ばすに足る驚くべき出来栄えで、やはりピアノという楽器は Cristofori という「真の天才による偉大な発明」だったのだろうなぁと思わされます。願わくば、この動画でその魔力のごく一部でも伝われば幸いです。

2024年10月 6日 (日)

墨東押上発 スタインウェイ・サロン ACT. 1 盛会御礼

10月5日(土)の『墨東押上発 スタインウェイ・サロン ACT. 1』はおかげさまで大盛況、皆さまありがとうございました!

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押上文庫の1959年製ハンブルク・スタインウェイはいささかお疲れでしたが適切な修繕で見事に復活、昔の楽器にしばしば宿る魔力のみならず、清潔感や透明感をも兼ね備えた素晴らしい楽器となりました。

またやってねの声も多く、年に数回できればイイかなぁと思っております。どうぞご期待くださいませ〜👌

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2024年9月29日 (日)

ハンブルク・スタインウェイ O-180 1959年製で、スクリャービンの『プレリュード, op.11-21』を

1959年製のおなじみ Steinway & Sons O-180 で、スクリャービン(1872-1915)初期の『プレリュード, op.11-21』を弾きました。この明るく繊細に澄み切った世界もまた、スクリャービンの大切な一面だと思いますね〜🧐

この個体は、スタインウェイは日本国外にこそ良いものがある、という信念の一流調律師による選定品です。スカイツリーの下、下町押上の「押上文庫」のオーナー氏の所有でして、氏は歌やピアノの仕事から日本酒と器の仕事への華麗なる転職を果たし、和洋問わずさまざまな文化に通じる大変な文化人。その広く深いこだわりの果てにw入手した恐ろしくポテンシャルの高いこのスタインウェイ、古い楽器の奥深い不思議さを伝えるのにふさわしい名器です。

*押上文庫:https://oshiagebunco.jimdosite.com

このたびワタクシが 2024年10月5日 にここ押上文庫でサロンコンサート『墨東押上発スタインウェイ・サロン』をすることになり、しばらく手を加えておらずにいささかくたびれていたこの個体ですが、古い楽器を良〜く知るベテラン辣腕調律師にみっっっちりと手を入れてもらえました。どんな仕事もそうですが、簡単に一発で改善できるような「必殺技」なんぞ存在するハズもなく、正常な位置・動きを取り戻させるべくただひたすら愚直に丁寧に精度を高め続ける大ベテランの作業にはただただ敬服感服尊敬の一言(一言じゃないナw)しかございません。

果たしてその結果は素晴らしく、往年の銘機が復活した感触ありです。その一端をどうぞお楽しみくださいませ。

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2024年9月25日 (水)

ハンブルク・スタインウェイ O-180 1959年製で、ショパンの『マズルカ op.63-2』を

1959年製のおなじみ Steinway & Sons O-180 で、ショパン(1810-1849)が晩年(1846年)に作曲した『マズルカ, op.63-2』を弾きました。まぁ晩年とはいえ、若いっちゃ若い36歳なのを忘れてはいけませんぞ🧐

この個体は、スタインウェイは日本国外にこそ良いものがある、という信念の一流調律師による選定品です。スカイツリーの下、下町押上の「押上文庫」のオーナー氏の所有でして、氏は歌やピアノの仕事から日本酒と器の仕事への華麗なる転職を果たし、和洋問わずさまざまな文化に通じる大変な文化人。その広く深いこだわりの果てにw入手した恐ろしくポテンシャルの高いこのスタインウェイ、古い楽器の奥深い不思議さを伝えるのにふさわしい名器です。

*押上文庫:https://oshiagebunco.jimdosite.com

このたびワタクシが 2024年10月5日 にここ押上文庫でサロンコンサート『墨東押上発スタインウェイ・サロン』をすることになり、しばらく手を加えておらずにいささかくたびれていたこの個体ですが、古い楽器を良〜く知るベテラン辣腕調律師にみっっっちりと手を入れてもらえました。どんな仕事もそうですが、簡単に一発で改善できるような「必殺技」なんぞ存在するハズもなく、正常な位置・動きを取り戻させるべくただひたすら愚直に丁寧に精度を高め続ける大ベテランの作業にはただただ敬服感服尊敬の一言(一言じゃないナw)しかございません。

果たしてその結果は素晴らしく、往年の銘機が復活した感触ありです。その一端をどうぞお楽しみくださいませ。

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2024年9月 8日 (日)

10月5日/墨東押上発 スタインウェイ・サロン ACT. 1

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しばらく動画ばかりでサボっておりましたが、ひさびさのサロンコンサート、題して墨東押上発 スタインウェイ・サロン ACT. 1ですぞ。
今度10月5日(土)17時怪演で、これまた魔力たっぷりな1959年製ハンブルクスタインウェイを使ってめっちゃ美味い日本酒懇親会つきで〜す👌

押上の地は「墨東(=隅田川のちょっと東ですネ)」という、江戸明治の昔から文化人が隠れ忍び集い愛した土地。21世紀も1/4が過ぎ去ろうとしているw現代ですが、この地の文化の集結地&発信地たる 押上文庫 から、コンサートホールでは絶対に味わえない、気軽で親密な空気をお届けします。

ご予約&お問合せ oshiagebunco@gmail.com(押上文庫)

会場はスカイツリーの根元、押上文庫 です。ココの骨董酒器で愛でる日本酒、サイコーですぜ〜😎
(なお準備の都合上、キャンセルは3日前まででお願いしたく存じます🙇🏻)

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ここのスタインウェイO-180はオーナー氏の所有。氏は歌やピアノの仕事から日本酒と器の仕事への華麗なる転職を果たし、和洋問わずさまざまな文化に通じる大変な文化人。そのこだわりの果てにw入手した恐ろしくポテンシャルの高いスタインウェイ、古い楽器の奥深い不思議さを伝えるのにふさわしい名器です!

2024年5月 5日 (日)

柏木真樹ヴァイオリン教室、大発表会2日め

柏木真樹ヴァイオリン教室の2日にわたる大発表会2日め第一部終了、本日は三曲1時間半近く弾くのみならず、譜めくり三曲2時間近くという暴挙💪💪💪

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豊洲シビックホールのファツィオリはけっこうデカく弾いても弦楽器を塗りつぶさないので、なかなか快適なのですぞ👌

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2024年5月 4日 (土)

柏木真樹ヴァイオリン教室、大発表会1日め

柏木真樹ヴァイオリン教室の2日にわたる大発表会1日め、本日は錦糸町のすみだトリフォニー小ホールにて15時スタート✨

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最初の方はチェンバロ入りの合奏で、ワタクシは聞き役。ピアノ伴奏は1730から一人と1930から四人連続でござい💪

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2024年4月14日 (日)

スペースクリストーフォリ堺、25周年コンサート

南海電車の堺駅から北野田駅までのバス(45分ちょいかかるのですが)が宿院を通っておりまして、本日のお目当てのスペースクリストーフォリ堺まで40分弱かけての〜んびりと🐌

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演奏者の小林道夫先生は91歳にしてなんとも若々しく、そして新進気鋭の川口成彦さんが若々しいのはまぁ当然w
この演奏会のために山本宣夫さんが修復に奮闘された1805年製のウィーン式フォルテピアノ、美しく鳴っていましたよ〜✨

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というワケで、今年秋のスペースクリストーフォリ堺のコンサートは不肖/不詳ワタクシが仰せつかりました。楽器は泣く子もだまる山本宣夫さんの1726年製クリストーフォリピアノの完全複製、そしてモーツァルトの旅行用クラヴィコードでございます。日程未定ですので、続報お待ちくださいませ〜。

2024年4月 3日 (水)

松本記念音楽迎賓館、春雨にけぶる五分咲きの桜

ひさびさに楽器怪説なおしごとで世田谷は岡本の松本記念音楽迎賓館に出撃なれど、安定の雨男は御健在な〜り🤣

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まぁ逆に屋内と屋外の明るさが少なくなってくれて、屋内のチェンバロ&グランドピアノと屋外の桜がイイ感じに合わせられましたぞ✨✨✨

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で、宣伝宣伝。
ちょっと前に ピアピット で収録していた番組がいよいよテレ東の「お直しJAPAN」で今度の日曜4月7日(日)18:30〜のどこかのコマでオンエアです。渡辺順一さんの技が20分くらい放送〜✨

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

ワタクシもちょっとだけ顔出し&演奏で賑やかしてるハズなので、まぁお楽しみくださいましね〜☝️

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