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カテゴリー「旅行>アメリカ」の33件の記事

2019年11月19日 (火)

Lee Conklin Reed Organ Museum の W.W.Putnam 社1907年製リードオルガンで、Theodor Kullak(1818-1882) 作曲『Ein fromm’ Gebet, op.81-1』を(ピアノ演奏版もあり!)

2019年の Reed Organ Society gathering が行われた、ミシガン州の小さな村:ハノーヴァーにある Lee Conklin Reed Organ Museum には100台ものリードオルガンが展示されており(日曜午後の4時間のみ公開;;;)、遠く遠くの日本からはるばる訪ねたよしみで(?)まとめて録画する時間を取らせてもらえました。

ウォルター・ヘンリー・ルイスの『リードオルガン・プレイヤー:休日の鍵盤愛好家のための曲集 〜あらゆる機会のために〜』(1914年)には小品が36曲おさめられておりますが、実は玉石混淆で弾き手の理解力が問われるのはココだけのハナシw。その中から、Theodor Kullak(1818-1882) 作曲の『Ein fromm’ Gebet, op.81-1』を、1907年にヴァージニアの W.W.Putnam Organ Co. で作られたリードオルガンで弾きました。

この『Ein fromm’ Gebet, op.81-1』はオルガン用のオリジナル曲ではなく、もとは1854年にベルリンで印刷されたピアノ用の作品『Kinderleben, op.81』の第1曲「Ein fromm’ Gebet」です。ルイスは曲自体はほぼ改変していませんが、題名を『A Silent Prayer』と変えています。まぁ作品番号は明記されていますし、悪くはない改変かなぁとは思います(^o^;;;



オリジナルのピアノ曲の方も、ウチの1894年製ベーゼンドルファーで弾いて見ましたよ〜 (`・ω・´)

2019年11月15日 (金)

Lee Conklin Reed Organ Museum の Farrand & Voter 社製リードオルガンで、S.S.Wesley(1810-1876) 作曲『Solomon’s Prayer』を

2019年の Reed Organ Society gathering が行われた、ミシガン州の人口450人弱の小さな村:ハノーヴァーにある Lee Conklin Reed Organ Museum には100台ものリードオルガンが展示されており(公開は日曜午後の4時間のみ;;;)、遠く遠くの日本からはるばる訪ねたよしみで(?)まとめて録画する時間を取らせてもらえました。

フレデリック・アーチャーの『アメリカンリードオルガン教本(1889年)の第2巻には小品が70曲おさめられており、なかなか感じ良くリードオルガン用に編集されているように思えます。その中から、Samuel Sebastian Wesley(1810-1876) 作曲の『Solomon’s Prayer』を、デトロイトの Farrand & Votey で作られたリードオルガンで弾きました。

この『Solomon’s Prayer』はオルガン用のオリジナル曲ではなく、もとはアンセムと言われる教会用4部合唱として1869年に『The Musical Times and Singing Class Circular』に発表された『O Lord, my God(Solomon’s Prayer)』です。アーチャーの編曲では明らかな音の誤りが一ヶ所と音楽的に微妙な違いが一ヶ所ありますが、ワタクシの感覚ではアーチャーの勇み足ではないかなぁと思います(^o^;;;

2019年10月22日 (火)

Rodney Janzi 邸表敬訪問!

リードオルガン協会の主要人物にして恐るべき実力者、Rodney Janzi 氏はトロントから今回の ROS gathering に向かう途中に居を構えておりまして、それならば帰るタイミングでお伺いしない手はござりませんで (*´-`)

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これは Rodney 邸の音楽室=ミニリードオルガン博物館。Rodney はわずか10年前にリードオルガンの演奏も修復も全くのゼロから始めたとのことですが、やはりコンピューター技術者ならではの的確な問題の切り分けが功を奏しているんだろうなと邪推しています。いわゆる「本業」のボスのご好意でドデカい倉庫の二階をタダで修復/保管場所として使わせてもらっているとのこと、そりゃ〜リードオルガンを本業に変えるワケにはいかないですね〜(^o^;;;

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この化け物のようなオルガンはスウェーデン製、やはり遠くに離れると物凄くて。離れても体感する音量はあまり減らず、雑音が少なくなって立体的なまとまり感ともいうべき不思議な感覚に襲われるんですね〜。信仰装置としての教会のためにオルガンが不可欠だったであろうこと、リードオルガンで体感できるとはホントに驚きでした。当の Rodney も自分で弾いていたら自分では聴けないわけで仰天しており、ワタクシが弾いたことにもそれなりに意味があったようです (`・ω・´)

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2019年10月21日 (月)

ROS Gathering 2019 最終日/午後「Fayette Opera House」

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はやくも本日は ROS gathering 2019 の最終日。隣のオハイオ州の「Fayette Opera House」まで一時間ぐらいのドライブでみんなで聴いたのは、Pam RobisonMichael Hendron という協会屈指の名手二人によるコンサート。

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舞台上にはリードオルガンとハルモニウムとカワイの木目調ピアノ、さらに舞台下には超大型の足鍵盤付リードオルガン、という威容。実は100年前にはリードオルガンとピアノの二重奏編曲がた〜くさん作られておりまして。まぁ打弦楽器と管楽器の合奏なので当然とも思えど、実際に目の当たりにすると色彩感の変化が何層にも拡がる実感が得られてなるほどなぁでした (*´-`)

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会場近くの紅葉が青空に映えて二度美味しい最終日となりましたでした。我々はその足で再び国境を越えてカナダ側へ。明日はこれまた超ド級の修復家(一応アマチュアですがそんなのどうでもイイくらいにぶっ飛んでます)である Rodney Janzi 邸の襲撃です(^^)

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ROS gathering 最終日午前/貸切収録!

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ROS gathering 最終日、午前中は完全にオフなのでせっかく日本から来たんだから動画の収録させてよ〜とお願いしたら、なんとなんと我々以外締め出しで3時間も時間を取ってもらえました (*´-`)

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こんなときに気合を入れ倒して鼻息荒くバシバシ弾き倒すwほど愚かなワタクシではもはやございませんで、まぁなんとか10台ぐらいは(弾き倒してるかw)収録できた手ごたえありです (`・ω・´)

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たかが3時間されど3時間、目移りするヒマなんぞあるハズもなく、なんとな〜くどの楽器がどんな感じかを考えつつ策を練っていたのが活かせられた、濃密な一瞬(=三時間)だったかも。

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これから録音チェックやら正しい表記のチェックやらやること山積みですが、ぼちぼち進めます。どうぞご期待くださいませ〜 (`・ω・´)

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2019年10月20日 (日)

ROS Gathering 2019 三日め、コンサート出演!

さて明日がホントの最終日ですが、午後にみんなで離れたところでのコンサートを見に行くだけなので、今晩は早くも「farewell party」なんですね〜。なんとワタクシ、事前に「パーティーの後に何人かでコンサートをすることになっていて出て欲しいんだけど、どぉ?」と訊ねられておりまして、そりゃ〜当然二つ返事でOKに決まっておりますがな (`・ω・´)

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進行役の Rodney Janzi に、ROS の直前に台風が東京を直撃して来られるか心配だった、との説明をしてもらえて感激。会場から遠い順に、日本、イングランド、カナダ、アメリカという4人の演奏者それぞれがパーティーのあとの余興にしてはまさかの一人あたり20〜25分という大充実のプログラムを組ませてもらえて、リードオルガンでできる様々な表現を盛り込むことができました。満場のウケがとれてホッ (*´-`)

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ROS Gathering 2019 三日め/午後「Congregational Church UCC of Jackson, MI」

ROS gathering 三日目の午後は近隣の教会「Congregational Church UCC of Jackson, MI」まで、1926年製のスゴいパイプオルガンの見学&体験会。ここには木目調の1895年ごろのスタインウェイB型もございまして、またコレが素晴らしい音色で (*´-`)

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完全に教会作りつけでパイプがま〜るで見えないというシロモノ。それでいてパイプの種類が半端ないと同時に最低音域の恐ろしいことこの上なし。音量があるわけでは決してないのですが、建物全体が振動してあらゆる方向から地鳴りが聞こえると同時に腰周りがムズムズするような感覚は、日本にいては決して体験できぬ感覚でしょう。

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この楽器でも渡邉祐治氏は都節的な音出しでアメリカンを煙に巻くというか、面白がらせるというか、呆れさせるというか。この才人、恐るべし。

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2019年10月19日 (土)

ROS Gathering 2019 三日め/午前「Ye Ole Carriage Shop」

ROS gathering では、地元の文化に触れる機会を作ってくれてそれがまた愉しいのですが、まことにとんでもない御仁をご訪問できました!

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「Ye Ole Carriage Shop」という古き佳き自動車工業な亜米利加のてんこ盛りなスペース、なんと呆れたことに全てオリジナルで、かなりお年のご様子ですが40年とかかけて個人でコツコツ揃えやがったという(`・ω・´)

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今回の ROS gathering 会場は Hanover という小さな村、みんなが宿を取っているのは Jackson という町で、この地 Jackson で作られた自動車の数々も当然ながらオリジナルかつ世界で数台しか残っていないシロモノも少なからず。

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子供部屋なコレクション、コカコーラなコレクション、足こぎ自動車なコレクションなどなど、いやはや素晴らしい人生を送ってきたんでしょね〜(*´-`)

ROS Gathering 2019 二日め

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ROS gathering 2019 の2日め、超〜強烈雨男なワタクシにしてはまさかのw快晴で、放射冷却のためか朝の気温が0度で車のガラスがばっちり凍りついていたのにビックリ。紅葉が綺麗なのは期待通りで、やったぜの朝(*´-`)

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修復工房併設の博物館なので(逆かもw)基本のお題が修復なのは当然のこと。調律&整音講座、風袋(ふうたい、空気袋のこと)張替の実演そしてリードオルガン演奏法解説に加えて、まさかのエジソン蝋管録音オリジナルを再生しながらの讃美歌講座、という大充実の一日(`・ω・´)

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アメリカはメシが決してウマくないのは織り込み済みですが、会場で供された lunch も supper もおそらく手づくりのためかwまことに美味だったのが嬉しい誤算(・x・ゞ

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風袋の張替えはくっそ面倒で時間がかかるのに、ま〜オトコのコたちってば実演を目の当たりにしながら疲れも見せずにしゃべくりながらだらだらと眺めつづけられるんですね〜。

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さすがに一人減り二人減りでしたけど(^o^;;;

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空き時間にはオルガンそっちのけでジグソーパズルに興ずる女性軍も(あ、あくまでも空き時間ねw)

2019年10月18日 (金)

"Reed Organ Society gathering", Conklin Reed Organ & History Museum, MI

今回の "ROS gathering" はミシガン州で公共交通機関では全く行けない場所、渡邉祐治氏にドライバーを任せられるのをイイことにトロントまで飛んだwので、まさかの いわゆる「南回り」(というのか?) だったんですよ〜。トロント空港到着が23:30なのは、さすがに長かったかも(^o^;

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翌朝、トロント空港でレンタカーを借りてハイウェイを数回曲がったら このまま350km と出てノケぞったのでした。カナダにしてもアメリカにしても、狭い日本とは広さの感覚が全くもって違うんですよね〜。このカーナビが日本語なのは、例によって Apple の「carPlay」のおかげ。iPhone をUSB接続すればそのままカーナビになるというスグレモノで、いやはやホントに頼りになりました!

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さて、今回の『ROS gathering 2019』は国境を越えてさらに200kmぐらい、デトロイトのさらに西の方のわずか人口450人弱の小さな村にある、なななんとリードオルガンが100台もある博物館にて開催〜 (`・ω・´)

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まぁ「fully restored」と謳っているワリにはいささか雑で音がちゃんとは出ない個体も少なからずですが、この威容を見てしまうと、そこに触れるのはヤボですね。しかもこれほどの台数なのにホコリがほとんどたかっていないのにはビックリでした。

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演奏家という存在はごくごく一部の超〜売れっ子以外はなかなか裕福にはなれないwのが悔しいのですが、まぁだからこその悪知恵がまわって冗談のように安い(往復コミコミ73000円とは破格ちぅの破格でしょ!)航空券を手に入れられたのは幸運でございました(*´-`)

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