先日カタログ類を多数救出した鶴見の「大塚ピアノ社」の大量の資料の中に日本コロムビアが発売した「エレピアン」のカタログ類がございまして、その一冊に1962年11月6日朝日夕刊、エレピアン新発売の広告が挟まっておりましたぞ😳
挟まっていた元のカタログはコレで、コレまた古いものでした。掲載機種は以下の通りです。
*CEP-612D<61鍵>
真空管2本、トランジスタ3個、ダイオード2個
*CEP-615<61鍵>
真空管2本、トランジスタ3個、ダイオード2個
*CEP-753F<75鍵>
真空管5本、トランジスタ2個、ダイオード2個
*CEP-753<75鍵>
真空管5本、トランジスタ2個、ダイオード2個
戦後まもなくから鶴見の地でず〜っとピアノ調律・修理などなど全般をこなしてきた「大塚ピアノ社」が年齢と健康上の理由で店じまいするとのことで、例によってピアピットの渡辺順一氏が漢気を発揮、進駐軍が置いていって修理しながら使い続けてきた古いアップライトピアノ3台と工具の数々を引き取ると聞いて、そりゃ〜古いカタログなどの貴重な文書資料も多数残っているに違いないぞと踏んでご連絡(要はハイエナですわw)。
いかにも古いしっかりした仕事場で、想像以上に大量のカタログ類の数々と大量のホコリwにお出迎えされましてな。ヤマハとカワイが半分以上なのは当然ですが、凄かったのはそれ以外のいわゆる第3メーカーのカタログの数々。ベルトーン、シュベスター、アトラス、アポロ、は当然として、プリマトン、プルツナー、モルゲンスターン、ヴァンブロード、ドルファーなどなど、三浦啓市氏による名著『日本のピアノメーカーとブランド』でしかお目にかかったことのないブランドの資料がごっそり救出できました😳
それと同じくらいかそれ以上に貴重と思われるのは、初期の電気式鍵盤楽器のカタログの数々。昭和40年頃の最初期のエレクトーンD1-Bが載ったカタログ、ローランドのカタログにエレピアンのカタログなどなど。
12月までに大塚ピアノ社は店じまいを終えるおつもりですので、興味のある方はワタクシまでどうぞご連絡くださいませ!
ちょっと前に某所から古い iMac が余るから送料だけでアゲるよ〜、と言われてホイホイその気になって机の上を整理し始めるも、いやいやいや、ちょ〜っと待〜て〜よ〜・・・の顛末でござ〜い (*´-`)
2010年末に MacBook Air 11inch を新品で導入して以来、節約に節約を重ねまくって古いノートMacをそれぞれ一万円程度の激安で数台乗換え。ナゼかこのタイミングで新古品がこれまた格安で転がってきて、ついカッとなってw、実に11年ぶりの新品となる iMac M1 最安モデル導入と相成りました。神サマはちゃぁんと見ていらっしゃるようで🎉🎉🎉
ルーターが20年前の ADSL 用 10 BASE-T のまんまなのがタマにキズwwwですが、なにやらとっても速いし、キーボードもマウスも無線だし、すんげぃ近未来に放り出された感強し。モニターはず〜〜〜っっっと11インチが基本だったので、23.5インチは無限の荒野(・o・ゞ
YouTube作成に使い倒している Early 2008 の MacBook と、Facebook などに使い倒している Late 2010 の MacBook Air と、3台使いになりましたとさ🤣
Facebook友のアマチュア笛吹き大島徳彦さんの絵の個展にクラヴィコードとチェンバロがあって演奏が聴けるとなれば、ご挨拶に伺うのが当然の礼儀でございまして(*´-`)
大島さんご本人の笛の演奏、そして前々からなんとなく活動が気になっていた西野晟一朗(にしのせいいちろう)さんのクラヴィコード演奏もさることながら、優しげでありながら芯がビシッと通った絵の数々に囲まれた贅沢な時間を堪能できました。僭越ながら差し入れにお祝い演奏をさせていただきましたが、西野さんとのモーツァルト初期 K.19d の初見連弾の楽しかったこと楽しかったこと!
クラヴィコードを響かせるように音を重ねて弾ける人材にほとんどお目にかかれないのが残念な現状(^x^;;;ですが、西野晟一朗さんってそれができる稀有の人材なのが嬉しくて。クラヴィコードは西野さんの所有の逸品、小渕晶男2006年製作の Johann Heinrich Silbermann (1775) モデル。このクラヴィコード、持ち主の力量を反映して素晴らしく「育って」いて、小渕さんの楽器特有の非常に素直な鳴りが際立っていました。そして、大島さんお持ちの J.H.Rottenburgh のオリジナルフルートの鳴りがまた次元の違うなんとも凄まじい鳴りだったのもまた愉し。
んで、満足したアカツキにウチの近所のいつもの場所で良質なw炭水化物とタンパク質とアブラに加えてニンニクと唐辛子を充分に摂取、とw
今年も2020年にしてほしい年明けですが、みなさまそれなりに心地よいお正月を迎えられたようでよかったでした。っっったく、地球全体で去年はなかったことに決めればイイのにサ(・3・)
人類はつながりを育む存在だと思うのですが、それを自らの意思を持って制限せねばならぬのがツラかったですね〜。それと同時に、従来いわゆる「人類の繁栄」と称されてきた物質的経済的な発展の脆さがはからずも露呈したような気もしますね。
まぁワタクシ自身は弾き/引きこもりな自分の一面を発見できて我ながら意外wでしたけど、それでも舞台に触れるたびにえも言われぬ「切望感」のような何かを強く感じました。
芸術そして学問(同じかw)を求める心こそが人間を人間たらしめているのであって、物質的経済的な充足って実は単なる生存のための欲求の延長に過ぎないんですよね〜。ただこ〜ゆ〜感覚は収奪する側からすると厄介なワケで、だいたい封殺されますナ。
歴史上、音楽がどれほど弾圧され、またプロバガンダに使われてきたか、神さまと交信するときにナゼ通常と異なる声色を使うのか・・・音響振動空間には、人間の遺伝子に仕組まれている何かを覚醒させる力があるのでしょうね。
どうかこの夢か現かわからぬ不思議な世界を末長く感じ続けられるよう、錯綜する情報に右往左往させられずにいられますように。
オトコのコの夢にあふれた古き佳き時代の雑誌を100年分2万冊(!)ほど所蔵している『夢の図書館』襲撃〜(`・ω・´)
ここには日本の科学技術を培った歴史やら気概やら根性wやらが詰まっており、現代のデジタルを支えているのが他でもないこの時代なんだなぁぁぁ、という感慨が新たに。未整理な資料で部屋が大変なことになっているwのもまことに素晴らしく(*´-`)
雑誌って、一流な著者がそれぞれの時代の最先端を手を替え品を替えwわかりやすくしかしレベルは下げずに惜しみなく伝えるもので、それが次の世代への良質な種蒔きになっていたんですよね〜。ということは、実は昔の技術雑誌を実用に供するのは懐古趣味にとどまらず資料としての価値が極めて高いワケで、いやしくも技術立国を標榜するならばアーカイブとして国家予算をかけて欲しいレベルの偉業ですがな😤
ここは年会費わずか3000円で運営されているので、一人でも多くの賛同者に集まってほしいです。 是非ともご参集くださいませ〜!
夢の図書館: https://www.gijyutu-shounen.co.jp/Library/
夢の図書館会員募集ページ:
https://www.gijyutu-shounen.co.jp/Library/usage/partner/
某オクを覗いたらこんなモンが状態が良くないせいか適価で転がっているのを見つけてしまいましてな。そもそもコレにアクセスできた時点でヤフオクの覗き方として根本的に問題があることにはとりあえず触れないで欲しいのですが、まぁ見てしまったからには仕方がない、1100円増しで入札しておいたらナゼかそのまま落札してしまいましたとさ (*´-`)
「坊っちやん」「二百十日」「草枕」の三篇所収、夏目漱石著『鶉籠』春陽堂(明治四十年初版)
<住みにくき世から、住みにくき煩いを引き抜いて、有難い世界をまのあたりに寫すのが詩である、畫である。あるは音樂と彫刻である。こまかに云へば寫さないでもよい。只まのあたりに見れば、そこに詩も生き、歌も湧く。>
『草枕』には漱石というか明治の強力極まりない知識人の教養がふんだんに散りばめられていて、読み味わうのがめっちゃ困難なんですわ。ですが、一流の人物がこれぞと心に決めて世間に発表した名作ってホントに良く作られておりまして、伏線やら本歌取りやらを知らなくても受け手のレベルに応じて姿を変えてくれるので、どんな受け手でも興味さえ持っていればそれなりに楽しめるようになっているように思います。真にメジャーになれる作品って、とてつもない過剰品質を全くそれと知られずにシレッと「そこにゐる」んですね〜。メジャーな作品は「通俗的」と貶められることが少なからずございますが、通俗的な一面なくしてメジャーになれるハズないですやん。『草枕』はメジャーな作品というには通好みに過ぎるとは思いますが、この『鶉籠』に収められた「坊っちやん」「二百十日」「草枕」の三篇の組み合わせって芸術作品の「見せ方」としてまことに興味深いです。
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