リントホルムの1段チェンバロで、フィッシャー「音楽のパルナス山」第1組曲『Uranie』から「サラバンド/Sarabande」を
おそらく50年ほど昔のLINDHOLM/リントホルム製の1段チェンバロの音です。
現代では古楽器の研究が進んで一般的な理解も追いついてきて、ヒストリカルな工法による楽器を耳にすることがごくごく普通のこととなりましたが、ものの半世紀ほど昔のだいたい1960〜80年あたりはなかなかバリエーション豊かな時代でした。チェンバロは現代の楽器に比べると当然ながら「弱い」ワケでして、20世紀後半という時代には「商品」として通用しないと考えられたのでしょうか、ヒストリカルな雰囲気を持たせながらも強固な構造を持ったチェンバロも一定のシェアを確保していました。
このリントホルムの楽器もそのような存在の一つでして、なんと膝で操作する4フィート弦(=1オクターブ上の弦)のon-offレバーが搭載されています。このようなレバーは実はヒストリカル楽器にも少数ありましたが、それをコピーしたわけではなく独自な頑丈なレバーですね〜👌
この楽器は古楽器も製作するわパイプオルガンも弾いてしまうわな調律師の嶋田ひろみさんが、またまた例によっての印西市のピアピットで作業している楽器です。たまに見学もできますので、ご覧になりたい方はピアピットまでご連絡くださいましね〜。
*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html
まぁこのような世界が「キワモノ扱い」されること自体は仕方ないこと。ですが、文化・芸術を醸成するにあたっては入り口の多様性ってか〜なり大切なハズでして、このような存在はついつい紹怪したくなってしまうのがワタクシでありま〜す。廻り道って、むっちゃオモシロいと思いませんこと?ヽ( ̄▽ ̄)ノ
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