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2025年9月の6件の記事

2025年9月30日 (火)

ゑびす製菓、全店舗閉店

57年間ひたすら真面目に良い和菓子を作り続けてきた地元の隠れた名店が、ひっそりと本日9/30で全店舗閉店と相成りました。

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名物のどら焼は手作り感満載、他にも大きな栗を一個丸ごと使うわ、梅も一個丸ごと使うわ、伝統的な和菓子も小洒落た近代的なお菓子も秀逸だったんですよ〜。

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19時半完全閉店の45分前に駆け込めて、最後に残っていたグレープフルーツゼリーを全部かっさらいました。寂しく空っぽの棚の画像はちょ〜っと撮れなかったなぁぁぁ😭

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2025年9月26日 (金)

中島みゆき 作詞/作曲『小石のように』ピアノソロ:1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

中島みゆきの『小石のように』を、いつもの1894年製アンティークピアノで弾きました(*´-`)
*ワタクシの編曲譜はこちらから入手できます
https://store.piascore.com/scores/365165

『小石のように』は1979年にリリースされたアルバム《親愛なる者へ》のB面5曲の真ん中です。軽快で聴きやすく、なんとなく箸休めな位置づけっぽく感じられます。ナニしろ前の曲が絶望の先を見据えたような怖い怖い切れ味の『ダイヤル117』ですから、も〜、なんちゅ〜曲順なのよ〜😅

 山をくだる流れにのせて
  まだ見ぬ景色あこがれ焦がれ
  転がりだす石は16才
  流れはおもい次第


守られている環境から足を踏み出すときのワクワク感、それを上流から川をくだるナニかに例えるのは取り立てて珍しい着想ではないと思いますが、最後の<流れはおもい次第>の最後で明るいメジャーな曲調からふっと翳るようにマイナーで終えるところがニクい技術。そりゃ、ワクワクだけでなく不安もよぎるのは当然の感覚でありま〜す。

 旅をとめる親鳥たちは
  かばおうとするその羽根がとうに
  ひな鳥には小さすぎると
  いつになっても知らない


いつになっても親は親で、スマートな子離れなんぞ簡単にできる親ばかりじゃございませんことよ。ここで唐突に<小石>が<ひな鳥>に変わっていることをあげつらうのはヤボ、曲のラストでこの伏線が回収されるんですよ〜💡

 おまえ おまえ 耳をふさいで
  さよならを聞いてもくれない
  とめどもなく転がり出して
  石ははじめて ふりむく


ひな鳥>の巣立ちは巣からさっそうと飛び立つようなカッコいいモンじゃなく、それこそ巣からドサッと落っこちてますよね〜。守られているときにはともすればその環境のありがたさを忘れがちになり、そこから離れてその本当のありがたさを知る、というのは言い古された人生訓ではありますが、言い古されるということはワリとみんなそんなモンだということで。

 川はいつか幅も広がり
  暗く深く小石をけずる
  石は砂に砂はよどみに
  いまやだれにも見えない


夢を見て希望を抱いていてもそんな夢なんぞ簡単に実現するワケもなく、それが度重なると身も心も削られて気づかぬうちに夢の希望も小さくなってしまうのがワリとフツーにある人生なのではないでしょうか。社会にもまれて角を削られて丸くさせられ、それはとりもなおさず自分自身の存在価値を見失ってしまうことに他ならない、というのも人生の定型として言い古されていますが、言い古されるということはワリとみんなそんなモンだということで(2回めw)

 おまえ おまえ 海まで百里
  坐り込むにはまだ早い
  石は砂に砂はよどみに
  いつか青い海原に


ただただ流されるままでいれば自発的に動くなんてぇ面倒はしなくて済みますし、自分自身の存在価値なんてあってもなくても変りゃしないわ〜、という姿勢は嘆かわしく一段劣って見られがちでしょうが、それはそれで一つの見識というか処世術として立派だと思います。それでも人は長く遠い人生を生き続けざるを得ないワケで、そんな人たちを暖かく見守り続けるこの曲の着眼点、いかにも中島みゆきであります。

中島みゆきにはこの手の名も知られぬ存在に対する応援ソングが少なくなく、デビュー後50年もトップを走り続けているということは、励まされたってそんなの邪魔でしかないからただただ静かにテキトーに生きさせてほしい、と思っているような人たちにも伝わる「ナニか」があるのでしょうね。これぞ詩作における高度な「抽象化」のなせるワザで、具体的でないからこそ受け取り側の心のあり方に応じて姿を変えられて、その結果まるで自分自身のために歌われているかのように具体的に受け取ってもらえるんですよね〜。ホントに人間心理って興味深くてたまらないです✨

 おまえ おまえ 海まで百里
  坐り込むにはまだ早い
  砂は海に海は大空に
  そしていつかあの山へ


そっか、<あの山へ>飛び立てるのは成長した結果の<ひな鳥>ですね。これは<小石>のはなしではなく、<小石>の旅にたとえた<ひな鳥>のはなし。そして、<小石>とは「流される存在」すなはち自分の意思でなく環境に運ばれてしまう存在の象徴であり、<ひな鳥>とは「自立すべき存在」すなはち守られてきたが羽ばたく意思がある存在の象徴。この歌詞では「未熟さ」という単語で表現される状態を<小石>と<ひな鳥>という別の切り口をもって取り上げており、最後に伏線の回収という形をとって二つの切り口が重なるように構成されている、まことに良く構成された歌詞だと思います。

しかも、<あの山>とは<流れ>が始まるところでもあり、それはまさにまさに<小石>の生まれ故郷でありま〜す。これは中島みゆきの歌詞に頻出する「輪廻転生」に他ならず、万物は流転して循環するという世界観にもつながる、実は箸休めに見せかけた大きな歌詞でもあったんですぞ💡💡💡

 砂は海に海は大空に
  そしていつかあの山へ


 

この動画で使っているピアノは100年以上昔、1894年製のアンティークピアノ。このような楽器を使ってこのような曲を弾くのはまことに愉しいです。現代では世間で聞こえる音のほとんどは電気を通していますが、このころに世間で聞こえていた音は生音が主流でした。1877年にエジソンが蓄音機を実用化し、このピアノが作られた1894年にはSPレコードの大量生産ができるようになって、次第に「録音」というシロモノが世間に知られるようになった時代。こんな時代の楽器がどれほど豊かな音世界を伝えていたのか、この動画で使っている楽器は奇跡的にオリジナルほぼそのまま、まさに時代の生き証人です。

2025年9月16日 (火)

秋刀魚の季節〜

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ここ数年、秋刀魚が不漁でとんとお目にかかれていませんでしたが、今年はそこそこマトモな品物を見かけられるようになりましたな✨

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最近しょっちゅう手伝っている柏木Vn教室の柏木センセと行きつけの場末の飲み屋に、案外とまともな秋刀魚が出てきて一驚、ひさびさに堪能できましたでござる🤗

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2025年9月 9日 (火)

10月30日/世にも静かな洋館LIVE

10月30日(木)19時開演@池袋、洋館でクラヴィコードの演奏会を行いますぞ (`・ω・´)

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚

目白古楽ネットワーク明日館シリーズ 復活!
世にも静かな洋館LIVE
モーツァルトの旅行用クラヴィコード


クラヴィコードは良い楽器を生で体験する機会に
なかなか恵まれず、妙に神格化されているフシがあります。
クラヴィコードの身近で親密な一面を
フランク・ロイド・ライトによる重要文化財建築の美しさとともに!


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2025年10月30日(木)19時開演
(18時半開場・20時半終演予定)
池袋、自由学園明日館(みょうにちかん)Room1925
3000円(当日精算/要予約25名)
主催:梅岡楽器サービス
http://umeoka-gakki.music.coocan.jp/99_blank022.html

使用楽器
モーツァルトの旅行用クラヴィコード(1763, J.A.Stein)の複製
2002年, Alfons Huber & Albrecht Czernin 製作

プログラム
W. A. Mozart(1756-1791)
*神童時代の作品の数々
K.3, K.4, K.5, K.9a
ロンドンの楽譜帳 K.15 など
J. C. Bach(1735-1782)
ソナタ Op.5-3 ト長調
J. Haydn(1732-1809)
ソナタ Hob.XVI/6 ハ長調
W. A. Mozart(1756-1791)
フィッシャーの主題による12の変奏曲 K.179(189a)

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2025年9月 6日 (土)

1963年製 KAWAI No.750(750号)で、カロル・ミクリ「10の小品, Op.24」から第1曲『前奏曲』を

1963年製 KAWAI No.750(750号)で、カロル・ミクリ「10の小品, Op.24」から、第1曲『前奏曲』を弾きました。
*楽譜はこちらから入手できます
https://store.piascore.com/scores/354023

KAWAI No.750(750号)の販売開始は1952年11月、初代の河合小市(かわいこいち)ご存命のころのセミコンサートグランドです。この個体が販売された1963年は高度経済成長期のど真ん中で日本全体が絶好調だった時代です。例によっての気合い入れたオーバーホールそしてピアピットお得意のカスタム再塗装、イイ感じに枯れているボディと健康な部品とのマッチングでバッチリよみがえりました(・o・ゞ

Karol Mikuli/カロル・ミクリ(1819-1897) はショパンの弟子として有名で、数々の名ピアニストを育てています。この時代はまだまだピアニストは即興はおろか作曲もできるのが当然の時代だったんですね〜(・o・ゞ

2025年9月 1日 (月)

豪華南高梅梅干、とりあえず干し終わりかなぁ

ウチはベランダがないため直射日光が当てられず、とにかく時間をかけてじっくりと風に当てていた豪華梅干、1週間ちょいでよ〜やっと表面に塩が析出してきたので取り込みでござい。っても、まぁ、密閉できる容器に入れただけなんですけどね〜✨

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イイ感じでふわふわで乾き切っていない印象ありですが、保管しているウチに果肉に潤沢に含まれている梅酢が染み出してきてしっとりした梅干しになることに期待期待期待😋

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そして、自分で漬け込んでいなけりゃ味わえない、干したてのまだフルーティで繊維質が残っている一個を試食。流石に塩味はまだまだ鋭いですが、ちゃ〜んと梅干ししてましたです✌️

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