1970年頃製と思われる ROSEN/ローゼン 450(福山ピアノ社)で、クラックの『森と野にて Op.105』第2曲を
おそらく1970年頃と思われる ROSEN/ローゼン 450(福山ピアノ社)で、クラックの『森と野にて Op.105』第2曲を弾きました。
*楽譜はこちらから入手できます
https://store.piascore.com/scores/326940
ROSEN/ローゼンはさまざまなメーカーに使われているブランドですが、この個体は日本の福山ピアノ社が製造しています。製造年を明確に示す資料はありませんが、三浦啓市氏所蔵の3本ペダルの時代のカタログに1970年の価格表が添付されており、とりあえず1970年前後の製造かなぁという判断をしました。なお、高音側鍵盤下部の箱は後づけのサイレント装置です。
*ピアノ工房ピアピット
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html
参考文献:三浦啓市『日本のピアノメーカーとブランド』
https://www.ankasha.com/books/books2
Theodor Kullak/クラック(1818−1882)はポーランドに生まれ、ベルリン周辺で活躍しました。クラックの音楽学校はドイツ全土で最大の私立音楽学校であり、主にピアニストの養成に特化して名だたる名ピアニストを輩出しています。
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