鶴見、大塚ピアノ社店じまい
戦後まもなくから鶴見の地でず〜っとピアノ調律・修理などなど全般をこなしてきた「大塚ピアノ社」が年齢と健康上の理由で店じまいするとのことで、例によってピアピットの渡辺順一氏が漢気を発揮、進駐軍が置いていって修理しながら使い続けてきた古いアップライトピアノ3台と工具の数々を引き取ると聞いて、そりゃ〜古いカタログなどの貴重な文書資料も多数残っているに違いないぞと踏んでご連絡(要はハイエナですわw)。
いかにも古いしっかりした仕事場で、想像以上に大量のカタログ類の数々と大量のホコリwにお出迎えされましてな。ヤマハとカワイが半分以上なのは当然ですが、凄かったのはそれ以外のいわゆる第3メーカーのカタログの数々。ベルトーン、シュベスター、アトラス、アポロ、は当然として、プリマトン、プルツナー、モルゲンスターン、ヴァンブロード、ドルファーなどなど、三浦啓市氏による名著『日本のピアノメーカーとブランド』でしかお目にかかったことのないブランドの資料がごっそり救出できました😳
それと同じくらいかそれ以上に貴重と思われるのは、初期の電気式鍵盤楽器のカタログの数々。昭和40年頃の最初期のエレクトーンD1-Bが載ったカタログ、ローランドのカタログにエレピアンのカタログなどなど。
12月までに大塚ピアノ社は店じまいを終えるおつもりですので、興味のある方はワタクシまでどうぞご連絡くださいませ!
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