ニューヨーク・スタインウェイ L-180 1907年製(修復前)で、スクリャービンの『ノクターン op.5-2』を
1907年製のニューヨーク・スタインウェイ L-180(修復前)で、スクリャービンの『ノクターン op.5-2』を弾きました。
Steinway & Sons の L-180 はニューヨーク工場でのみ生産されていたモデルで、ハンブルクの O-180 と同じ大きさです。戦前1910年前後のニューヨーク・スタインウェイはかなりバラつきはあるもののどれも軽い弾き方でこそ凄まじく鳴り響く印象で、この個体も少し音を出しただけで雷鳴がごとき鳴りが甦ってきました。例によってのピアノ工房ピアピットの入荷品で、オーバーホール後が楽しみ楽しみ。
*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html
ご存知の方はご存知の個性派スクリャービンですが、弾かれる曲は案外と限られているような気がします。この op.5-2 のノクターンはワリと弾かれない部類と思いますが、初期のスクリャービンの妄想に満ちたw軽さに満ち満ちた佳作ですぞ✨
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