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2024年3月の11件の記事

2024年3月29日 (金)

中島みゆき 作詞/作曲『野ウサギのように』ピアノソロ:1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

中島みゆきの『野ウサギのように』を、いつもの1894年製アンティークピアノで弾きました(*´-`)

『野ウサギのように』は1988年にリリースされたアルバム《グッバイ・ガール》の最初の曲です。このアルバム《グッバイ・ガール》は全曲のアレンジを瀬尾一三が手掛けた第1作目で、現在2024年に至るまでアレンジャーはず〜っと変わらずというところ、か〜なり意味のあるアルバムなんでしょね。1980年代半ばから新たな音楽の可能性を模索してきた中島みゆきですが(いわゆる「御乱心の時代」ですね)、瀬尾一三と出会ったこともあってこの時代は終焉を迎えた、というのが一般的理解だそうです。なお、このアルバム《グッバイ・ガール》はCD時代になってからのLPアルバムのラストなのでプレス枚数が少なく、中古市場では高値で取引されているとかいろいろと余計なハナシもございまして。ちょっと値が下がったタイミングで某ヤフオクでウッカリ落札してしまった(美品でバンザイ)というのもココだけのハナシ✌️

 いい男は いくらでもいるから
  そばにいてよね いつでもいてよね
  誰にだって いいとこはあるから
  とかく ほろりと ほだされたりするわ


いい男は いくらでもいる>のに、その時々でいつも<そばにいてよね いつでもいてよね>と願う女心、な〜かなかオトコのコにとってはムツカシござる。それでも<いいとこ>を見せるのが上手で女子を<ほろりと>その気にさせやがるオトコもちゃぁんといるワケで、まっっっことにケシカランですな😑

 思いも寄らぬ女になって
  変わったねって 哄われるだけ
  野ウサギのように 髪の色まで変わり
  みんな あんたのせいだからね


1988年ごろは髪の毛を染めていたのはせいぜい悪役女子レスラーぐらいしかおらず、不良というイメージが定着しかけていた程度だったような感じがします。確か茶髪も1990年代半ばごろから流行り始めたような気がしますが、そのような時代に<髪の色まで変わり>という表現を使うのはか〜なり強い印象(というかかなりの違和感)を持たれたのではないでしょうか。まぁ野ウサギの体毛は夏は茶色で冬には白く生え変わるというのが一般常識だった時代でしょうから、この違和感はウマいこと中和されたのだろなぁ・・・と思いつつ、<みんな あんたのせいだからね>に全部持っていかれるのでありましたwww

 あたしの言うことは 男次第
  ほらね 昨日と今とで もう違う


イヤ、だから、それ、ダマされてるってば💦
それがわかっていてもくっついてしまうのが男女の仲で、あれれと思う間もなく離れてしまうのもまた男女の仲なのかなぁ。これってステディがいないワケでとっても不安定なのですが、主人公はそれに気づいているからこそ・・・

 悪気のない人は みんな好きよ
  “好き”と“嫌い”の間がないのよ


と自分の判断をことさらに正当化してしまうのでしょうね。第三者から見たらま〜るで正当化なんかできてないのですが、コレ、やはり、強がりのなせる一種の自己洗脳wでありま〜す。

 見そこなった愛を 逃げだして
  また新しい烙印が 増える
  野に棲む者は 一人に弱い
  蜃気楼(きつねのもり)へ 駈け寄りたがる


男女の仲での切ったはった、これすなはち<烙印>ですが、男女の仲にしても人間社会にしてもそこに棲む者が一人に弱いのは誰でもわかっていること。キツネがウサギを狩ることはイメージとしてまだ現代でもそれなりに普通と思いますが、「蜃気楼」の別称が「狐の森」であることを教養として知っている人材は1988年当時ですらかなりの少数派だったのではないでしょうか。「蜃気楼」とは密度の異なる空気層の間での光の屈折で「そこにないものが見える」という現象ですが、それを「安定した愛が見える」と錯覚する意味にかけるのはさすがの中島みゆきのセンス。安定した愛を求めて主人公の野ウサギ(女性)が蜃気楼に駆け寄ってもそこには安定した愛なんぞなく、しかも蜃気楼の正体は狐の森ですから、野ウサギがキツネに狩られてしまうのは当然の成り行きですな。多重構造な掛け言葉の切れ味、恐るべし😳

この曲では中島みゆきのはすっぱな歌いっぷりが野ウサギ(女性)の不安定なふらふら感を倍化させており、実はこのアルバム《グッバイ・ガール》の次の曲が『ふらふら』なのが関係ありやなしや。多かれ少なかれパートナー次第で男も女も変わりますが、やはり中島みゆきの歌詞では強がっているオンナが恨み節をサラッとつぶやくコレですよね〜。

 みんな あんたのせいだからね



この動画で使っているピアノは100年以上昔、1894年製のアンティークピアノ。このような楽器を使ってこのような曲を弾くのはまことに愉しいです。現代では世間で聞こえる音のほとんどは電気を通していますが、このころに世間で聞こえていた音は生音が主流でした。1877年にエジソンが蓄音機を実用化し、このピアノが作られた1894年にはSPレコードの大量生産ができるようになって、次第に「録音」というシロモノが世間に知られるようになった時代。こんな時代の楽器がどれほど豊かな音世界を伝えていたのか、この動画で使っている楽器は奇跡的にオリジナルほぼそのまま、まさに時代の生き証人です。

2024年3月27日 (水)

MEOPTA Openar 20mm F1.8(C-mount) & PENTAX Q@浜離宮恩賜庭園

いろいろと乱高下で乱暴な気象な昨今ですが、その間隙をつくように都心に出撃でござる😎

f5.6 1/250sec. (ISO250)
 Camera: PENTAX Q
 Lens: MEOPTA Openar 20mm F1.8(C-mount)
Imgp7182s

新橋駅から比較的すぐでこの景色、日本の都市の春の雰囲気として秀逸ですね〜✨

f5.6 1/400sec. (ISO250)
 Camera: PENTAX Q
 Lens: MEOPTA Openar 20mm F1.8(C-mount)
Imgp7197s

例によって寫眞機は PENTAX Q 、鏡玉はチェコスロバキアの MEOPTA社はシネ用Cマウントの Openar 20mm F1.8 がメインでございました。この鏡玉の滑らかで柔らかな諧調、しっかりと光が回った菜の花にピッタリだったのでは✨✨✨

MEOPTA Openar 20mm F1.8(C-mount) & PENTAX Q
Img_1079s

2024年3月26日 (火)

Caleb Simper(1856-1942)「17 Voluntaries for the Organ, American Organ or Harmonium」第2巻から第9曲『Adagio』を、1893年ごろシカゴコテージオルガン社の豪華棚付きリードオルガンで

才気堂、渡邉祐治さんからの足踏みオルガンがピアピットに展示ちぅですぞ(*´-`)

イギリスのオルガニストそして作曲家のカレブ・シンパー/Caleb Simper(1856-1942)の「17 Voluntaries for the Organ, American Organ or Harmonium」シリーズの第2巻から、第9曲『Adagio』を、ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで弾きました。このベル社のリードオルガンは長い(=低い)16フィートのストップが低音側だけでなく全音域にわたって使えるのが特徴ですが、この動画では単純に8フィート1本に甘い揺れが入る「VOX HUMANA」をかけてみました。「VOX HUMANA」は要は「human voice」でして、扇風機に向かって声を出すと細かく強弱がついてあたかも人の声のような表情っぽくなるという、いかにもアナログな音質変換装置です。コレ、音程はほぼ変わらないのでヴィブラートではないのですが、厳密なコト指摘しても仕方ないのかなぁとかなんとか😅

カレブ・シンパーは普通の愛好家にとって親しみやすく平易な作品を数多く作曲しており、それこそ何万冊の単位でむちゃくちゃに「売れて」いたんですね〜。この「17 Voluntaries for the Organ, American Organ or Harmonium」シリーズだけでも12冊出版されておりまして、実はこのうちオマケが入っているものが5冊もあるという、まぁ似たような雰囲気の曲も少なくはないにしても、多作家ってぇヤツはホントにスゴいんだなぁと。

・お問合せ→リードオルガン修復:才気堂、渡邉祐治
https://pianoreedorgan.jimdofree.com/

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html



このベル社のリードオルガンは1900年前後に北米で隆盛を極めていた豪華棚付きリードオルガンの生き残り。小学校低学年の授業で使われていた程度の楽器、というリードオルガンのイメージとは全く異なる堂々たる楽器です。管楽器や歌唱のイメージは「レガート」という表現に取り組む上で必要不可欠。リードオルガンは管楽器かつ持続音を得意とする楽器で、しかも空気を足踏みペダルで送るのですから工夫次第で強弱表現が可能、というかなり楽しい楽器です。素直で温かくしかも演奏者の悪知恵w次第で管楽器としての多種多彩な表現ができる魅力は、一部の世界だけに留めさせるにはあまりにも惜しい世界です。

2024年3月22日 (金)

MEOPTA Openar 20mm F1.8(C-mount) & PENTAX Q@つくばエクスプレス利根川橋梁周辺の菜の花大群落

一昨日のいわきアリオス詣ででは車同乗だったのですが、この時期にいつも気になっていた菜の花が大群落で真っ黄色になっている土手の場所を特定、本日(4/22)めでたく訪問と相成りました。つくばエクスプレスと常磐道が利根川をわたる橋の周辺一帯、Googleマップの航空写真でも真っ黄色になっているのが見えるという大規模さなんですよ〜👌

f5.6 1/1250sec. (ISO250)
 Camera: PENTAX Q
 Lens: MEOPTA Openar 20mm F1.8(C-mount)
Imgp7162s

周辺が利根川の洪水流量を調整する「田中調整池」となっているためか近くに自動車も寄せられない場所でサイクリングロードのど真ん中、そこそこ近くまで寄れそうなバス路線はありそうでしたが行きはやはりつくばエクスプレスの柏たなか駅から歩いて日頃の運動不足を怪消せねば・・・とのんびり45分程度。

f5.6 1/1250sec. (ISO250)
 Camera: PENTAX Q
 Lens: MEOPTA Openar 20mm F1.8(C-mount)
Imgp7160s

おかげで超〜満開状態のアブラナ(葉の付け根に茎を巻くように葉が出るものがアブラナ、葉柄を介して葉が出ているのがカラシナだそうな!)の大群落を1時間に1台程度自転車が通るくらいで数時間にわたって完っっっ全に独り占め、そこそこ暖かかったこともあってむせかえるような花の香りも充分に愉しめました。

f5.6 1/1600sec. (ISO250)
 Camera: PENTAX Q
 Lens: MEOPTA Openar 20mm F1.8(C-mount)
Imgp7170s

例によって寫眞機は PENTAX Q 、鏡玉はチェコスロバキアの MEOPTA社はシネ用Cマウントの Openar 20mm F1.8 がメインでございました。この鏡玉の滑らかで柔らかな諧調、しっかりと光が回った菜の花にピッタリだったのでは✨✨✨

MEOPTA Openar 20mm F1.8(C-mount) & PENTAX Q
Img_1079s

2024年3月20日 (水)

いわきアリオス鍵盤楽器弾き込み隊

Img_2758

年に数回お声がかかる、いわきアリオスの各種鍵盤楽器弾き込み隊なおしごと。

*16フィートチェンバロの音はこちらからどうぞ〜


かなり珍しい16フィート弦を備えたヒストリカル工法による2段鍵盤のジャーマンチェンバロやら1段鍵盤のジャーマンチェンバロ、そしてポジティフオルガンにクラヴィコードと弾き放題なのが愉しくて。

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それにもまして(おっとw)楽しみなのが恒例の豪華海鮮丼ランチ、今回は海鮮丼&魚唐揚げセットで見事なヒラメの唐揚げ。骨離れは良いわ、しっかり揚げられていて小骨を気にせずにパリパリ食えるわで満足満足😋

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2024年3月16日 (土)

春の味覚登場〜

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朝晩の寒さはなんとかならんかとボヤきたくもなる早くも3月後半ですが、季節モノは着々と。

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いただいたときしか賞味できないのですが、ツクシそしてフキノトウをちゃちゃっとごま油で炒めてわ〜ずかに塩をふってみました。春先な苦味がバッチリ決まって爽〜怪ですぞ👌

Img_2723

2024年3月15日 (金)

1955年製のYAMAHA No.300(300号) で、ボエルマン『ノクターン, op.36』を

渋く木目が透けて見える 1955年製 YAMAHA No.300(300号) で、ボエルマンの『ノクターン, op.36』を弾きました。昨日ピアピットの萬年筆&インク沼に参戦したと言っても他にナニもしないでサボっていたワケではございませんぞ😎

このYAMAHA No.300(300号)は量産前のピアノで高さは131cm、象牙鍵盤で飾りパネルと実に丹念に作られていて、値段は当時のサラリーマンの平均月収のおよそ10倍だったとのことです。響板にまだアカエゾマツが使われていた時代の逸品で、地響きするような低音そしていかにも古き佳き時代の中身の濃ゆい音色が鳴り響いてますよ〜(*´-`) #ピアノ工房 #ピアピット #再調整

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

ボエルマン/Léon Boëllmann(1862-1897)はオルガン方面で有名なフランスの作曲家で、ご多分にもれずにオルガニストでありピアニストでもありました。このノクターン、おふらんすな華やかさと洒脱さそして重厚さとを兼ね備えた大変に充実した作品です。良い曲を見つけましたわ〜(・o・ゞ

2024年3月14日 (木)

ピアピットの萬年筆&インク沼に参戦の巻

ピアピットに萬年筆&インク沼があると聞いて、そ〜いえばこの沼には15年ほど前にちょっとだけ通りすがったなぁ・・・と思い出しちまいましてな😅💦

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ウチでゴソゴソすることたったの30分、不注意で軸を折ってしまったものも含めて4本が無事(?)出土、ナゼか持ってる超音波洗浄機にかけてピカピカにふっか〜つ✨

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ヒトを煽るのは殊のほか得意なワタクシ、あと一歩押せば転落するトコだったゆいちゃんにバッチリトドメを刺してしまいましたとさ。それにしても、まさかこの場でスマホでポチるとは😎

2024年3月13日 (水)

確定申告無事完了〜

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葛飾税ムショにて確定申告書類提出完了〜。

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細々と税金を取り返した自分へのご褒美に、旧中川沿いを散歩して奥戸の東京天然温泉まで足を伸ばしてま〜っっったりしてマス🐌🐌🐌🍵🍵🍵

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2024年3月 8日 (金)

1966年製のYAMAHA M1 で、アウリス・レイヴィスカ『即興曲 ニ長調』を

木目の美しい1966年製 YAMAHA M1 で、アウリス・レイヴィスカの『即興曲 ニ長調』を弾きました。

YAMAHA M1 は背が低く(107cm程度)天板が斜めに開くかわいいデザインで、落ち着いた木目が美しいです。例によってのピアピットの楽器、右側に見える普通のアップライトピアノと比べて背の低さが歴然ですね〜(*´-`) #ピアノ工房 #ピアピット #再調整

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

アウリス・レイヴィスカ/Aulis Leiviskä(1918.9.13.-1944.7.22.)はフィンランドの作曲家、フィンランドで最初の重要な女性作曲家であるヘルヴィ・レイヴィスカ/Helvi Leiviskä (1902-1982) の弟、という情報以外は残念ながら見つけられませんでした💦

2024年3月 2日 (土)

リントホルムのベントサイドスピネットで、『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』から「La Volta」を

ドイツのLINDHOLM(リントホルム)製ベントサイドスピネットがピアピットに登場ですぞ。古楽器も製作するわパイプオルガンも弾いてしまうわな調律師の嶋田ひろみさんが、またまた例によっての印西市のピアピットで紹介している楽器です。機種はちょこちょこ入れ替わったりなくなったりします💦ので、ご覧になりたい方はピアピットまでご連絡くださいましね〜(*´-`)

LINDHOLMのスピネットは半世紀ほど前にはドイツで相〜当に流行っていたそうで、それこそ「そこらじゅうで見かける」ほどだった由。それを真似て作ったのがかのTOKAIのスピネットだったそうです。この個体も、オリジナルの独自な一体型の爪周りを現代一般的なチェンバロの構造に換装してばっちりオーバーホールしてあります。

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

・『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』から、
 William Byrd(ca.1540-1623)作曲 『La Volta』
『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』は J.S.バッハ(1685-1750)より100年ほど昔にイギリスで出版されていた鍵盤楽器用の曲集で、親しみやすい曲も少なからずなんですよ〜😉



・トーカイ製ベントサイドスピネットの動画はこちら(^^)

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