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2024年2月20日 (火)

リントホルムのベントサイドスピネットで、フィッシャー「音楽のパルナス山」第1組曲『Clio』から「サラバンド/Sarabande」を

現代では古楽器の研究が進んで一般的な理解も追いついてきて、ヒストリカルな工法による楽器を耳にすることがごくごく普通のこととなりましたが、ものの半世紀ほど昔のだいたい1960〜80年あたりはなかなかバリエーション豊かな時代でした。チェンバロは現代の楽器に比べると当然ながら「弱い」ワケでして、20世紀後半という時代には「商品」として通用しないと考えられたのでしょうか、ヒストリカルな雰囲気を持たせながらも強固な構造を持ったチェンバロも一定のシェアを確保していました。

このリントホルムの楽器もそのような存在の一つでして、国産の有名なTOKAIスピネットのコピー元だったりします。この手の楽器はかなり台数が生産されたようで残存数も案外と多く、実はピアノな方々がチェンバロの雰囲気を体験するために手軽な方向の一つなのではないかなぁというのがワタクシ筒井の私感でありま〜す。とは言え、肝心の弦をはじく爪の周辺は基本的に合成樹脂でしたから50年も経てばカスカスにwなってしまっており、およそマトモな動作は期待できない状態の個体がほとんどのようです。それを演奏に耐えるように復活させるためには、現代隆盛を極めているヒストリカル楽器の知見を援用して木製ジャックにデルリンの爪に交換、というのが弾く方にとってもメンテする方にとっても最も手っ取り早く確実な手段なんですね〜👌

この楽器は古楽器も製作するわパイプオルガンも弾いてしまうわな調律師の嶋田ひろみさんが、またまた例によっての印西市のピアピットで紹介している楽器です。機種はちょこちょこ入れ替わったりなくなったりします💦ので、ご覧になりたい方はピアピットまでご連絡くださいましね〜。

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

まぁこのような世界が「キワモノ扱い」されること自体は仕方ないこと。ですが、文化・芸術を醸成するにあたっては入り口の多様性ってか〜なり大切なハズでして、このような存在はついつい紹怪したくなってしまうのがワタクシでありま〜す。廻り道って、むっちゃオモシロいと思いませんこと?ヽ( ̄▽ ̄)ノ

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