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2023年12月22日 (金)

YAMAHA G2B 小池岩太郎モデル 1964年製 で、ヤーダスゾーンの「3つの小品, op.98」から、第1曲『エレジー』を

1964年製の YAMAHA G2B 小池岩太郎モデル で、ヤーダスゾーンの「3つの小品, op.98」から、第1曲『エレジー』を弾きました。例によっての ピアピット のオーバーホール、そしてまことに美しい再塗装ですよ〜(*´-`)

このデザインはYAMAHAからレーモンドのデザインとしてアナウンスされたことがないにも関わらず長年根拠なくレーモンドによるデザインと憶測されていましたが、近年YAMAHAが特許庁の意匠登録データなどを精査し直した結果、代表デザイナーを示す「意匠考案者」が工業デザインの重鎮の東京芸大名誉教授だった小池岩太郎氏(1913-1992)であったことが再発見されました。なお「意匠考案者」がレーモンドだった機種は、アップライトの一機種だけだった由。

毎日新聞 2023/3/19
https://mainichi.jp/articles/20230315/k00/00m/040/317000c?fbclid=IwAR2ie2YkxgX8M8xaYgGD6qQrPO5cw7kpsfi47OYWQocs7joepzTgvbSzyUo

*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

作曲のヤーダスゾーンは、ヨーロッパ専門の歴史家たちが恐れをなすほどヤヤこしいとされるシレジア地方の生まれのユダヤ人作曲家です。当時ユダヤ人ということもあってか紆余曲折の末に母校ライプツィヒ音楽院の職を得て、グリーグなど名だたる作曲家を育成して名声を博していたのですが・・・ま〜忘れ去られていますね。なんと、瀧廉太郎が留学先のライプツィヒ音楽院で最晩年(1901年)のヤーダスゾーンの授業を受けた様子を手紙に残していたりします(・o・ゞ

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