YAMAHA U1F 1970年製 で、デュボアの「6つの愛しき小ワルツ」から、第1曲を
1970年製黒塗りの YAMAHA U1F で、デュボアの「6つの愛しき小ワルツ」から第1曲を弾きました。
1970年は昭和45年ですからピアノ業界に限らず日本全体が活気に満ちており、ヤマハとカワイがゴリゴリにシノギを削っていた時代です。そんな時代にしっかり作られた個体の鍵盤蓋周りをカスタム仕上げしました。鍵盤蓋は塗装を剥がしたら綺麗な木目が出てきたのでそれを活かした仕上げ、そして鍵盤両脇の「拍子木」と呼ばれる部品を濃い茶色にしたところ、何やら和風な雰囲気になりました(*´-`)
*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html
Théodore Dubois(1837−1924)は1896年からパリ音楽院院長を務めておりオルガンの世界ではそれなりの知名度はありますが、その他の世界ではほぼ顧みられない存在となってしまいました。楽譜の表紙に「Valses intimes」とありますが、内側の第1曲の冒頭に「Six petites valses intimes」とあるので、邦訳は「6つの愛しき小ワルツ」としてみました。さすがの小洒落た小品集ですよ〜。
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