HUPFER/フッペルのアップライトピアノ(1927年製)で、ベートーヴェン『ピアノソナタ第14番, op.27-2(月光)』第1楽章を
実話をもとにしたフィクション小説『月光の夏』(1993年)そして同年封切りの映画『月光の夏』の中で、太平洋戦争末期にある特攻隊員が出撃地に配属させられる前に是非にと弾いたピアノのメーカー、HUPFER/フッペルのアップライトピアノ(1927年製)で、ベートーヴェン『ピアノソナタ第14番, op.27-2(月光)』第1楽章を弾きました
・・・まぁ史実としてピアノを弾いたのは特攻隊員でなく特操2期の少尉でこの部分は創作なのですが、それを殊更にあげつらうのは野暮w
このアップライトピアノは、大学教授だった方がフランスにいる時に奥様へのプレゼントとしては購入されて戦前に日本に持って帰られたものです。その息子さんから10数年前に引取の話がありその後亡くなられ、遺言にこのピアノはぴあの屋ドットコムへ、とあり、娘さんから連絡あって届いた、何重にも思いの詰まったピアノです。このようなピアノの修復はやはりピアピット、とのことで依頼を受けたという経緯です。
*ぴあの屋ドットコム
https://www.pianoya.com/
このピアノは少なくとも一度オーバーホールされており、木目仕上の上に黒塗装がされていてその塗装に盛大にヒビが入っています。それでも比較的安定していましたので、修復前の音をどうぞ!
*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html
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