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2023年5月16日 (火)

ヴェルディ『椿姫』からジェルモンのアリア "Di Provenza il mar, il suol"(Bar. 木村雄太)

バリトン歌手の木村雄太さんとの共演で、ヴェルディ(1813-1901)の『椿姫』(1853)からジェルモンのアリアです。バリトンはテノールほどにいくらでも役があるw声ではございませんが、やはりこのアリアは超〜有名な定番中の定番ですよね〜。

木村さんは東京藝術大学卒業。大分県出身で、イタリア・フランスオペラのバリトンの役や、フランス歌曲・日本歌曲を主なレパートリーとして活躍中の好青年ですぞ。2023年5月6日、経堂の経堂バプテスト教会での演奏タイム実況で、ウラにちょいと話し声が聞こえたりしているwのは、まぁ、ご容赦くださいませ〜。

*木村雄太HPはこちらです(^^)
https://yuta-kimura.jimdosite.com/

ピアノは、昭和51年(=1976年)納入調律という調律カードが入ったBELTONのアップライトピアノFU33Wです。BELTONは古き佳き時代の国産ピアノ、日本のピアノ製作のメッカであった浜松の冨士楽器/ベルトーンピアノ研究所で作られています。このベルトーンという名称は芸大教授でピアニストであったレオニード・クロイツァー/Leonid Kreutzer(1884-1953)氏によるもので、このピアノの鋳物フレームには誇らしげに<"BELTON" NAMED BY PROF. LEONID KREUTZER>と鋳込んであります。また、古い時代のBELTONの鋳物フレームで<MANUFACTURED SINCE 1937>と鋳込んである写真がネット上には複数転がっております。

BELTONは「国産ピアノの中でとりわけ音色が良い」という定評はあるようですが、かたや「修復にエラく手がかかる」という評価もあるようで、まぁありがちなバラつきなんだろなぁというのがワタクシ個人の見怪でございます。とりわけ、楽器とはもともとの質よりもナニよりも「履歴の個体差」の方が圧倒的にモノを言いますからね〜。

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