1969年製のDIAPASON No.170 で、ライネッケの「家庭の音楽 Hausmusik, op.77」から、第8曲『ロマンス/Romanze』を
1969年製のDIAPASON No.170 の音、例によっての ピアピット のオーバーホール&カスタム塗装です。
DIAPASON(ディアパソン)はよく知られた国産ピアノで、天才技術者の誉れ高い大橋幡岩氏の高い志を実現すべく製造されたのが始まりです。この動画の楽器は1969年製ですので製造の浜松楽器工業がカワイの子会社になって10年あまりのころの逸品です。ピアピット得意のカスタム塗装、今回はシックなツートンです。
曲は、Carl Reinecke(1824−1910)の「家庭の音楽 Hausmusik, op.77」から、第8曲『ロマンス/Romanze』です。ライネッケは19世紀末から20世紀初頭にかけてそれこそ星の数ほど輩出された作曲家の一翼を担う中堅作曲家で、作品番号にして300に及ぶ作品を出版しており、『さまざまな作曲家のピアノ協奏曲のためのカデンツァ集, op.87』と『フルート協奏曲, op.283』そして『フルートソナタ, op.167』がそこそこ有名かと思います。『家庭の音楽 Hausmusik, op.77』は、この時代にさまざまな作曲家がこぞって作曲した親しみやすい佳曲集の一つです。
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