明るい木目の1969年製 YAMAHA U7 で、バダジェフスカの『甘き夢見〜マズルカ』を
明るい木目の1969年製 YAMAHA U7 で、バダジェフスカ(ボンダジェフスカ)の『甘き夢見〜マズルカ』を弾きました。
1969年は昭和44年ですからピアノ業界に限らず日本全体が活気に満ちていた時代、その時代に最高に贅沢に作ったアップライトピアノで総アグラフかつ象牙黒檀鍵盤の逸品です。きっちりオーバーホールした上にグランフィールも取りつけてあり、鍵盤の操作性がグランドピアノっぽくなっていましたよ〜(*´-`)
*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html
*グランフィール、鹿児島の藤井さんの考案です
https://fujiipianoservice.jp/granfeel/
バダジェフスカ/Tekla Bądarzewska-Baranowska(1834−1861)はポーランド出身の女性サロンピアニストで、かの超〜有名な『乙女の祈り』の作曲者としてのみ知られています。『乙女の祈り』があまりにも売れたせいか偽作も数多いようですが、この『甘き夢見』は真作とのこと。この動画で弾いているのはオリジナル版ではなく、作曲者没後の1893年にライプツィヒで出版されたRitterによる平易版です。なお、Bądarzewska は日本では「オゴネク」が付けられている「a」=「ą」を無視してバダジェフスカまたはバダルジェフスカと読まれますが、ポーランド語ではボンダジェフスカまたはボンダルジェフスカという発音が近い・・・というのは、やはり日本人には無用な豆知識w
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