K.KAWAI の1952年製500号グランドピアノで、ショパン『マズルカ op.67-4 イ短調(遺作)』を
ショパンのマズルカ op.67-4 イ短調(遺作)を、小淵沢の「スタヂオぴーの」所蔵、おそらく1952年製 K.KAWAI の500号グランドピアノで弾きました。
「スタヂオぴーの」は小淵沢から車で少〜し北の数十人がゆったりくつろげるスペースで、他にYAMAHAの5号リードオルガンやLPレコード再生装置などもあって、ま〜なんとも心地よくくつろげる場所なんですわ。歩いて数分のところにバブル期に建てられた豪華保養施設(ちょっと昭和風味なのがまた佳しw)もあり、いかにもな観光地めぐりに飽きた方にとってはもってこいの場所ですよ〜(*´-`)
この K.KAWAI の500号はカワイが戦後最初に製品化したモデルで、創業者河合小市晩年の逸品。カワイのHPにも500号グランドピアノの前に座っている河井小市の写真が掲載されています。この500号はフレーム形状が少なくとも2種類確認できますが、この動画の個体は古い方のようです。古い国産ピアノの例に漏れずこの個体もかなり痛んだ状態でしたが、気合い入ったオーバーホールそして再調整のおかげで大化けしており、失礼ながら仰天させられました。
「古い楽器は単なるモノではございませんぜ」というのがワタクシの持論ですが、技術力のみならず愛情を持って丁寧に作業すると楽器ってちゃぁんと応えてくれるんだなぁ・・・と改めて感じさせられました。
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