DIAPASONのアップライトピアノNo.132 (1964年)で、リヒナー『勿忘草/Vergissmeinnicht, op.160-6』を
1964年製の DIAPASON No.132 で、リヒナー『勿忘草/Vergissmeinnicht, op.160-6』を弾きました。
DIAPASON の歴史はいささか複雑ですが、この No.132 は2本ペダルなので相当に古いのは間違いなく、製造番号表によればこの個体は1964年製と判断できました。いつもの ピアピット お得意の再塗装で上品なスノーホワイトに、オーバーホールまでしなくても丁寧に調整しただけで充分に楽しめそうな楽器になりました。
リヒナーの『勿忘草』はいわゆるピアノ名曲集の中でも特に有名(=手ごろw)で、かつてはピアノの発表会でさかんに取り上げられていました。リヒナーは教育的なピアノ曲を数多く作曲しており、いかにも「わたしを忘れないで」な寂しさを単純な「型」に端正に織り込んでいます。このような曲は仰々しく弾くと滑稽になり、かと言って表現を抑えようとすると退屈になりやすく、意外と難物なんですよ〜(^^;;
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