ゴーベール『フルートとピアノのためのロマンス(1905年)』を、100年前のフルートClaude Riveと1905年製プレイエルで
1900年前後のフランスのフルートと、1905年製フランスの PLEYEL の夢の共演シリーズ、今回は石井孝治さんが吹くベーム式フルートの知る人ぞ知る名器、19世紀後半のClaude Riveです。曲は、これまた同時代の名手ゴーベール/Gaubert(1879-1941) が1905年に作曲した『ロマンス』です。
実は、ゴーベールのフルートとピアノのための『ロマンス』は1905年作曲と1908作曲の2曲ありましてともにイ長調、おそらくこの動画で演奏している1905年作曲の方が演奏される機会が多いかと思います。ゴーベールはフルートの世界以外ではむしろパリ音楽院管弦楽団の指揮者としての活躍が知られているフシがあり、蓄音機時代に数々の名盤を残しています。また、都響を振っていた名指揮者ジャン・フルネの師匠だったりもするんですよ〜。
ワタクシがワリと過激な「中古派w」なのはみなさまご存知とは思いますが、この夢の共演シリーズでご一緒しているフルート教室ファルべのお二方が奏でる100年前のベーム式フルートもまた過激に当時の価値観を我々に投げかけてきて最っ高なんですね〜。そりゃもぅ高崎の アトリエ ミストラル で動画収録をしないワケには行きませんで、ひたすらに温かく美しい世界となりました(*´-`)
今度の11月12日14時半開演で、この三人で 笛の音 あ・ら・か・る・と Vol.1 です。どうぞこのしなやかな遊びの世界にお越しくださいませ〜
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