グノー『Prélude/プレリュード』を、1905年製プレイエル3bisピアノ(85鍵)で
グノー(1818-1893) の『Prélude/プレリュード』を1905年製85鍵のプレイエル 3bis(トロワビス)型ヴィンテージピアノで弾きました。
グノーの作品で知られているのは超〜有名な『アヴェ・マリア』ぐらいでしょうが、それなりに有名な作曲家ですから他に作品を描いていないハズはございませんでして。この『Prélude/プレリュード』は1877年の出版ですからこの動画で弾いているプレイエル3bis より少し昔の曲です。取り立てて魅力に満ちているワケでもないフツーの小品ですが、やはり同じ時代のピアノの音色で弾いてみると魅力百倍。まぁ地味であることには変わりないですけどね〜 (*´-`)
19世紀末から20世紀初頭にかけては現代的な科学技術が次々と花開いたタイミングで、ピアノに限らず人間の生活が大変に変化したタイミングでもありました。そしてこの時代に生み出された芸術もまた大きく変化したワケでして、あまたの才能そして魑魅魍魎がそれこそうじゃうじゃと湧いていた時代なんですね〜。この時代はまだまだ「魔力」に満ちていて神秘的なナニかに対する感受性も相当に高かった時代でしょうから、たかが現代日本人がこの時代のピアノを使ったところでそれを強く強く念頭に置いて弾かないと一発で返り討ちされるのが怖く、またオモシロいのでありま〜す (`・ω・´)
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