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2021年10月の11件の記事

2021年10月30日 (土)

中島みゆき 作詞/作曲『御機嫌如何』ピアノソロ:1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)

中島みゆきの『御機嫌如何』を、いつもの1894年製アンティークピアノで弾きました。

『御機嫌如何』は、1987年10月にシングルLPで発売されました(B面は『シュガー』というアジな曲だったり)。そして翌1988年に発売されたアルバム《中島みゆき》に収録されており、1994〜1995年に郵政省「かもめ〜る」のCMソングに使われています。う〜む、一部分を切り取れば暑中見舞いのCMに使えるのは確かですが、実はこの曲、中島みゆき王道wの強がっているのに未練タラタラのオンナの唄なんですよね〜w

この曲、イントロがシャープ5つの嬰ト短調なとこからしれっとフラット4つの異名同音同主平行長調の変イ長調にシフトして歌が入ってくる、という実に魅力的な始まりだったりします。そもそもコレからしてネジくれている雰囲気満載で、題名の『御機嫌如何』にフクザツな意味が込められている暗示となっているのかなぁ、とかなんとか。

 もしも 離れ離れになっても 変わらないと
  あれほど誓った ことばが風に溶けてゆく
  なさけないものですね あなたを忘れました
  女は意外と 立ちなおれるものなのでしょう


あなたを忘れました>とわざわざ言葉にするってぇコトは、全っ然忘れてなんかいないってぇことですよね。それと同時に、特別だった存在やら感情やらが「日々の日常」を重ねることで少しずつ少しずつ脇に追いやられていつの間にか<風に溶けてゆく>というのもまた真実なのでしょうか、成り行きなのでしょうか。

 御機嫌如何ですか
  私は あいかわらずです


これって、まぁ便利というかまるで意味もないというか単なる慣用表現なのですが、だからこそ抽象的で読み手の想像力を掻き立てる詩的表現にふさわしいんでしょうね。それにしてもこの文脈で使いやがるwとはさすがやり手の中島みゆきで、読み手のアタマの中は否が応でも「あいかわらずど〜なのよ???」とならざるを得ないんですね〜。

 泣いてる日もあります 笑う日だってあります
  氷の女発の 手紙をしたためます
  あなたも 私を もう気づかわないでいいわ


来ました来ました。普通の日常を出してから<氷の女>というさすがのパワーワード。直後に<もう気づかわないでいいわ>と強がって見せるのも、さすがの二重三重のねじくれっぷり。う〜ん、これでこそ中島みゆきでありま〜すw

 そうよ日々の暮らしは 心とは別にゆく
  泣きすぎて 血を吐いて 喉でそれでも水を飲む


そうなんですよ〜。どれほど心(に限らずか)に痛手を受けても、喉は乾くしお腹は減るんですよ〜。このままいなくなってしまいたい、と何も喉に通らないハズなのにねぇ。これがまた自己嫌悪に拍車をかけてさらに落ち込むという経験、ワリと誰もがお持ちではないでしょうか。これもまた<あいかわらず>なんですけど、じょ〜だんじゃないっす (´・ω・`)

 御機嫌如何ですか
  私は あいかわらずです
  御機嫌如何ですか
  私を 覚えていますか


最後の一連ですが、この心の叫びはまことに強く痛々しいですね。<御機嫌如何ですか 私を 覚えていますか>というのが主人公の本音なのは明白ですが、これまたフクザツですね〜。「忘れないで」という気持ちと同時に「忘れてほしい」という気持ちも垣間見られますし、振り返って自分がどうなのかというのも無茶苦茶微妙〜なのではないでしょうか。そして安定のシメ。この<最後に>の意味もまた、これを最後に未練を断ち切る意思なのでしょうか、やっぱり最後は忘れられない涙なのでしょうか (´・_・`)

 氷の女発の 手紙をしたためます
  涙で 濡らした 切手を最後に貼ります




*1994年「かもめ〜る」CM

2021年10月26日 (火)

ピアノ工房ピアピット再訪

けっこうひさびさに元気で強力な ピアノ工房ピアピット の動画収録にお呼ばれしましてな。今回は得意のアップライトピアノでした (*´-`)

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実はピアピットのYouTubeチャンネルを一新してこちらに移転したアナウンスも兼ねてなのですが〜
*新しいピアピットのチェンネルです
 https://www.youtube.com/channel/UC82ycVr8NhMYbt7ry1dsgVw

あ〜変わらずのわちゃわちゃ感が愉しくて、こんな紹介動画を作ってみました。
どうぞよろしくです〜(^^)



夕映えがなにげに美しかったんですよ〜

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*ピアノ工房ピアピット(千葉県印西市)
ピアノは本気で直せば古いピアノでも必ずよみがえります
http://www.piapit.com/repair.html

2021年10月24日 (日)

『沈黙は金・雄弁は銀 ACT.1』盛況御礼

昨日(10/23)のピアノコンサート、 沈黙は金・雄弁は銀 act.1 、盛況のうちに終演いたしました。皆さまありがとうございました!

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なんとあり得ないことに雲一つない快晴の一日、理由を考えてみてハタと思い当たったのは、渋谷駅のホーム拡張工事で山手線が止まっていたこと。そういえば、この情報を知ったときに「これで雨は降らないかなぁ」と思ったのでしたっけw

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人間稼業を続けているといろんなことにぶち当たりますが、今般の厄介な疫病だけでなく、疫病に惑わされて我を失ってしまいがちな世間には少なからぬ恐れを感じていることを白状させてください。みなさん、なんかコワくないですか?

あらゆる藝術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。(夏目漱石『草枕』1907(M40)年)

はなはだ僭越ではございますが、この一端でも担えられたとしたら存外の欣びでございます (*´-`)

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2021年10月20日 (水)

Lee Conklin Reed Organ Museum の Estey 社のリードオルガン「Church Model」で、Sydney H. Gambrell(around 1900) 作曲『The King’s March』を

2年前の2019年10月中旬に Reed Organ Society gathering が行われた、ミシガン州の小さな村:ハノーヴァーにある Lee Conklin Reed Organ Museum の動画シリーズ(ちょうど2年前の今日10/20の午前中に一気に10本ちょい録りました(^^)v)継続ちぅ〜。ココには100台ものリードオルガンが展示されており(公開は日曜午後の4時間のみ;;;)、遠く遠くの日本からはるばる訪ねたよしみで(?)まとめて録画する時間を取らせてもらえたのでした (*´-`)

ウォルター・ヘンリー・ルイスの『休日の鍵盤愛好家のための曲集 〜あらゆる機会のために〜』(1914年)には小品が36曲おさめられておりますが、実は玉石混淆で弾き手の理解力が問われるのはココだけのハナシw。その中から第6番、Sydney H. Gambrell 作曲という表記の『The King’s March』を、有名な Estey 社で作られたリードオルガン「Church Model」で弾きました。このころは世界中に厄介な疫病がはびこるなんて夢にも思わずに、 渡邉 祐治 さんと北京&メキシコシティ経由で遊び倒してたんでしたっけw

Estey 社はいわば「リードオルガン界のスタインウェイ」的な存在でして、がっしりした躯体をバッチリ鳴らす楽器がとりわけモノ凄いです。この楽器もいかにも頑丈で周りの楽器よりガタイが一回り大きく、大迫力の鳴りを誇っています。とゆ〜ことは空気も大量に消費して足踏みペダルも重く、懸命に踏んでいるとワタクシの貧弱な身体ではマジで少し浮くんですよ〜w。それが証拠にこの動画では椅子が後ろに後ろにジリジリ下がっているのが観察できますので、どうぞお愉しみくださいませwww

作曲とされている Sydney H. Gambrell は1900年前後に作品番号100を超える楽譜を出版(!)しており、大変にウレた作曲家であったことがうかがえます。問題は人物についての資料が全く検索に引っかかってくれなかったところで、これが本名なのかペンネームなのかさえわからなかったりします。オリジナルは1901年にバーミンガムで出版された『Miniature Recireations, Six Pieces for the Pianoforte No.6, The King’s March』として出版されたピアノ曲で、A-B-A-C-A の A-B-A の部分が採用されています。

2021年10月15日 (金)

Lee Conklin Reed Organ Museum の Western Cottage Organ 社のリードオルガンで、Jean-Baptiste Jaillet(1819-1884) 作曲『Communion』を

2019年の Reed Organ Society gathering が行われた、ミシガン州の小さな村:ハノーヴァーにある Lee Conklin Reed Organ Museum には100台ものリードオルガンが展示されており(公開は日曜午後の4時間のみ;;;)遠く遠くの日本からはるばる訪ねたよしみで(?)まとめて録画する時間を取らせてもらえました。このころは世界中に厄介な疫病がはびこるなんて夢にも思わずに、 渡邉 祐治 さんと北京&メキシコシティ経由で遊び倒してたんでしたっけw

フレデリック・アーチャーの『アメリカンリードオルガン教本』(1889年)の第2巻には小品が70曲おさめられており、なかなか感じ良くリードオルガン用に編集されているように思えます。その中の第2番、Jaillet 作曲という表記の『Communion』を、Western Cottage Organ 社のオルガンで弾きました。Western Cottage Organ 社はイリノイ州Mendotaで1875年創業、1887年に同じイリノイ州のOttawaに工場を移し、1918年に惜しくも火災で失われたメーカーです。

作曲とされている Jaillet は19世紀半ばの作曲家ということ以外にほとんど情報がなかったのですが、なんとか Jean-Baptiste Jaillet(1819-1884) という資料に出会えました。この資料に作品として『Recueil d’Offertoires, d’Élévations Communions et Sorties pour les principales fêtes de l’année』があり、ひょっとするとこの『Communion』のオリジナルはこの曲集からなのかも知れませんね〜。YouTube 上には異なる編曲の演奏が1曲あり、コレがオリジナルだったら愉しいことだなぁと。

2021年10月13日 (水)

湯山昭『お菓子の世界』から第1曲「シュー・クリーム」と第2曲「バウムクーヘン」を、1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

湯山昭(1932- )のピアノ小品集『お菓子の世界』(1974)から第1曲「シュー・クリーム」と第2曲「バウムクーヘン」を、いつもの1894年ベーゼンドルファー製ウィーンアクションのピアノで弾きました。

古今東西のさまざまな楽曲のスタイルを親しみやすく、というネタは誰もが一度は考えるとは思いますが、コレは真の実力の試金石となるほどに難しい仕事ではないでしょうか。その難しさをさらりとコナして150版を数える大ロングセラーの実力は半端なく、楽譜の<まえがき>にありますが、湯山昭氏の子どものためのピアノ曲集というより、大人も子どもも弾いて楽しめ聴いて楽しめるピアノ曲という、大変欲ばった考えで作曲しました。という意図は十二分に達成されているんですね〜。

第1曲「シュー・クリーム」も、第2曲「バウムクーヘン」も、子どもたちのピアノの発表会にはたいてい耳にする曲でした。2曲ともけっして難しくなく、古典派古典派した杓子定規な音の羅列(子どもたちにとってはチェルニーやソナチネアルバムなんてそんなモンでしょw)でなく「それっぽい」充実感も与えてくれる曲だったのでしょうか。まぁ「生徒がつまらなそうにしたらこの曲」とピアノの先生がたが決め打ちしていたフシもございますが、それも大アリで(・x・ゞ

新しすぎず古くもないところを狙うのは多岐にわたる方面へのバランス感覚がないと難しいことですが、この曲集は1974年(元は1973年の連載用作品だった由)当時にしてその任をみごとに果たしたのではないでしょうか。その控えめに新しくオシャレな世界をそもそもがやたらと複雑な響きを持つ1894年製ベーゼンドルファーで弾いてみたところ、まことに滋味深い世界が生まれたような気がします (`・ω・´)

2021年10月11日 (月)

Lee Conklin Reed Organ Museum の Crown リードオルガンで、Jan Waňaus(1837-1893) 作曲『Chœur de Pélerin』を

2年前の2019年10月中旬に Reed Organ Society gathering が行われた、ミシガン州の小さな村:ハノーヴァーにある Conklin Reed Organ & History Museum には100台ものリードオルガンが展示されており(公開は日曜午後の4時間のみ;;;)、遠く遠くの日本からはるばる訪ねたよしみで(?)まとめて録画する時間を取らせてもらえました。このころは世界中に厄介な疫病がはびこるなんて夢にも思わず、アエロメヒコの最安航空券で北京&メキシコシティ経由で遊び倒してたんでしたっけw

フレデリック・アーチャーの『アメリカンリードオルガン教本』(1889年)の第2巻には小品が70曲おさめられており、なかなか感じ良くリードオルガン用に編集されているように思えます。その中の第16番、J.Wanaus 作曲という表記の『Chœur de Pélerin』を、Crown Organ で弾きました。この Crown Organ は George Payne Bent が1880年ごろから精力的に作り始めたリードオルガンの一機種で、Lee Conklin Reed organ Museum では1908-1915年生産としています。

作曲とされている J.Wanaus は正しくは Jan Waňaus(1837-1893) なのですが、この方、チェコ語圏の人物の例に漏れず情報が極めて少なくオリジナルを探すのが厄介この上ないのでありま〜す。この曲の『Chœur de Pélerin』という標題はそもそも米国弁でなく仏蘭西弁であり、しかも仏蘭西弁では本来『巡礼の合唱』は複数形の『Chœur des Pèlerins』である(=合唱だから巡礼も複数人に決まっておるw)ところから、いかにも複雑な来歴でアーチャーの元に届いたのだろうなぁと・・・果たしてオリジナルの捜索は全く見当がつけられずでした。YouTube 上には1曲演奏がございますが、コレと同じアーチャーの『アメリカンリードオルガン教本』第2巻が出典でした。うぅむ残念っ (´・ω・`)

2021年10月 9日 (土)

デオダ・ド・セヴラック『休暇の日々から』第1集の組曲『お城で、そして公園で』から第1曲「おばあさまが撫でてくれる」を、1905年製プレイエル3bisピアノ(85鍵)で

今年2021年はデオダ・ド・セヴラック(1872-1921)の没後100年の節目の年。『休暇の日々から』第1集のメインとなる組曲『お城で、そして公園で』の第1曲「おばあさまが撫でてくれる」を、デオダ・ド・セヴラックが生きていた時代1905年製85鍵のプレイエル 3bis(トロワビス)型ヴィンテージピアノで弾きました。

デオダ・ド・セヴラックは南フランス出身の作曲家で、音楽の学習こそパリで行いましたが、都会風な雰囲気にイマイチなじめなかったのでしょうか、故郷の村にひっこんで教会でオルガンを弾いていたとされています。ドビュッシーに「土の薫りのする素敵な音楽」と評されたところにその傾向の一端が現れているのでしょうね。

デオダ・ド・セヴラックは作曲をダンディ、オルガンをギルマン、という当代一流の名手に師事しておりまして、どれもこれもなかなかどうして地味に複雑だったりします。その中で『休暇の日々から』第1集は、優しく素直なくつろぎがふんだんに聴こえてきますよ〜(・o・ゞ

2021年10月 6日 (水)

リハビリ怪始〜

某事態宣言の怪除にともない、ゆるゆると人間としてのwリハビリ怪始でござい🐌

そして我がお財布のリハビリwのためにも、みなさま方におかれましては 10月23日高円寺14時怪演な、 沈黙は金・雄弁は銀 act.1 にご来場賜りますように臥して、違った、伏してお願い申し上げ候!🙇🏻

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ウチから徒歩2分の二郎インスパイア系にて、野菜ちょいマシニンニクアブラの二辛。リハビリと言いつついつも通りなのはココだけのハナシ🤭

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2021年10月 3日 (日)

Chicago Cottage Organ 社1893年製リードオルガンと1894年ベーゼンドルファー製ウィーンアクションのピアノで、Charles Mayer(1799-1862) 作曲『Jugendblüten/うるはしき青春時代, op.121』から第3曲「酒場の唄」

Adobe Premiere Pro 導入の第1号、2019年12月に録ってアップ用に仕上げたのに忘れていたwリードオルガン動画です。色合いがイマイチだったのでついでにサクッと怪良〜♪

シカゴ・コテージ・オルガン社が1893年ごろに作った大型棚つきリードオルガンで、フレデリック・アーチャーの『アメリカンリードオルガン教本』(1889年)の第2巻から、第56番、C.Mayer作曲という表記の『Festlied』を弾きました。この第2巻には小品が70曲おさめられており、なかなか感じ良くリードオルガン用に編集されているんですよ〜。

さてこの手の曲集には必ず編曲の手が加えられておりまして、オリジナルを探し当てるのはな〜かなか根性(と偶然w)が必要です。作曲家はCharles Mayer(1799-1862) で合っていましたが、果たして絶妙に曲名が変えられており、原曲は24曲からなるピアノ小品集『Jugendblüten, op.121』から第3曲「Trinklied」でした。

この小品集の名称『Jugendblüten』は出版譜の英訳ではナンのヒネりもなく『Album for the Young』とされていましたが、ちょっと待てよと。それならシューマンの「Jugendalbum/子供のためのアルバム」と同じなワケで、いくら150年前の独逸であっても「Trinklied」という「酒場で歌われる歌」が子供のための曲集に入っているのはいかがなモンかw・・・てなワケでリサーチ怪始。Blüteの語感を識者に問うと「結実する前、花盛り」とのこと。こりゃ〜絶っ対に「the Young」でも「子ども」でもないなと。しかるに拙訳は『Jugendblüten/うるはしき青春時代, op.121』から第3曲「酒場の唄」とでも致しましょうぞ。



この手の大型棚つきリードオルガンは100年ちょい昔の北米にはごくごく普通にあった楽器です。見た目はパイプオルガンに匹敵するくらいに派手ですが、実は普通の箱型のリードオルガンの上に豪華な装飾棚(しかも意外と軽いw)を載せているだけなので、構造や機能自体は普通のリードオルガンと一緒と考えて差し支えないのでした。見た目で身構える必要は全〜然ないんですよ〜(・o・ゞ

・リードオルガン修復:渡邉祐治
https://pianoreedorgan.jimdofree.com/

原曲のピアノ曲も弾きました。いつもの1894年ベーゼンドルファー製ウィーンアクションのピアノです。

2021年10月 1日 (金)

Adobe Premiere Pro 導入〜

最新のiMacを入手して一ヶ月ちょい、Adobeにも高い高〜いお布施を貢いでいる💦ので、お布施に変化がないのに導入しないのはあまりにももったいないことには気づいていたのですが、よ〜やっと一念発起して(重い腰を上げてw)動画編集ソフト Adobe Premiere Pro のおべんきょ怪始〜。

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現代のMacに無料で提供されているiMovieではタイトル内で文字の大きさが自由にできないのでワタクシず〜〜〜っと10年ほど昔のiMovieで3分の動画の書き出しに30分もかけていたのですが、iMacM1で Premiere Pro 使うなら速く精密にプロレベルの編集がイケるのは先刻承知なコトで。

ワタクシの動画のスタイルであるタイトルの背景に白グラデーションというiMovieの得意技をPremiere Proに導入するために、Illustratorで透明度のグラデーションを工夫しなきゃなぁと思っていて気が重かったのですが、案ずるより産むが易しとはまさにこのこと。ワリと最近のアップデートでPremiere Proの中で簡単にできる方法が実装されたという情報を首尾よく発見できたのが誠に僥倖でございました。しかもさすがというかできて当然のCreative Cloudで、各種自作ネタをテンプレートとして使い回す方法も簡単だったので乗換完了かなぁと。

今ンとこは(これからもw)鍵盤楽器の演奏動画しか作る予定もなし、「読み込む」→「切り出す」→「色がズレてたら直す」→「別録りの音と合わせる」→「タイトルを入れる」→「書き出す」という動画編集の基本の基本である作業なんつ〜のはやってみりゃ数時間で身につけられますし、アップするためにストックしてあった動画を怪良し直すことで作業にもサクッと慣れましたし、一石二鳥以上の便利さでございました。とっとと始めりゃヨかった、とほほw

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しかもしかも、動画書き出しスピードはどうやら50倍近くになった模様✌✌✌

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