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2021年9月27日 (月)

ゴダール『20の小品, op.58』から第2曲「バラード」を、1905年製プレイエル3bisピアノ(85鍵)で

ゴダール(1849-1895)の『20の小品, op.58』から第2曲「バラード」を、高崎の アトリエミストラル の1905年製85鍵のプレイエル 3bis(トロワビス)型ヴィンテージピアノで弾きました。

ゴダールは多作家の天才として鳴らし、かつては『ジョスランの子守唄』という誰もが知る通俗名曲の作曲者として知られていましたが、今では何曲かのフルート曲の作曲者としてそこそこ知られている程度の作曲家ではないでしょうか。この『ジョスランの子守唄』は、オペラ『Jocelyn, op.100』の中の一曲で、戦前にはフツーに蓄音機で聴かれていたんですよ〜、YouTubeにも昭和6年吹込で藤原義江が近藤朔風の詩に乗せて歌っている音源が上がっています。

『20の小品, op.58』は1881年の作曲です。よくある手ごろな小品集ではありますがどの曲も粒揃いで素敵な魅力に溢れており、この時代の作品集として秀逸なのではないかなぁとさえ思ってます。この第2曲「バラード」は音が少なく長さもたったの2ページですが、名に恥じない物語性をきっちり備えていますよ〜。



19世紀末から20世紀初頭にかけては現代的な科学技術が次々と花開いたタイミングで、ピアノに限らず人間の生活が大変に変化したタイミングでもありました。そしてこの時代に生み出された芸術もまた大きく変化したワケで、あまたの才能そして魑魅魍魎がそれこそうじゃうじゃと湧いていた時代なんですね〜。この時代はまだまだ「魔力」に満ちていて神秘的なナニかに対する感受性も相当に高かった時代で、この時代の独特な空気感は現代の明晰なピアノで弾いてしまうと雲散霧消してしまいがちなのですが、この アトリエミストラル の1905年製プレイエルは的確に手を加えられて適度に弾かれているためでしょうか、霊的な雰囲気を蘇らせることが充分に可能なのでありま〜す (`・ω・´)

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