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2020年12月29日 (火)

ベートーヴェン『ピアノソナタ第11番 op.22』から第2楽章を1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

もう今週末は来年ですよね〜。せっかくのベートーヴェン生誕250年なのにこんな年になってしまったのが残念でならず、せっかくピアノソナタの緩徐楽章串刺しネタを始めたのにだらだらしてロクに進めなかったのも残念でなりません。・・・とゆコトでw、ベートーヴェン(1770-1827)の『ピアノソナタ第11番 op.22』から第2楽章を、いつもの1894年ベーゼンドルファー製ウィーンアクションのピアノで弾きました。

この楽章、9/8拍子かつ Adagio con molta espressione という例によってベートーヴェン先生の容赦ないところ全開wでありま〜す。拍子には「単純拍子」と「複合拍子」があって云々…というのを現代でも音楽の授業で習うかどうかは知りませんが、9/8拍子が「複合拍子」であって単純に3/8拍子が連なっているワケではないこと、専門家スジでもコロッと忘れられることが案外と多い印象がございます。いちにぃさんにぃにっさんさんにっさん」という大きな3拍子で捉えないといかんワケなのですが、コレを Adagio でたゆまずダレずに行い続けるのはなかなか難儀ですよね〜。しかもベートーヴェン先生ってば、この楽章やたらと長く書きやがったしw

そしてさらに con molta espressione ですから、どないせぇっちゅんじゃと。左手の伴奏音型が基本的に同音連打で9/8拍子をキープしつつの con molta espressione ですから、縛りとして相当なモンですね。しかも、タダでさえテンポが揺れるとなんだか「サマにならなく」なってしまうのがベートーヴェン先生の緩徐楽章ですから、なんとも困ったモンです(困ってないw)。それでも金科玉条なのは基本の基本として四声体で書かれていることで、どこでテンポをキープしてどこで con molta espressione な表現をするのかを考えさせてくれる、というまことに教育的な存在でございますね〜 (*´-`)

長い長い時間の淘汰を乗り越えてきた「古典」という人類の財産は、多少の味つけの偏りなんぞモノともしない堅固な「型」を備えていますが、同時にわずかな味つけの偏りでもバレてしまうような「シビアさ」をも備えています。このような楽章を「それっぽくできるかどうか」こそが音楽の理解力の試金石なのであって、指がまわるとか音がそろえられるとかは理解した音楽を楽器で奏でるための「方便」にすぎないのでありま〜す(`・ω・´)

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