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2020年12月25日 (金)

上尾市、聖学院教会の Farrand & Votey 社1891年製リードオルガンで、Alfred Hollins (1865-1942) 作曲『Evening』を

昨日(12/24)の『Morning』に引き続き『Evening』ですよ〜(^^)v

埼玉県上尾市にある聖学院大学のキャンパス内「緑聖伝道所・教会」に新しい聖堂ができたのは2004年とのこと、その際に当時の主任牧師が「教会の名物にする」との意気込みで古いリードオルガンを購入するも一度コンサートを開いたきりでお蔵入り・・・という、ワリとありそうな話がございまして。このオルガンは1891年デトロイトの Farrand & Votey 製の11ストップの堂々たる棚付きリードオルガン、いつものリードオルガン修理の達人、渡邉祐治氏が軽く手を加えただけで例によって柔らかく美しい音色を奏でる存在に化けたというのが100年前のリードオルガンあるあるでありま〜す (`・ω・´)

曲は、Alfred Hollins (1865-1942) 作曲による『Evening』です。この曲は1899年に『Morning』と2曲セットでロンドンで出版されており、両方収録しました。現代は夜でさえ雪でも積もらない限りは静まりかえることは少ないですが、電気が限られた範囲にしかなかった時代のし〜んと静まりかえっていた夜の雰囲気を彷彿とさせる深い響きの曲です。この時代の楽器は全体がふわっと共鳴するものが多いのですが、アメリカの棚付きリードオルガンも全く同じでして、このような楽器は少ない風量で低音を丁寧に鳴らすとえも言われぬ深い響きに包まれるんですね〜。今年(2020年)ならでは(?)の落ち着いたクリスマスになりますように (*´-`)

Hollins はイギリス中部東海岸のキングストン・アポン・ハルに生まれてエディンバラで活躍した盲目のオルガニストとして知られています。ベルリンでピアノをかのハンス・フォン・ビューロー(1830-1894)に師事し、コンサートオルガニストそしてピアニストとしてコンサートツアーも行った由。即興演奏にも長けていて華やかなショウマンシップがウケていましたが、出版された曲はそのような卓越した即興演奏との連関なく単純な構造で喜びに満ちたものがほとんどでした。



・Morning

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