Hugh Blair の「12 Short Voluntaries for the Organ, American Organ or Harmonium」から、『Introductory Voluntary』を、100年前の大型リードオルガンで
イギリスのオルガニストそして作曲家の Hugh Blair(1864-1932)が1909年に出版した「12 Short Voluntaries for the Organ, American Organ or Harmonium」から、『Introductory Voluntary』を、ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで弾きました。
Hugh Blair はイギリスの Worcester(ウスター、ウスターソースのウスターです^^)の聖職者の家の生まれ、同郷の Elgar と親交があり、まだまだ無名だった頃の Elgar のオルガンソナタの初演者だったりします。この時代はまだまださまざまな鍵盤楽器が時と場合に応じて「普通の楽器」だった時代で、小さなオルガンのための作品集が星の数よりまだ多いwほどの作品が日々生み出されて出版されていたんですね〜。ということは玉石混交で石の方が多くなることもまた事実だったりして、ネット上の中古楽譜探索は常にバクチでありま〜す (`・ω・´)
「豊かさ」とは価格の軸だけでなく、多様性という軸でも考えて欲しいなぁといつも思います。初めての土地の食堂に入って見たことのないメニューを見たら、それを発注したくなりませんか? とは言え、チェコ語しか書いてないメニューで知らない単語のスープを発注したらナンの変哲もないクラムチャウダーが出てきた経験もございますのでコレもバクチな気もしますがw ヽ( ̄▽ ̄)ノ
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