Caleb Simperによる「17 Voluntaries for the Organ, American Organ or Harmonium」シリーズの第7巻から、第1曲『Meditation』を「おぶせミュージアム・中島千波館」のヤマハ1923年製リードオルガンで
イギリスのオルガニストそして作曲家のカレブ・シンパー/Caleb Simper(1856-1942)の「17 Voluntaries for the Organ, American Organ or Harmonium」シリーズの第7巻から、第1曲『Meditation』を、YAMAHAの1923年製リードオルガンで弾きました。
このリードオルガンは栗で全国的に有名な長野県小布施(おぶせ)町の「おぶせミュージアム・中島千波館」に2020年7月に納入された楽器で、例によって群馬県館林の渡邉祐治さんによって完全修復、見事によみがえっています。世の中にあまたある「大切な品物だから鍵をかけてしまっておく」という、管理側の都合ばかりを優先させて楽器としての意味を全く無視する姿勢ではなく、流行りのストリートピアノがごとく自由に音を出してもらって愉しんでほしい、というおぶせミュージアムの姿勢はまことに素晴らしく尊いと思います (`・ω・´)
カレブ・シンパーは普通の愛好家にとって親しみやすく平易な作品を数多く作曲しており、それこそむちゃくちゃに「売れて」いたんですね〜。この「17 Voluntaries for the Organ, American Organ or Harmonium」だけでも12冊出版されておりまして、その第7巻の第1曲がこの『Meditation』です。実はこの「17 Voluntaries for the Organ, American Organ or Harmonium」は17曲と銘打っておきながらオマケが入っているものが5冊もあるwという、多作家ってぇヤツはホントにスゴいんだなぁと。この第7巻もオマケが1曲入っています。
« KAWAIのアップライトピアノBL-31(1976年製、PIAPIT修復)で、マクダウェルの「ニューイングランド牧歌集 op.62」から、第4曲『甘いラベンダーの花を持って/With Sweet Lavender』を | トップページ | Caleb Simper の「17 Voluntaries for the Organ, American Organ or Harmonium」シリーズの第7巻から、息子の Roland Chalmers Simper(1889−1917)による『Organ Melody』を、100年前の大型リードオルガンで »
« KAWAIのアップライトピアノBL-31(1976年製、PIAPIT修復)で、マクダウェルの「ニューイングランド牧歌集 op.62」から、第4曲『甘いラベンダーの花を持って/With Sweet Lavender』を | トップページ | Caleb Simper の「17 Voluntaries for the Organ, American Organ or Harmonium」シリーズの第7巻から、息子の Roland Chalmers Simper(1889−1917)による『Organ Melody』を、100年前の大型リードオルガンで »
コメント