クレメンティ『ソナチネ op.36-4』から第2楽章を、100年前の大型リードオルガンで
ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで、クレメンティ(1752-1832)の『ソナチネ op.36-4』から第2楽章を弾きました。
フレデリック・アーチャーの『アメリカンリードオルガン教本』(1889年)の第2巻には小品が70曲おさめられており、なかなか感じ良くリードオルガン用に編集されているように思えます。クレメンティの『ソナチネ op.36-4』の第2楽章をオリジナルの変ロ長調から変イ長調に移調して、オルガンで演奏するために効果的な変更を随所に行っているのがこの動画で弾いている第28番『Andante con espressione』です。
修復は例によって達人の渡邉祐治氏。腕の立つ職人たちが寄ってたかってきっちり作っていた昔の品物はやたらと長持ちするものですが、それをその通りに愚直なまでに丁寧に時間をかけて修復する根気は本邦随一とさえ思わされ圧倒させられます。
・リードオルガン修復:渡邉祐治
https://www.youtube.com/channel/UCSiix1iGPuO6XR54th_BjHw
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