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2020年7月28日 (火)

ブラームス『7つの幻想曲 op.116)』から第6曲を、1941年製ベーゼンドルファー200で

ブラームス(1833-1897)は最晩年の1892年にop.116〜119のピアノ小品集をまとめて書いていまして。その斬り込み隊長『7つの幻想曲 op.116』より第6曲「間奏曲/Intermezzo」を、1941年製ベーゼンドルファー200で弾きました。この楽器は故イェルク・デムス大先生が日本での稽古用として持ってきていた楽器とされており、元はサローネ・クリストフォリ成城、今はサローネ・フォンタナで一般の用に供されています。

この楽器、スタイル自体は戦前のベーゼンドルファー200でかつ響板にあるシリアル番号も1941年製を示しているのにペダルが3本・・・というところから、故デムス大先生がご自分の稽古用として3本ペダルに改造させたのではないかなぁと邪推しています(それ以前に改造されている可能性もモチロンございますがw)。本体の塗装と脚の塗装が動画で見ても明らかに異なるところも、改造されたことを示しているように思えます。それはさておき、故デムス大先生はいわゆる「目利き」の権化のような御方でさまざまな逸話がございますが、さすがはご自身がお使いになるための楽器、素晴らしく優秀な戦前のベーゼンドルファー200です。今では暴れたり疲れたりしてしまっているようですが、それはまぁ一般の用に供されている楽器ですから、多かれ少なかれ仕方がないところですね〜。

ブラームスのピアノ曲は「分厚い」とか「暑苦しい」とばかり評されてしまいがちに感じますが、本当に「暑苦し」かったのか、非常〜に疑問に思っているワタクシでして。プラームスの音の使い方はまぁ確かに独特で「分厚い」ことが多いのは確かですが、そればかりで大作曲家の仲間入りができようハズがないのは自明ではないですか〜。しかも実は、ブラームスはピアノ演奏に際してショパン同様に「柔らかさ」を常に要求していた作曲家で、そこに暑苦しさが入る余地はかなり少ないような気がしてなりません。現代のピアノよりもはるかに「柔らかさ」を表現しやすい戦前のベーゼンドルファーでブラームスの晩年の頑固オヤジっぷりを感じ取っていただけると嬉しいです!(・o・ゞ

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