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2020年6月29日 (月)

チャイコフスキー『四季、ピアノによる12の絵画的描写 op.37bis』から6月「舟歌」を、1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

チャイコフスキーの『四季、ピアノによる12の絵画的描写 op.37bis』の6月『舟歌』を、いつもの1894年製ウィーン式アクションのベーゼンドルファーで弾きました。な〜んとか6月中に間に合いました(^o^;

ときは1875年末からのこと、ペテルブルクで出版されていた月刊誌『ヌヴェリスト(短篇作家)』上に各月の風物にマッチした詩を選んでその詩の性格に合わせた曲を1年間続けて掲載するという、なかなかイキなコラボレーションがございました。したがって作曲は1875年12月から翌年の11月にかけてという計算になり、チャイコフスキーは毎月の締切に苦しんでいた・・・というのが定説で証言もあるのですが、なんとなんと実は実は1876年の5月に既に最後の12月までが完成されていたことがわかっています。ですからこの定説はくつがえされ、証言も偽りであった可能性が高いのでありま〜す(・o・ゞ

この12ヶ月分をまとめて出版したのが、この『四季、ピアノによる12の絵画的描写 op.37bis』で、チャイコフスキーの天才的な音楽での情景描写力がいかんなく発揮されている素晴らしい曲集だと思っています。嬉しいというか困ったというか、チャイコフスキー先生ってばさまざまな楽器の音色や表現力を一台のピアノに見事に詰め込みやがりましてw、その結果、極めて高度な色彩豊かな表現力が演奏者に強要されているのです。エラいこっちゃで(^^;;;;;

1876年当時ロシアはまだ旧暦を使っていたので現代の季節感と1ヶ月ずれているとのことですが、そもそも日本人であるワタクシにはペテルブルクの季節感なんぞ皆無なので逆に無問題。「舟歌」とくればクラシック音楽な世界ではヴェネツィアのゴンドラの歌と相場は決まっているwのですが、この曲はロシアの詩人が描いたロシアの風物に対して作られた曲ですから、ヴェネツィアのゴンドラを念頭に置きつつあくまでもロシアの岸辺がイメージされていることぐらいの妄想力はハタラかせたいものですね〜 ヽ( ̄▽ ̄)ノ

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