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2020年6月19日 (金)

チャイコフスキー『子供のアルバム op.39』から第24曲「教会にて」を、100年前の大型リードオルガン&1894年製ベーゼンドルファーで

ウォルター・ヘンリー・ルイスの『休日の鍵盤愛好家のための曲集 〜あらゆる機会のために〜』(1914年)には小品が36曲おさめられておりますが、実は玉石混淆で弾き手の理解力が問われるのはココだけのハナシw。その中からチャイコフスキーの『In the Church』を、ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで弾きました。

原曲はチャイコフスキーの『子供のアルバム op.39』の最後、第24曲「教会にて」です。この原曲の英訳題名は “In Church” で、編者はナゼか the を付け加えて "In the Church" としていますが他はとくに目立った改変は行っておらず、まぁおそらく伝言ゲームが発動されたにすぎないのかなぁと。

『子供のアルバム op.39』は、当時7歳の甥っ子に捧げられています。この曲集、教会に始まり教会に終わっているのがなるほどで、しかも7歳の子供が出会うであろうさまざまな日常の情景描写はさすがのチャイコフスキー、見事の一言です。この『教会にて』は教会ですから当然ながら徹頭徹尾オルガン的な表現にあふれており、響きの良い楽器で息をあまり使わずに静かに弾くと素晴らしい雰囲気が出ますよ〜(・o・ゞ

にしても、この楽器のてっぺんが顔文字に見えてしまって、しばらくニヤニヤが止められなかったワタクシってば(・x・ゞ



ピアノもリードオルガンも鍵盤楽器ではありますが、当然ながらそもそもの性格が異なりますから得意不得意も向き不向きもございます。そしてそこには弾き手という人間が必ず介在しますから、ハナシがやたらと複雑になりオカルトも介在しやすくなります。この複雑さこそが芸術の愉しさでして、「ピアノだから〜」とか「リードオルガンだから〜」とか単純に割り切ってしまうのはもったいないと思います。複雑な系を単純化することは理解するためにある意味必要ではありますが、その単純化の過程で必ずナニかが抜け落ちることを忘れてはならないでしょう。なかなか厄介な永遠の課題ですよね〜〜〜 (`・ω・´)

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