Lee Conklin Reed Organ Museum の Farrand & Votey 社製リードオルガンで、S.S.Wesley(1810-1876) 作曲『Solomon’s Prayer』を
2019年の Reed Organ Society gathering が行われた、ミシガン州の人口450人弱の小さな村:ハノーヴァーにある Lee Conklin Reed Organ Museum には100台ものリードオルガンが展示されており(公開は日曜午後の4時間のみ;;;)、遠く遠くの日本からはるばる訪ねたよしみで(?)まとめて録画する時間を取らせてもらえました。
フレデリック・アーチャーの『アメリカンリードオルガン教本』(1889年)の第2巻には小品が70曲おさめられており、なかなか感じ良くリードオルガン用に編集されているように思えます。その中から、Samuel Sebastian Wesley(1810-1876) 作曲の『Solomon’s Prayer』を、デトロイトの Farrand & Votey で作られたリードオルガンで弾きました。
この『Solomon’s Prayer』はオルガン用のオリジナル曲ではなく、もとはアンセムと言われる教会用4部合唱として1869年に『The Musical Times and Singing Class Circular』に発表された『O Lord, my God(Solomon’s Prayer)』です。アーチャーの編曲では明らかな音の誤りが一ヶ所と音楽的に微妙な違いが一ヶ所ありますが、ワタクシの感覚ではアーチャーの勇み足ではないかなぁと思います(^o^;;;
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