自動演奏ピアノ110年の歴史をたどる聴き比べコンサート@ピアノプラザ群馬
昨日(9/15)はひさびさに高崎のピアノプラザ群馬を訪問。SP時代のピアノ録音の発掘&再評価に命を懸ける サクラフォン の 夏目久生氏 と超絶ピアノヲタクな 松原聡氏 による、1916年製スタインウェイロール式ピアノ、ヤマハ・ディスクラヴィア、スタインウェイ"SPIRIO" の3台を使って自動演奏ピアノ110年の歴史をたどる聴き比べコンサートなんて、世界広しといえどもなかなかナイですからね〜 (`・ω・´)
100年前の自動ピアノは紙に孔を開けて演奏を記録するという現代人にとっては冗談のような機構ですが、さすがにこの時代の人類の血と汗と涙と怨念が込められているだけあって、コレがむちゃくちゃすんげぃんですわ。とりわけ、ショパンの衣鉢を継ぐフランシス・プランテ(1839-1934) の「華麗なる大ポロネーズOp.22」にはシビれさせられっぱなし。
まぁ、現代人である限りは簡単には逃れられないであろう「揃える」という方向性のもたらす功罪、どのように自分の中で折り合いをつけていくかが大変に難しいことも同時に突きつけられました。どないせぃっちゅ〜んじゃw
« 中島みゆき 作詞/作曲『ひとり上手』ソロ:モーツァルトの旅行用クラヴィコード(1763, J.A.Stein)の複製(2002年)で | トップページ | 古き佳き時代をめぐる旅路@大宮公園 »
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