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2018年9月 8日 (土)

ドヴォジャークの誕生日によせて『ワルツ集 op.54』から「第1曲 イ長調」を、チェコのペトロフによる中型アップライトピアノで

本日(9/8)は、チェコの作曲家ドヴォジャークの誕生日ですよ〜(・o・ゞ

ドヴォジャーク『ワルツ集 op.54』から「第1曲 イ長調」をチェコのペトロフによる中型アップライトピアノ(127cm)で弾きました。ドヴォジャークはかなりの数のピアノ曲を書いておりますが、なかなか耳にする機会はございません。一般的なピアノ語法といささか異なり、弦楽合奏をピアノに置きかえたがごときドヴォジャーク特有の雰囲気の作り方をしていることもあって「妙〜な弾きにくさw」があることは確かですが、この世界、なかなか魅力的ですよ〜。

さてこの動画で弾いているペトロフ社のアップライトピアノ「P127NEXT TB」はモダンなデザインのピアノです。ペトロフ社も現代のメーカーですからこのようなモダンなピアノも作っており、さすがにチェコの秀逸なデザインセンスを感じさせられます。無論デザインばかりではなく、そもそものペトロフのアップライトピアノらしく一般的な「アップライトピアノのイメージ」をはるかに逸脱wした高いレベルの楽器、という基本は当然おさえられています。「アップライトピアノは構造上音質が変えられない」と仰る方々、これをお聴きになってもそのように仰りますか? (`・ω・´)シャキーン

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ペトロフは今でも「昔ながらの素性の良い」アップライトピアノを「昔ながらに普通に」作っており、その真の力量を引き出しているのが日本のピアノプレップの山内氏。中型のアップライトピアノでこれだけの低音が鳴り響かせられて雰囲気の変化も引き出せるのは、この現代の新品ピアノでそうそうあるモンぢゃございません。海外の一流品は得てして工場出荷時のオリジナル調整(と言うのか?w)だけではその製品の真価が発揮されず、日本人が「ジャパンクォリティ」で再度精密調整をすると大化けする・・・ということ、さまざまな分野で耳にするような気がいたします。まぁちょっと微妙な気持ちにもなりますけどね(・x・ゞ

・・・そう言えば、イタリアのファツィオリの真の力量を引き出してショパンコンクールに持って行ったのも日本人調律師の越智氏ですね〜。ピアノプレップの山内氏もピアノフォルティの越智氏もやっている基本は同じ。「ゴ マ か し を 排 し て 基 本 的 な 調 整 の 方 向 を ひ た す ら 丁 寧 に」というマトモに時間をかけた精密調整、というところこそがミソであります。普通に作っているだけにチェコ人たちが実は知らない真の力量wを引き出しているのが日本のピアノプレップであること、日本人として誇りに思います。

チェコ製ピアノ「ペトロフ」専門店
 ピアノプレップ:http://www.pianoprep.jp/
ファツィオリ(Fazioli)日本総代理店
 ファツィオリ・ジャパン:https://www.fazioli.co.jp/

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