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2018年5月21日 (月)

ブクステフーデ『パッサカリア ニ短調 BuxWV161』を、1954年製ヤマハ五号リードオルガンで

ブクステフーデ(c.1637-1707)の有名な『パッサカリア ニ短調 BuxWV161』を、おなじみ渡邉祐治氏による丁寧な修復でよみがえった、1954年製ヤマハ五号リードオルガンで弾いています。この動画は2018年5月13日に中野の Space 415 にて行った、古楽かふぇのイベント「触ろう&聴こう リードオルガン 〜古楽かふぇ 体験&コンサート〜」の実況です。

ご存知、この曲はもとは足鍵盤付の大〜きなパイプオルガン用の作品ですが、10年ほど昔に4オクターヴの小〜さなチェンバロ用(!;;;)に編曲する機会があり、その楽譜が発掘できたのが演奏するきっかけでしたw。構成自体をオリジナルと変えている箇所もありますので、YouTube上の原曲にあたって比べてみるのもまた一興かと(・o・ゞ

現代は電気式送風機wのおかげでオルガニストは「風の送り方」を考えずとも「音は出る」ようになりましたが、実はそれはオルガンが管楽器であることを無視しても大丈夫になったということでもあります(便利になると人間って退化しますからね〜)。何百年も昔に電気が使えていたハズはなくw、本来はどんなに大きなパイプオルガンでも人間が風を送っていました。風の送り方は管楽器で言えば息の送り方ですから、人力送風のオルガンを知らないオルガニストが意外と少なくない現代って・・・実は大きな問題だったりします。とは言え、現代ではパイプオルガンで人力送風を体験するのは簡単ではなく、それならばリードオルガンを体験することに俄然意味が生まれるはず・・・と思ってはいますが、世間の風はなかなかに冷たかったりw

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