ベートーヴェン:6つの変奏曲 op.34 のテーマを、ヤマハ製39鍵リードオルガンで
ベートーヴェンの「6つの変奏曲 op.34」のテーマを小さなベビーオルガンで弾きました。いかにもベートーヴェンらしい印象的な「減7」の和音がリードオルガンの音色でバッチリ効果的に鳴っていますよ〜 (`・ω・´)シャキーン
100年以上昔から戦前ぐらいまで、実は想像以上に市井の人々のあいだには足踏み式オルガンは普及していまして、音域が狭く小さく持ち運びも簡単なベビーオルガンも数多く作られていたようです。このような手軽なリードオルガンは国産アップライトピアノが量産されて価格も下がって爆発的に普及する以前、鍵盤楽器の一翼を担う大切な楽器だったんですね〜。
この動画で使ったベビーオルガンはおなじみ 渡邉祐治 氏の修復による1927年ヤマハ製、特に音域が狭くたった39鍵盤。ですがこの音域は、ヘ音記号の一番下の「ファ」〜ト音記号の一番上「ソ」までの3オクターヴと一音という、上下二段の「大譜表」の音域を 加 線 を 使 わ ず に フ ル に カ バ ー す る「完璧な音域」なのです!
さて、いよいよ今週土曜12/2(明後日だw)、高崎の アトリエミストラル にて13時スタート、 リードオルガン解体新書 です。
マトモに修復されたリードオルガンの音をナマで聴ける機会はなかなか日本には存在せず、しかも今回は楽器の解体&組立&演奏が体験できるという、まさに希有の機会です。ご予定を吹っ飛ばしてでもw、高崎にGo!!
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